医科歯科通信  (医療から政治・生活・文化まで発信)



40年余の取材歴を踏まえ情報を発信

9日間で4回歯を治療した安倍晋三首相 

2014-08-28 08:48:08 | 医療と介護
歯科医師が症状を分析

NEWS ポスト セブン 2014年8月26日 7:00

 歯痛は厄介だ。夜は眠れないし、仕事をしていても集中力がなくなる。ゴルフなんてしようものなら、スコアがまとまらず苦労する。普通は歯医者に行けば、痛みは大幅に緩和される。だが安倍晋三首相の場合、ただの歯痛ではないらしい。
 安倍首相は中南米訪問から帰国した8月4日、羽田空港に到着して皇居で帰国の記帳を済ませると、そのまま衆議院第1議員会館内にある「歯科診療室」に駆け込んで約30分間治療を受けた。その慌ただしさから、政府専用機内でよほどの痛みに悩まされていたと想像できる。
 痛みは簡単にはひかなかったようだ。同じ歯科診療室に翌々日の6日、そして11日にも通い、翌12日にも静養のためにお国入りした地元・山口でわざわざ支援者の歯科医に診てもらっている。
 では、9日間に4回も治療しなければならないとなると、どんな症状が考えられるのか。歯科医師の杉山正隆氏はこうみる。
「短時間の診療を頻繁に行なっていることから想像すると、歯根嚢胞(のうほう)、根尖(こんせん)性歯周組織炎といった歯周病関連の可能性があります。
 あるいは『フィステル』。これは歯の神経を取った場所に菌が入り歯茎の一部におできのようなものができる症状です。とても痛く、ストレスや体調不良で悪化しやすい」
 官邸内部でも、首相の歯の異変は「ストレスが溜まっているのではないか」という見方が強い。
「総理はストレスを感じると歯にくるようです。昨年4月にロシアを訪問した際にも、ここ一番と臨んだプーチン大統領との首脳会談直前に歯のひどい痛みを訴えて、現地で歯医者を探せと大騒ぎになったことがある」(側近の1人)
 これには後日談がある。ロシアからの帰国後、治療を受けた現地の医療機関から高額の請求書が届いたのだ。首相自身が、昨年9月に開かれた日本歯科医師会のパーティの挨拶でこう語って会場を沸かせた。
「いよいよプーチン大統領との会談という時に、奥歯が痛くなった。あとで請求書を見て、やっぱり日本の皆保険は素晴らしいと思い、制度の断固維持を決断しました」
 強いプレッシャーやストレスに直面すると「歯に症状が出る」という人は少なくない。安倍首相の置かれた状況を見ると、支持率はジリジリ低下し43%と過去最低に(時事通信調査)。看板のアベノミクスはここに来て消費増税による大幅な落ち込みが顕在化するなど前途多難だ。そのうえ首相就任以来、50か国近くもの外遊や国内視察のハードスケジュールを詰め込んでおり、疲れが溜まっているのは間違いない。
※週刊ポスト2014年9月5日号

公文書は原則「自死」に 仙台市指針、例外も規定

2014-08-28 08:46:56 | 医療と介護

共同通信社 2014年8月26日(火) 配信

 仙台市が公文書などで自殺を「自死」と言い換える基準のガイドラインを作成し、25日から運用を始めたことが分かった。原則として「自死」を使うと定める一方、命の重さを強調し、自殺を思いとどまらせるための文書は、例外的に「自ら命を絶つ行為」などと表現を工夫することにした。
 「自らを殺す」との表現に傷つけられるとして、見直しを求める遺族に配慮した。全国約1800人の遺族でつくる「全国自死遺族連絡会」によると、自治体によるガイドラインの作成は全国でも珍しいという。
 対象は、市や市教育委員会の作る全ての文書で、内部文書や広報物も含む。例外の表現を設けたのは、「自死」では「重大さが伝わらない」との意見もあったため。「自殺対策基本法」など法律や公的機関の名称、「自殺死亡率」といった統計用語は言い換えない。
 遺族連絡会の田中幸子(たなか・さちこ)会長は「自治体のガイドライン作成は聞いたことがない。遺族への理解が深まる大きな一歩になる」と話している。
 自殺の呼び方では島根、鳥取両県が昨年、公文書での「自死」使用を決め、宮城県も今年1月に言い換えを始めたが、詳しい基準を定めたガイドラインは作っていないという。

