布屋忠次郎日記

布屋忠次郎こと坂井信生の日記

竹島問題、日本政府は何を遠慮しているの?

2008-05-28 23:18:49 | 日本
文科省が新学習指導要領の中学校社会科の解説書に、竹島を「我が国固有の領土」と盛り込むことを検討している件で、日本政府は韓国政府の照会に対し「記述内容は未定。方針を決めた事実はない」などと回答していると。

何を遠慮しているの?
せめて「記述内容は未定。方針を決めた事実はない。しかし解説書に書くかどうかに関わらず、竹島が日本国の固有の領土であることに代わりはない。そもそも貴国に照会されるいわれがない」くらい言えないものかね。

東北福祉大学野球部が神宮進出

2008-05-28 23:10:21 | 野球
すでに先週のことなのだけど。
18日に仙台六大学野球の春季リーグ戦で、わが母校東北福祉大学が4季連続54度目の優勝を決めました。
                   

春季リーグのMVPには、打点王(14打点)の佐藤勇治外野手(岩手・専大北上高出)が選出されています。河北新報

全日本大学野球選手権は6月10日から。東北福祉は、四国地区大学野球連盟の愛媛大と1回戦で対戦。ともに2年生ながら5勝0敗だった左腕森山と右腕桑鶴が、神宮でもあばれてくれることを期待。(でもトーナメント表によると、勝ち上がらないと神宮球場では試合できないのだけど。最初の会場は東京ドームだ。)

1991,2004に続く、3度目の全国制覇を目指せ!
でもってその勢いで、秋の初優勝まで目指せ!

千秋楽の結末

2008-05-28 22:51:58 | 相撲
五月場所の表彰式、初優勝した琴欧州は、「君が代」の演奏に声を合わせていたそうだ。「何となく歌えるようになったんだ。もともと歌は下手なんだけどね」とのこと。
日本人としてはうれしいねぇ。寿司喰いねぇ、茶ァ飲みねぇ、って気分になる。

それはそれとして、千秋楽結びの一番のあとの、朝青龍と白鵬の一件。
役員室のテレビで一番を見ていた北の湖理事長のコメントが報道されている。いわく「(朝青龍のドシンは)ダメ押しじゃない。勝負はとっさにつくものだから。カーッとしている白鵬の方がおかしい
私なんか素人として見ていて「朝青龍!それはやばいだろ!」と思ったけど、経験者、プロはそう見るんだな
言われてみると朝青龍のドシンは、白鵬の体勢が崩れたあと、「うわ、まだ勝負ついてない」とあわてて追撃したようにも思えなくもない。白鵬に向き直られたときの朝青龍の顔は、「え?何で睨まれるの?」という表情には見えても、ダメ押しして「思い知ったか」という表情には見えなかったと思う。あとで「殴られるかと思った」とコメントしてるし。

ただし、横綱審議委員は、北の湖理事長と違って、相撲を知らない。「相撲観戦」のプロではあっても「相撲」のプロではない。そして横綱審議委員会の結論は「両成敗にしろ」というものだった。
ここですごく意外だったのが内舘氏のコメント。「(北の湖理事長の)『流れ』っていうこと(説明)になると、実際に(相撲を)取ったことがない人には、わからないですよね。だけれども、そのあとに2人が土俵上でにらみ合うっていうことに関しては、これは両成敗でしょうと。」
なんかこの人、朝青龍を目の敵にしているだけの人だと思ってたけど、そうでもないんだな。ドシンまでは北の湖という「相撲のプロ」の説明を受け入れ、ただそのあとのにらみ合いについては「相撲の観戦のプロ」として一言申し上げる、と。

で結局、横綱審議委員会の「両成敗にしろ」の決定によって北の湖の裁定は覆された。白鵬の親方に注意だけだったのが、27日に両横綱にそれぞれ厳重注意がおこなわれた。
横綱審議委員会は相撲協会の理事長の諮問機関なのだそうだ。ということは、北の湖理事長は横審の答申を厳粛に受け止める必要がある。でも、「相撲観戦のプロ」かもしれないが土俵にあがったこともない横綱審議委員会によって、相撲経験者の理事長の判定が覆されるというのは、なんか違和感がある。

この違和感は、少し前にどこかで感じたような。

ああ、そうだ。皇室典範改正論議のときだ。
あの時、皇室のことも日本の歴史のことも何も知らない、つまり当事者能力のない委員たちによって、当事者である皇室にに何の相談もなく発言すら許さずに、皇室のあり方が変更されそうになった。あの時の違和感とすごく似てる。

ただ一点だけ違うのは、横綱審議委員会は「相撲をとる」ということに関しては当事者能力はないけれど、「相撲を観戦する」ということに関しては当事者中の当事者ということ。あの場面を見た観客や視聴者の「両成敗だろ」を汲んだということかもしれない。大相撲は「お客様(視聴者)あってのスポーツ興行」なのだから、「見るプロ」の意見はやはり大事にしなきゃならないのだろう。

5月場所、朝山下は

2008-05-28 22:26:27 | 相撲
元ホスト力士・朝山下。
5月場所の3日目に前土俵に出て、さて結局どうなったのかなと思ったら、前相撲に出た新弟子くらいじゃ相撲協会のサイトにも名前が出てこない(私の探し方が悪いのか?)。

ようやく見つけた高砂部屋の所属力士の5月場所星取表によると、朝山下は前相撲1勝3敗でした。

3日目は倍の体重の大木下(九重部屋)に秒殺されたものの、4日目は田島(芝田山部屋)からプロ1勝目。
アマチュア相撲の経験もないんだから、「プロ1勝目」という以前に、試合で初勝利だね。
その後は5日目と6日目に黒星で、上述の通り1勝3敗。でも中日にめでたく新序出世力士として披露されました。
新序出世力士は8人(うち1人は再出世)。SANSPO.COMの写真では、話題の経歴ということでか朝山下がアップだ。はじめて顔を見たけど、やっぱり「お相撲さん」として見るには華奢なくらい細い。けど、背が高いなぁ。文字通りの「ソップ(鶏ガラ)」だ。
「背が高くて軽い」ということは、対戦相手から見れば「懐にもぐりこみやすくて、崩しやすい」ということになるのだろうか。でもこれで、これで次の名古屋場所では番付で序ノ口に名前が載るわけだ。
披露では、兄弟子の西小結・朝赤龍の化粧回しをつけて土俵に上がったとのこと。まずは、後援会ができて化粧回しをつくってくれるようになるところまでがんばれ。

高砂部屋サイトの朝山下のページ