医科歯科通信  (医療から政治・生活・文化まで発信)



40年余の取材歴を踏まえ情報を発信

受けとめる力 5) 沼田利根

2014-08-01 14:44:20 | 受けとめる力

「死にましょう。かれらの手にかかって死ぬより、ここで腹を切りましょう」
「腹をな」
竜馬はにやにや笑った。
「おれの国のやつの欠点さ。なにかと腹を切ったり斬り死したり、死をいそぎたがる。君は長州人のくせに、言うことをきいていると土佐っぽのようだ」
「しかし武士らしく」
「芝居ならそこで紅涙をしぼるところだ。しかしおれはまだまだやらねばならぬことがある。おれがいますこし世の中におらねば、日本はどうもならぬわい」「竜馬がゆく 六」

「刀は武士の魂ではない」
と竜馬は目をすえていった。
「道具にすぎぬ。道具を魂などと教えこんできたのは、徳川三百年の教育です。戦国の武士は刀を消耗品と心得、人によっては何本も用意して戦場に出、折れれば捨て、脂できれ渇(や)めば砥石でごしごしといで使った」「竜馬がゆく 三」
作家・司馬遼太郎の坂本竜馬観である。
作家の「受けとめる力」が作品に投影され、それで魅力的な竜馬の人間像が描き出されたのである。



受けとめる力 4) 沼田利根

2014-08-01 14:18:48 | 受けとめる力

東京大学医学部の教授の矢作直樹さんは「治る力」「生きる力」もすべて自分のなかにあるとメッセージを送る医師である。
「生かされている」ことに気づくと人生は変わる。
その指摘にも納得ができる。
東日本大震災の津波で家族のすべてを亡くした人もいるだろう。
耐えがたいほどの喪失感と絶望、そして自分だけが命を救われたと後ろめたさや罪悪感すら覚えている人もいるだろう。
「自分は死んだ家族の分まで、頑張って生きていくのだ」と気持ちを切り替える。
「私は生かされている」のだと肯定的に受けとめれば、元気が出るし、楽になるだろう。
「死んだ家族だって、残された者たちが悲観して生きていることを望まないはずだ」と受けとめるのである。

受けとめる力 2) 沼田利根

2014-08-01 13:14:52 | 受けとめる力
防衛装備移転
なぜ、武器輸出がそんな誤魔化しになってしまったのか?
防衛装備品の共同開発・生産に日本は加わっていいのか?
「積極的に参加する機会をみつけたい」
読売新聞新聞社説は肯定的。
「防衛装備庁」の新設を目指している。
「武器庁」である実態には変わらない。
国民の受けとめる力が期待される。



~新たに21物質を指定薬物に指定します~

2014-08-01 13:13:18 | 厚生労働省
報道関係者各位



本日開催した指定薬物部会の審議結果をお知らせします



  本日、厚生労働省は、薬事・食品衛生審議会薬事分科会指定薬物部会を開催し、危険ドラッグに使われる21物質を新たに指定薬物(※)として指定することを決定しました。なお、これら21物質のうち、1物質は国内流通が確認されていませんが、海外流通があるため、国内流通を防ぐために予防的に指定するものです。


  なお、この21物質については、既に国内又は国外において流通が確認されており、また、部会における審議の結果、中枢神経系への作用を有する蓋然性が高く、人の身体に使用された場合に保健衛生上の危害が発生するおそれがあるとの結論を得ていることから、使用による健康被害等を防止するため、パブリックコメントの手続きを省略し、指定薬物として早急に指定することとしております。





※中枢神経系への作用を有する蓋然性が高く、人の身体に使用された場合に保健衛生上の危害が発生するおそれのある物。薬事法で製造、輸入、販売、所持、使用等を禁止している。





(参考)