カジノ依存は手ごわい

2014-08-28 08:45:13 | 医療と介護
香山リカのココロの万華鏡


毎日新聞社 2014年8月26日(火) 配信

 先ごろ、パチンコや競馬などの賭け事をやめられない「ギャンブル依存症」の疑いがある人の国内推定数が厚生労働省から発表された。その数およそ536万人。男性の8・7%、女性の1・8%という結果は、諸外国に比べても高い。
 おりしも政府内では、海外からの観光客誘致の一環としてカジノ解禁の議論が進んでいる。厚労省はカジノ整備には反対しないものの、日本人の利用を認めないよう求めていく方針とのことだ。この動きに関して推進派からは「ギャンブル依存の原因はその人自身の特性や生活にあり、カジノができたからといって依存症が増加するわけではない」という声も上がっている。
 しかし、依存する対象への接触や利用のしやすさが依存を促進し、いったんでき上がった依存からの脱却をしづらくするのは否定できないだろう。たとえばアルコール依存症に陥り、治療を受けて断酒を始めた患者さんには、初期の段階では「なるべく飲み会には行かないように」と伝える。宴会に出て酒を勧められても「私はお茶で」と断れるようになるまでには、かなりの時間が必要なのだ。
 何より問題なのは、カジノの場合、パチンコなどに比べて一度に動く金額が膨大になる可能性があるということだ。一瞬にして何億ものお金がもうかったり消えてしまったりするときの興奮、緊張、そして快感や失望は、ほかの遊びや仕事などではとても味わえない、と依存症に陥った人が語ってくれたことがあった。ほかの依存ならスポーツや農作業などで日常を充実させることで回復する可能性もあるが、カジノ依存は手ごわい。健康的な生活に戻っても「あのスリルが忘れられない」と再び手を染めてしまう人も少なくない。
 もちろん、日本にカジノができたからといって、利用者のすべてがどんどんのめり込むわけではなく、依存症にまでなるのはほんの一部だろう。私は個人的にはカジノ整備には反対だが、実現したら多くの観光客が世界からやって来たり地域が潤ったりするのだとしたら、あえて見送るのはあまりに惜しいという気持ちもわかる。
 ただ、いったんカジノ依存が生じた場合、家族や職場にも甚大な迷惑がかかり、本人も一生を棒に振る危険性があるということを、推進派はしっかり覚悟しておいたほうがよい。「そんな人はいるはずないよ」という楽観論はこの場合、通用しないということは、国内外のたくさんのケースを見れば明らかだ。(精神科医)

医療供給縮小の可能性に言及、厚労省幹部

2014-08-28 08:41:55 | 医療と介護
安倍政権の医療制度改革



日病が常任理事会開催、動向注視の構え



m3.com 2014年8月25日(月) 池田宏之(m3.com編集部)

