入笠牧場その日その時

入笠牧場の花.星.動物

冬の入笠牧場 (5)

2014年01月07日 | キャンプ場および宿泊施設の案内など

 天気:晴、気温:マイナス3度C(昼)

 あけましておめでとうございます。
 今年は当入笠牧場にとりましても、さまざまな問題・困難が待ち受ける年になりそうです。今後も牧場存続のために努力を続けてゆきますが、入笠牧場、同山小屋「農協ハウス」及びキャンプ場、そして周囲の美しい自然に対しまして、皆さまのご支援をたまわりますようお願いいたします。

 例年、正月の間に年始登山を真似て入笠に登っていたが、今年はそれが6日に。珍しく同行者がいて、そのN君の都合もあり、日帰りの入笠と決まる。
 やらないと決めていた年取り正月のことなど結局そうもいかず、その結果、食材や料理が多量に残ってしまい、それの始末が終わるまでは幾日も家を空けたくなかったので、それでよかった。

                 
 
 
 前回登ったときに、「ど日陰の曲り」少し手前までは高遠興産の除雪を期待できると知っていたが、「焼き合わせ」から先は薄っすらと新雪が積もっていて、轍も判然としない。
 予定地で車を降りてからは、スノーシュー(ズ)で快調に行き、1時間少々で小屋に到着する。弁天前で、富士見から入笠登山口を経由して来たのだろう、キャタピラーの跡に驚いた。林業の関係者のものだろうか、まだ新しい。

 周囲は昨年のクリスマスに来て以来それほどの変化はない。今回も雪の上にたくさんの動物の足跡があって、何だかそれらがどれも妙に忙し気に見えて可笑しい。西へ向かう飛行機が、高い空を短かい飛行雲を残して音もなく去っていく。大気は張り詰めているようでいて冬の日に溢れ、寒くは感じない。N君感動。
 最初から帰りは下戸のN君に運転を任せて、雪の上でビールをたらふく飲もうと決めていたのに、ほとんど今回はそのために登ってきたようなものだというのに、肝心のビールを忘れてしまった。小屋に残しておいた冷えてドローとしたシーバス(ウイスキー)をストレートでごくり、ごくりと飲んだら、これはこれで結構。で、マル!雪の小宴開始。 N君呆然。

 昨年の11月1日のブログで、小屋の最少宿泊者数を1泊10名としましたが、ハードルが高いとのご意見が幾つかありました。この件につきましては、ご相談ください。5人で2泊というのが、こちらのおよその想定でした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする