入笠牧場その日その時

入笠牧場の花.星.動物

     ’23年「秋」(27)

2023年09月05日 | キャンプ場および宿泊施設の案内など

 
 9月に入った途端に、秋雨前線などという言葉を耳にした。午前6時15分、ここから見えている森の中段から上は薄く霧に覆われ、その上空はどんよりと曇っている。静かな秋の朝だ。鳥の声もしない。
 信頼している雨量・雲量情報によれば、天気はこれから回復していくようだが、悪くても昨日並みの小糠雨程度で、外の作業に影響はないだろう。
 
 きょうは下から応援が来て、牛たちを第4牧区へ移すことになっている。彼らが来る前に、第1牧区の和牛を追い上げ坂まで誘導しておきたいと思っているが、うまくいくだろうか。第2牧区の乳牛も和牛と同じ牧区へ持って行くべきか悩ましいところだが、場合によってはそのまま今の牧区に残しておくことも考えておいた方が良いかも知れない。
 中間検査時に上がってきた4頭の和牛は異常なほど警戒心が強く、一番手古摺ることが予想されたが、うまい具合に昨日の夕暮れ時に追い上げ坂に閉じ込めることができた。

 疲労が溜まっている。昨夜も8時ごろだったろう、いつの間にか眠ってしまい、夜中に一度目が覚めたがすぐにまた寝入って、今朝の起床時間は6時近かった。どうも7時間、8時間の睡眠時間では足りず、9時間は眠らないと満足できなくなっている。この年齢になって、眠り呆けてばかりいては勿体ないという気もするが、それだけ身体を動かしているからだろうと思えば納得でき、睡眠時間を減らそうとまでは思わない。
 過去21週間の平均歩数というのが約7千200歩で、この歩数は昨年とほぼ同じらしい。これに関しては内心満足している。1歳年を増やしても、仕事量には影響しなかったという理屈になるし、起伏の多い牧場内の歩行としては、充分な歩数だと自賛さえしたくなる。
 止まれ、自賛が高じて、春の温泉行で湯渡り党の党員各位に足の裏の土踏まずまで見せて脚力を自慢し、大いに嗤われたりしたから、これについては少し自重しなければいけない。

 きょうはそんなわけで、これから牛さんのご機嫌伺いに行ってくる。少し天気が良くなって青空が見えてきた。

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 本日はこの辺で。


 


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