日本病院会は8月23日に常任理事会を開催し、堺常雄会長が8月25日の会見で内容を説明した。同理事会には、厚生労働省の幹部らが出席し、地域医療ビジョンや医療介護連携の考え方を紹介したが、医療について「マーケット・リサーチ」「サプライ・サイド」などの経済用語を用いて表現し、医療供給を減らしていく可能性に言及する発言などがあったという。
医療介護総合確保促進法で定める「新たな財政支援制度(基金)」(以下、新基金)は、基本的に、国と都道府県の負担で行うが、医療機関に負担を求めている事例などもあり、堺会長は、医療提供体制を巡る今後の動向を注視していく考えを示した。
■「ナショナル・ミニマム確保する」
 理事会で、地域医療ビジョンと医療計画の今後について話したのは、厚労省医政局医師確保等地域医療対策室長の佐々木昌弘氏。堺会長によると、佐々木氏は、医療計画について、「マーケット・リサーチを実施して、将来推計を加味すれば、サプライ・サイドの縮小もある」と述べ、医療全体の供給量を減らしていく可能性に言及したという。出席者からは、「地域の衰退につながる可能性がある」と疑問が出たのに対して、佐々木氏は説明を追加。「患者の動線を明確化にした上で計画が進む」「国民に適切な情報を提供し、医療者に求めていくものを、理解できるようにする」旨などを説明した。
 全体として、佐々木氏は、「ナショナル・ミニマムは確保したい」と話し、見直しを進めながら、最低限の医療提供を確保する考えを示した。ただ、堺会長は「今あるデータでは『ナショナル・ミニマム』が分からないのではないか。地域格差が出てくる懸念はある」とした。また、「マーケット・リサーチ」「サプライ・サイド」といった経済用語を用いて、医療提供体制を表現したこともあり、堺会長は、医療需給の適正化について「最初は(病床機能報告制度のように)定性規制だったのが、(都道府県ごとの医療費目標など)定量規制になりつつある」と危機感を示した。
■医療ビジョンの首長関与に懸念
 理事会では、医師の地域偏在についても話題になり、厚労省の幹部は、医学部定員の地域枠の増加によって対応していく考えを示したという。ただ、堺会長は、現在までに「医師のプロフェッショナル・オートノミーでは、(偏在が)解決されてこなかった経緯がある」と問題点を指摘。医療界に、行政によって、地域ごとの医療提供体制のある程度の枠を設定するように求める声があることも紹介したが、「軽々に制度に頼るのもどうかと思う」とも述べ、難しさをにじませた。
 地域医療ビジョンについては、都道府県と医療機関との協議がうまくいかない場合、堺会長は、「首長の力が全面に出てくるのではないか」と危惧を示した上で、現在、医師会中心に進んでいる点について、日病でも都道府県における支部のようなものを設置して、議論に積極的に関わりたい考えを示した。
■新基金、3分の2は医療機関負担?
 医療介護連携について、堺会長が指摘したのは、新設された医療提供体制の充実などに利用される904億円規模の新基金に対する都道府県ごとの温度差。基本的に、資金は3分の2が国の負担、3分の1を都道府県が負担する仕組みが想定されていたが、神奈川県では、医療機関に3分の2を負担するように求めているケースが発生していると言い、「都道府県の動向を注視したい」と述べた。
 堺会長は、全体として、医療関連の法律改正が相次いでいることに加えて、政府の規制改革会議などから、さまざまな医療関連の提言が出ている点をふまえて、「大変分かりにくい状況だが、粛々とやりたい」とした。その上で、やりっぱなしの事業でなく、PDCAサイクルを回しながら効率的な政策にしていく必要性に言及した。

生命力を旺盛にするには?

2014-08-28 08:16:21 | 編集スクランブル
★社会や生命を蝕む元凶と戦う ことの重要を自覚する。
★命には限りがある。
その有限の命が秘めた無限の可能性を如何に引き出せるか?
★生命力を旺盛にするには?
★被災地の中学生たちが、神戸でサミット(会議)。
「まさかの備え」が重要!
教訓は未来へつなげること。
★小惑星探査機「はやぶさ」には、16桁の円周率がプログラムされた。
3桁の「3・14」では軌道は15㌔の誤差が生じるという。
★野球をテレビ観戦しながら丸で、応援団というより、野球・評論家のように「ここれは、ランナーが一人、ここは勝負せず、阿部を歩かせるべきだ」と断定。
家人は「煩い」と不愉快な顔で制するが、言わないではいられない。
案じたとおり、3-0で勝てる試合だったのに、6回に阿部選手が反撃の2点本塁打。
「金本選手だって、何度も勝負してもらえず歩かされたんだ。阿部と勝負するなんて愚か過ぎる」とグーイと酒を飲む。
巨人のアンダーソンと亀井、高橋由選手などが故障で離脱中。
阪神に勝利の風は吹いていたのに・・・
900㍉㍑の酒を飲んでしまった。
「ここからが勝負所、力の見せ場だぞ」
「悪いことがあっても、苦しくても高揚して戦おう」と試合前のミーティングで原監督と選手を鼓舞したそうだ。
戦力が低下し、苦戦を強いられている巨人。
3-0で明らかに劣勢だった。
1点を追う9回、マウンドはリーグトップの32セーブを挙げている呉昇恒(オースンファン)。
阿部が二塁打を打つ。また、阿部にやられた。
当方は「ここでも、阿部と勝負するなよ。歩かせろ!」と叫んでいたのだが・・・
俊足の鈴木が代走に出て、嫌な予感がした。
そして、呉の暴投で鈴木は3塁へ。
村田がライトへ同点の犠飛。
次いで矢野が四球で、大田が代走に向かう。
力んだ呉が再び暴投で大田は2塁へ。
最後はロペスの打球はセンター前で弾み、大田が決勝のホームを踏んだ。
4回に長男から「今日は楽勝」と母親にメールがあったが、まさかの敗戦。
「がっかりした」と家人は寝室へ向かう。
昨夜は勝つて良かった。

