布屋忠次郎日記

布屋忠次郎こと坂井信生の日記

アンネ・フランクのクリスマスカード?

2008-05-10 08:58:42 | ニュース
先日、「アンネの日記」の作者とされるアンネ・フランクの署名が入ったクリスマスカードが発見されたそうだ。
http://www.afpbb.com/article/life-culture/life/2382478/2860005

「アンネの日記」自体を読んでいないのでなんともいえないのだけど。
アンネ・フランクって、ユダヤ人ですよね。なぜにクリスマスカード?欧州にいる間にキリスト教に改宗してた?

キリスト教の風習を取り入れるように、クリスマスに時期が近いユダヤ教の祝祭「ハヌカ」の際にグリーティングカードやプレゼントのやりとりをするようになったのって、わりと最近だと思うのだけど。

ところでこのクリスマスカード、まさかボールペンで書かれていたりはしないだろうな。

北京五輪に賛同した萩本欽一氏

2008-05-10 00:03:38 | 日記
連休中に書きかけたものを棚卸し中。というわけで、旬を過ぎた文章がもう少し続きます。

たぶん十年以上も昔のこと、「日本が大統領制になるとしたら誰なら」という話をしていた時。「米型は難しいが仏型の大統領なら、萩本欽一ならたいていの人は『欽ちゃんがそう言うなら、まあ取りあえず聞こうか』になるのでは」と言ったやつがいて、なるほどと思った。特にファンではない私でも、「まあ、欽ちゃんが言うなら一回話を聞こうか」とは思うだろうと。

ずいぶん昔のこと、中国政府のチベット弾圧について欽ちゃん、もとい、萩本氏が支持するより前のことだ。
萩本氏がチベット問題をどう考えているか、また「中国がチベット民族を蹂躙してる」というのが事実かどうかに関係なく、この状況で聖火ランナーを務めたことは「この件では中国政府に何も言うべきことはない」と支持を表明したことに他ならないのだから。

そういう状況を招いたのは中国政府なのだし。

チベット問題について「中国が悪い」と決め付けるつもりはない。私の主観は「どうせ中国政府はやったに決まっている。独裁政権がそういう思考回路だってことは歴史が示している」と断じたい。が、今回もそうだとそう決め付けられる判断材料はない。
問題はまず、判断材料がないこと、つまりマスコミをシャットアウトして報道統制しているという一点にある。一党独裁の、しかも主権が民でなく党にある国に「国外のマスコミや機関に自由に調査させる気はないが、事実は党が発表しているとおりです。」と言われて納得するのは、日本では朝日新聞と、萩本氏をはじめ聖火ランナーをつとめた方々だけでしょ。
(中国政府の情報公開が進まないままで)開会式に福田首相が出席するなら、日本政府も加わることになるけど。

五輪は「スポーツの祭典」ってことにしたらいいんじゃないかなぁ。
「スポーツと平和の祭典」にしようとするから、開催国が政治ショー化したくなるんじゃないの?