今回審議された物質に関する今後の予定
 8月中旬  21物質を指定薬物とする省令の公布(公布後10日後に施行

軽減税率、21団体が反対 与党聴取、賛成は15団体

2014-08-01 13:07:57 | 医療と介護

共同通信社 2014年7月30日(水) 配信

 自民、公明両党の与党税制協議会は29日、生活必需品の消費税率を低く抑える軽減税率制度をめぐり、日本新聞協会などの意見を聴取した。共同通信の集計では、この日を含めた43団体のヒアリングで、制度導入に賛成したのは15団体、反対は21団体、賛否を明確にせずに意見などを表明したのは7団体だった。
 農漁業や食料関連、新聞・出版などを中心に軽減税率の適用を求める要望が強くある一方で、経団連や連合のほか、税理士や中小企業、流通業の団体から反対意見が相次いだ。軽減税率の対象を線引きする難しさや事務負担増への懸念、税収減の穴埋め策といった課題が浮き彫りになった。
 29日に聴取した医療系の団体には温度差があった。日本医師会と日本薬剤師会が軽減税率の導入検討を求めたが、日本歯科医師会は10%引き上げ時の導入に反対し「10%に引き上げてから環境が整えば、軽減税率も考慮する」と説明した。
 住宅、不動産の団体は軽減税率の導入を要望した一方で、外食産業団体の日本フードサービス協会は、食料品か外食かどうかの線引きが難しいとして反対した。
 関係団体への意見聴取は7月上旬から実施しており、当初は8月末までかけて46団体を聴取する予定だった。その後、自民党税制調査会の野田毅会長は60団体程度に増やす意向を示しており、9月にも実施する方向で検討している。
 与党は対象品目として飲食料品を優先して検討する方針を示し、8通りの分類案を6月に公表した。9月ごろに論点を整理し、12月までに結論を出す方針。公明党は軽減税率の導入に積極的だが、自民党は慎重姿勢を崩していない。

(けいざい新話)「神の手」とつくる:1 

2014-08-01 13:06:38 | 医療と介護
(けいざい新話)「神の手」とつくる:1 
朝日新聞 2014年7月30日(水) 配信

 ◇けいざいSHINWA
日本の医療、セットで輸出
 ポーランド人医師らの視線は、東邦大学医学部教授、尾崎重之(53)の手の動きに注がれていた。
 ポーランド南部ザブジェ市の心臓専門病院。6月23、24日の2日間、はるばる日本から招かれた尾崎は、3人の患者の心臓手術を執刀した。手術はすべて成功に終わり、「すばらしい」とポーランド人医師から称賛された。
 この手術は尾崎自ら発案した。心臓から全身に血液を送る大動脈弁が、動脈硬化などで不具合を起こしたとき、弁をつくり替える。
 これまでは大動脈弁を「人工弁」に取り換える手術が主流だったが、人工弁は身体にとっては異物。血の塊である血栓が生じ、脳梗塞(こうそく)を引き起こす恐れがある。
 一方、尾崎の手法は、患者本人の心臓の表面を覆う「心膜」の一部を生かし、新たな弁をつくって心臓に縫いつける。患者の身体の一部を弁として使うので拒絶反応の心配はない。
 同じ手術法は、米国人医師も1990年代に行っていたが、成功率は必ずしも高くはなかった。大動脈弁は三つの弁を持ち、それぞれの大きさが異なることが多いからだ。
 米国人医師の場合は、同じ大きさの弁を三つつくり縫いつけるが、尾崎は異なる三つの弁を丁寧に再現して、きちっと縫いつける手法を編み出した。
 2007年春から始め、国内では30カ所の病院で実施された。海外でも、11年の独ミュンヘンを皮切りに、ベトナム、マレーシア、インド、ベルギー、そして今回のポーランドと成功させてきた。手術例は720件を超えた。
 異なる大きさの弁を、それぞれ的確に再現する尾崎の手術を支えるのは、ある医療機器の存在がある。元の弁の大きさを測る特殊な器具と、その大きさを再現し、心膜をくり抜く際に使う型枠からなる。
 尾崎の「神の手」を支えるこの医療機器が今年5月、日米で販売された。医療の先進国、米国での手術に使ってもらうためだ。
 これは、東京のベンチャー企業、日本医療機器開発機構(JOMDD)が尾崎と連携し、特許申請などの知的財産戦略を担い、福島県内の協力工場を探しあてて量産化したものだ。
 それまでは尾崎が機器の図面を描き、東京都大田区の町工場に個別につくってもらってきた。JOMDDはさらに安全性を高め、日米の審査機関に今春届け出て、販売にこぎつけた。
 ものづくり大国といわれる日本だが、医療器具で使われる人工関節や血管を補強するステント、手術用機械器具などの8、9割は欧米から輸入する。100万円以上する大動脈弁用の人工弁は欧米製が多く、全量を輸入品が占めている。
 人工弁を使わない手術が広まれば、医療費も削減できる。高額な人工弁に手が届かない層が多い新興国にとってもニーズがある。
 医療器具と手術法とを組み合わせてシステムとして輸出する試みは、輸入が多く貿易赤字を抱えている日本の医療機器産業の将来を大きく左右する。
 尾崎は語る。「日本の医療技術やものづくり技術は高いのに、医療機器はほとんどが輸入品だ。トヨタのハイブリッドカーのように、日本発の手術法や器具を世界に発信したい」
 約1カ月前、尾崎が執刀したポーランドで、その様子を手術室で見守っていた日本人がいる。JOMDD社長の内田毅彦(45)だ。
 循環器内科医で、医学博士でもある異能経営者の内田と尾崎との2年前の出会いがなければ、輸出は遠い夢だったかも知れない。=敬称略
     ◇
 「神の手」と呼ばれる外科医の技術を、日本のものづくり技術を駆使して、世界に広める。日本の医療産業の最前線を追う。(編集委員・安井孝之)