あいがも農法

2014-08-28 06:38:06 | 雑記・断片・映像


田圃にカモを見かけて、その田圃の稲も実り、一部稲刈りも終わった。
取手の朝の田園風景長閑でいいものだ。
あいがも農法 https://www.google.co.jp/search?q=%E7%94%B0%E3%82%93%E3%81%BC%E3%81%AB%E3%82%AB%E3%83%A2&biw=1256&bih=515&site=webhp&tbm=isch&imgil=N_DuIn-1XKj7zM%253A%253B2kTCU0511L2D3M%253Bhttp%25253A%25252F%25252Fchibita.blog.tsuge.jp%25252Farchives%25252F773806.html&source=iu&fir=N_DuIn-1XKj7zM%253A%252C2kTCU0511L2D3M%252C_&usg=__qMadiHczC5MK7TDu9c5PFK7j0iU%3D&sa=X&ei=UE7-U6GQBYLU8gWfrIGoAg&ved=0CCkQ9QEwAQ簡単に言うと、 水田にカモを放鳥して水田の虫や草を食べてもらい、農薬散布を行わずにお米を育てる方法の事です
。 全国に「あいがも水稲同時作」を試みる農家の方で運営されている「あいがも水稲会」が存在しています。












<素朴な疑問>
なぜ アレルギーやがん、難病が発症するのか?
農薬、食品添加物、大気汚染、医薬品など元来、自然界に存在しなかったものに元凶があるのではないだろうか?

亡くなった方の思い出話をする

2014-08-28 06:19:05 | 雑記・断片・映像
今朝の取手は、午前4時ころ、気温21度、久しぶりの朝の雨だ。
荒川さん(仮名)は午前3時ころ起きている。
同様にマンション7階の富田さん(同)の窓からも灯が見えていた。
昨日か東風が吹いていて、肌寒く感じたが今日はそれほどではなかった。
タバコを玄関前で吸っている荒川さんと立ち話をする。
亡くなった三島さんのおばあちゃんや元担ぎのおばさんであった野島さんの話となる。
「会えば漬物や野菜をもらったな」と荒川さんが懐かしむ。
「お早う。何時も早いね」と野島さんのおばあちゃんは2階の窓から声をかける。
足腰が弱ってからは外へ出なくなったが、お二人とも家庭菜園で余生を送っていた。
ところで荒川さんは母親を自宅で介護していたが、徘徊するので大変であった。
母親が亡くなってから勤めに出ている。
弟も独身、2人で住んでいるのだ。
「おふくろの介護がなければ、結婚していたかもな」とタバコの煙を輪にした。
「今64歳だけど定年がないんで、働けるまで働くつもり」とも言っていた。
タバコを吸い終わった彼は取手駅方面へ向かい、当方は取手小学校方面へ向かった。
午前4時15分、まだ暗い。
毎朝、荒川さんも当方も散歩のついでにお年寄りの見回りもしている。
ポストに新聞が溜まっていないかの確認だけであるが・・・
昨年で旦那さんを亡くし86歳の高田さん(仮名)は4度も救急車で搬送されたが入院はしていない。
過呼吸になるのだ。
また、独身の丸井さん(76歳)は不整脈と言っていた。
がんで自宅療養をしている堀さん(仮名)、脳梗塞の後遺症で手足が不自由になった石田さん(同)もいてゴミだしを手伝ったりする。
一方、男性の知人は奥さんがいるので心配はしていない。
今朝は午前5時15分ころ佐野さん(仮名)の奥さんが犬の散歩をしていたので聞く。
「旦那さんはお元気ですか?」
「今、医師会病院に入院しているのよ」と言っていた。
脳梗塞の後遺症が軽く常人と同じように早足で散歩もしていたが、最近姿を見なかったのだ。
74歳の奥さんは今も毎朝、6時の始発バスで東京の明治座の近くまで通っている。
子犬を連れて走れるのだ。
お世話になった佐野さんのおばあちゃんは94歳まで元気であった。