奥社の参道脇を流れる川
昨日は長野市へ行ったついでに、戸隠神社まで足を延ばした。神社の予備知識もないまま出掛けたため、戸隠神社と言っても5社よりなっていることなど知らず、宝光社は素通りし、中社(ちゅうしゃ)、奥社を参拝するだけで精一杯、時間切れとなってしまった。積雪もかなりあり、特に奥社の参道は上に行くほど急になり滑り、恐らくツボ足では、入笠山に登るよりも困難だと思ったほどだ。時間も遅くなり、帰ってくる参拝客はいたが、後続者は1名だけだった。それにしても若い参拝者が多く、果たして彼ら彼女らが全員奥社まで、杉の古木が並ぶあの滑る雪道を登りおおせたのだろうかと疑った。登るのも大変だが、下るのはより技術が要っただろう。
夕暮れが迫る神殿から、雪を被った戸隠の岩山を霧が絡む幻想的な雰囲気を目にしたし、神社の森一帯に漂う淑気と言ったものも存分に吸い込むことができた。そう感じて、満足して帰ってきた。
中社の鳥居(名神式=出雲系?)
中社の杉の大木
奥社の参道、片道約2キロ
きょうはこれから大急ぎで、入笠まで行ってみる。
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