調剤医療費増大が課題 - 経済財政白書

2014-08-01 13:05:24 | 投稿・寄稿欄

薬事日報 2014年7月30日(水) 配信

費用対効果で給付除外も
 政府が25日に公表した2014年度の「経済財政白書」では、調剤医療費や入院医療費、介護費の増加を今後の日本経済の課題の一つに位置づけた。調剤医療費の増大には、投薬数量の増加が寄与していると分析。薬剤料を抑制して調剤費の伸び率を抑えるため、薬価の算定方式見直しや保険適用の評価を行う際、費用対効果の導入などの検討が必要とした。
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 経済白書は、政府が経済状況を総合的に分析し、今後の政策課題や方向性を示すためのもの。経済問題に関する政策上の課題として、財政健全化を取り上げ、医療・介護費の増加について要因を分析。その中で調剤医療費について触れた。
 白書では、薬剤費(対GDP比)を米、独、仏、英などの主要国と比較したデータを掲載。独、仏が横ばい、もしくは低下傾向を示す中、わが国の伸び率は他国と比較して最も高い伸びの傾向を示しているとした。その結果、2000年代半ばに独と並んで低い水準にあった薬剤費の水準は、米国と並んで主要国の中で最も高い水準になったとの考えを示した。
 また、調剤医療費の増加率についても言及。03年度から11年度までの医科診療費の伸びは、年率平均約2・1%だったのに対し、調剤医療費は年率平均約6・9%と増加しており、院外処方比率の増加を考慮しても調剤医療費の増加率は大きいと分析した。
 その上で、医療・介護費の1人当たり費用要因による増加の大半は、医科診療費(入院、入院外)と調剤医療費の1人当たり費用増加によりもたらされているとした。
 白書では、調剤医療費増大の要因の一つが投薬数量の増加にあると指摘。内服薬における薬剤料の価格要因をみると、診療報酬改定がある年に減少し、それ以外の年には増加に寄与していたため、薬価を引き下げて既収載医薬品の価格を低下させている一方、高価な新薬が登場し徐々に普及していくことにより処方される薬剤の平均価格が上昇し、個別薬剤単価の引き下げ効果を相殺しているためと考えられると分析した。
 その上で、薬剤料の増加は、特に、投薬日数や処方箋数の増加など薬剤需要の増加に加え、新薬の普及による薬剤の単価上昇といった要因によって生じているとの考えを示した。
 薬剤料については、さらなる適正化の必要性も指摘。費用対効果の低い薬剤は、効能や特性ごとに費用対効果評価を保険償還価格へ反映することや、費用対効果評価が一定水準を下回る医薬品の場合、保険適用を行わないこと等により、医療保険財政への影響を考慮することが考えられるとした。
 わが国で医薬品の保険適用の評価に際して費用対効果の観点を導入することについては、イノベーションの評価との整合性も踏まえつつ、次期診療報酬改定での試行的導入も視野に入れながら、引き続き検討していくことを求めた。

うつ、がんの健康問題が最多…上半期自殺者の動機【秋田】

2014-08-01 13:03:59 | 医療と介護
うつ、
読売新聞 2014年7月30日(水) 配信

◇自殺率全国ワーストの秋田県、自殺者減少

 秋田県内での今年上半期(1-6月)の自殺者は前年同期比20人減の123人で、上半期ベースでは過去10年間で最も少なかったことが分かった。
 ただ、働き盛り・責任世代の50歳代は、前年同期の1・5倍、26人(男性22人、女性4人)と大幅に増えており、雇用をはじめ健康増進などの防止対策が急がれる。
 県警生活安全企画課によると、男女別では、男性が90人、女性が33人。年代別では50歳代が26人と最も多く、次いで60歳代が22人、70歳代と80歳以上がそれぞれ19人で続いた。
 50歳代の自殺者は前年同期比9人増、20歳未満では同1人増だったが、40歳代は18人から14人に減り、30歳代は24人から11人へと大幅に減少した。65歳以上の高齢者は51人で全体の41・5%と、依然、高い比率を占めたが、前年同期と比べると7人減った。
 原因・動機別(重複あり)でみると、うつ病やがんなどの健康問題が54件(前年同期比14件減)で最多。次いで借金などの経済・生活問題25件(同1件増)、勤務問題17件(同4件増)。
 職業別では、学生・生徒を含む無職者が75人(同23人減)、会社員などの被雇用者・勤め人が32人(同1人増)、自営業・家族従業者が16人(同2人増)だった。
 また、月別では、3月の30人(前年同月比12人増)が最多で、6月の24人(同1人減)、1月の20人(同1人減)と続いた。
 県健康推進課は50歳代の自殺者増加について、「働き盛りで生活・経済苦に陥ることが多い世代であることが一因ではないか」とみている。経済・生活問題が原因とする25件のうち、16件は50歳代だったという。
 また、前年同期より人数は減ったものの、高齢者の自殺が全体の約4割を占めていることについては「高齢者の場合は他の年代に比べて女性の自殺も多いため、健康状態の維持など引き続き対策を講じたい」とした。
 中小企業経営者の自殺防止に取り組む秋田市のNPO法人「蜘蛛(くも)の糸」の佐藤久男理事長(70)は「雇用状況が改善され、若・中年層の自殺者は減っている。だが、経営者や家庭の柱となる50歳代は、問題があった時の責任を一人で抱えている可能性があり、それが重荷になっているのではないか」と分析している。
 一方、厚生労働省が先月発表した2013年の人口動態統計(概況)では、県の自殺率(人口10万人あたりの自殺者数)は前年比1・1ポイント減の26・5。19年連続で全国ワーストだったが、自殺者数は前年比16人減の277人で、2年連続で年間300人を下回った。

【栃木】災害時の歯科医療救護協定 鹿沼市と歯科医師会、締結

2014-08-01 13:01:18 | 歯科

毎日新聞社 2014年7月29日(火) 配信

災害時の歯科医療救護協定:鹿沼市と歯科医師会、締結 /栃木
 鹿沼市は28日、災害時の歯科医療救護協定を鹿沼歯科医師会(佐川徹三会長)と締結した。
 大地震や台風などの災害時に市は歯科医療救護班派遣を要請し、歯科医師会は、負傷者の症状判定▽歯科治療▽検視で個人識別する際の協力▽被災者の口腔(こうこう)ケア活動――などの救護活動にあたる。
 佐藤信市長と佐川会長が市役所で調印を交わし、災害有事の救護について迅速かつ的確に行動する認識を共有した。佐藤市長は「災害の被害を最小限にとどめる心掛けが必要であり、歯科医師会との協定で対応を強化したい」と話した。佐川会長も「準備を遺漏なく進め、要望に応えていきたい」と応じた。【花野井誠】

坂本龍馬の墓へ向かう

2014-08-01 12:14:05 | 雑記・断片・映像






京都へ行っても西側が多く、東側へ行ったのは初めてであった。
夜行バスで行き、京都駅まで行かず3条のバス停で降りた。
そこに別のバス会社の夜行バスも到着していて、地下鉄に乗っていく人、ベンチで休憩している人も居た。
時間はまだ5時であったが、セミが激しく鳴いていた。
ガチャガチャという忙しい、耳障りの悪い鳴き声でミンミンゼミの長閑さとまるで違う。
鳴き声の激しさと裏腹で臆病なのか木の後方で鳴き姿が見えない。
ともかく木立全体が煩いのである。
白川で釣りをしている人に「何がつれるのですか?」と聞くが、10歩も歩けばもう忘れた。
認知症の傾向か?
清水寺を目指したが右足の甲が痛み出す。
左の腰も痛む。
坂本龍馬の墓へ向かう。
だが8時開門だった。
歩き回ったがまだ7時であった。
八坂神社へ寄り、祇園の方へ向かう。
ともかく足の甲の痛みは増すばかりだ。
結局、午前9時過ぎに京都地裁へ向かう。
7月29日に出した準備書面に印が押してなかったので第6民事部へ寄り印を押す。
3部郵送したが2部でよかったので、その1部を控えてして戻してもらった。
「裁判の移送はどうなりますか?」と聞いてみた。
「まだ、裁判官が検討中です」と書記の人が言っていた。
ともかく足が痛いし腰も痛いので、待合室で休む。
横になりたくなる。
それから思い出して弁護士会館へ向かい、法テラスの申請をした。
2種類の書類を書く。
年収も書き込むのだ。
自分がいくら年金をもらっていることは分からない。
弁護士に依頼するため、貯金額も書かされた。
適当に10万円とした。
家人は500万円とした。
金を全てを家人が管理していて、株券や国債なども家人が運用している。
水戸証券へ家人は行っているようだ。
それから約10ページのアンケートも書かされた。
弁護士にどのようなイメージをもっているのか。
弁護士に依頼しない理由やどのくらいなら弁護士に依頼するのかなど質問事項は100以上もあったろうか。
最後に意見の記入欄もある。
午前11時になったので法テラスは止めた。
裁判は原告と被告が待合室で懇談をしていたため遅刻した。
書記、裁判官、傍聴人(1名)も着席していた。
遅刻とは前代未聞であろう。
結局、判決は9月25日、午後1時となる。
「判決文はお送いたしますので、お出でいただかなくとも結構です」と裁判官がいう。
考えたがネットの写真を出し忘れていた。
産経新聞のネット掲載記事の証拠となる写真であった。
それを判決前に出しておくべきであった。
しかし、「今日で書類はすべて終わりまいた」と書記の女性が言う。
裁判中に弁護士会館の人から3度も携帯電話に連絡がある。
「裁判中なので、電話に出られませんでした。失礼しました」とわびる
「昼過ぎに法テラスの時間をとります」と言っていたが、「午後は用事があります」と返事をした。
「ではこの次に時間をおとりしますので、ご連絡ください」と言っていた。
京阪電車の四条まで歩けばよかったのだが、勘違いをして地下鉄に乗ってしまう。
結局、地下鉄の四条で降りて、京阪駅まで歩く。
予定のとおり向日町へ向かった。










京都での追憶

2014-08-01 08:01:57 | 雑記・断片・映像
京都へは何度、行っただろうか?
大半は仕事である。
歯科企業の松風、京セラ、デンケン、ニッシン、さらに日本新薬など。
仕事が終われば、あまり寄り道はしなかった。
実は新婚旅行でも京都へ行く。
泊まったのがギンモンドホテル。
今でもこのホテルはあるのだろうか?
ホテルマンで旅行会社に関与していた義兄(長男)の配慮で、京都のホテルも、神戸のニューポートホテルも無料だったので助かった。
神戸の義兄(三男)はニューポートホテルのフロントで出迎えてくれた。
この義兄は俳優の小林旭にそっくりなのだ。
兄弟では超美人の母親に唯一似ていた。
ところで義母は芦屋夫人になりたかったそうだが、結局、夫の転勤で東京・大久保に在住した。
義母は呉服屋の娘であり、それが抜けきれなかったので晩年まで鈴屋の和服に財産の大半を注ぎ込む。
生涯和服で過ごした義母は東京・銀座のクラブのママさんのようなエレガントさを漂わせていた。
年甲斐もなく美容院には1週間1回通っていた。
ある化粧品会社の看板も背負っているような人で、当方の母親にも高級は化粧品を勧めていた。
地味な当方の母親は、さぞや迷惑していただろう。
昨日、京都へ行き、昔のことが思い出された。