開催日時 平成27年3月29日(日)午後1時00分~午後4時00分
開催場所 八重洲倶楽部 第1会議室
出 席 者 久保 慶浩、照井 保之、大村 誠、小梶 弘美、梶原 幹人、土屋 克實
欠 席 者 佐藤 雅実、島田 憲治、齋藤 勝雄、山本 嗣信
(順不同・敬称略)
協議事項
1.平成26年度活動報告及び会計報告
平成26年度活動報告と会計報告(平成27年3月27日現在)が別紙の通り承認された。
なお、会計報告は3月31日現在の資料を改めて配布する。
2.会議体
・議案提案者:梶原、司会:梶原、記録:土屋
・テーマ「今後のHPI理事会運営方針」について
(Mr土屋)
・今後のHPIの方向性の結論は、“形”として何かを残したい。
・皆さんが持っているノウハウや今までやって来たことを残したい。
・ただ、その何かがいまひとつはっきりしないことにモヤモヤ感がある。
・その形が議案提案されているアウトプットと同じなのかもしれない。
・先日、歯科医院の新規開業を取材したTVで放送されていたが、多くの疑問点を感じた。
・ビーチ先生から教わったコンセプトを一般の方々を対象にして行くこともいいと思う。
・今後、HPIの目標を「HC-0」として社会に訴えていけば、健保組合や患者グループにも理解して貰えると思う。
・会議体は効果的な進行なので今後も進めて行きたいと考えている。
(Dr大村)
・先日、pdp総会に参加した。ビーチ先生は不参加でしたが、Drセティシャイが講演された。
・その講演は、「患者さんに5分間説明をしてあげてください。」という内容で①丁寧な説明をする。
②料理やパソコンの作業姿勢は自然なのに歯科医だけが不自然な姿勢で作業をしている。③アウトプットもface to faceの方が人と人との関係が良好になる。
・ビーチ先生は、以前歯科医療はシステムを持った人に国際ライセンスを与えるということを示した。
・各国毎のライセンスではなく、グローバル的なライセンスと考える。
・現在その活動をタイ国チャンマイで行っている。
(Mr小梶)
・会議体で、3分で話す経験が出来たのは良かった。この事は患者さんとの話し合いにも役立つ。
・今後もHPI活動は続けていく。組織としてやっていくことが社会的にも説得力がある。
・歯の大切さを社会に訴えていく。週刊誌に認知症に歯が影響することが掲載されている。社会的に予防の傾向の話題が多くなっている。pd診療は歯を残すためには必要な手段。
・しかし、歯科界を変えるには“pdが要らない世界”を作ることが大切。
・HC-0(Dental)を掲げて疾病を無くすための手段を構築する。
・もっとも大切なことは口腔衛生の確立と維持であり、きちんとした補綴物を作るためにもpd診療を行う必要がある。
(Dr久保)
・今聞いた“pdが要らない世界”は心に響いた。
・患者さんで原因除去の大切さを解った人は良くなっている。
・診療所では患者さんに顕微鏡で自身の口腔内のプラークを見せてショックを与え、HC-0の大切さを理解させる。
・HC-0を達成させるためにどういう言葉を使い、どのような内容にするか、歯科界全体で説明していく必要がある。
・そのためにメディアを使って大々的に一般大衆にアピールをする。
・この活動はHPIだけではなく、他のグループ(pdp)と一緒にやっていったらどうか?
(Dr照井)
・歯科医は何をするのか?という問いに対してどのように答えるか?
・その答えに単純に「歯の疾病を治すこと」と考えていた。
・長年診療をしてきて患者さんには同じ治療をしてきたが、良い状態の人と悪い状態の人がいる。
・口腔衛生の確立と維持が歯科の基本だと感じている。
・多くの患者さんに正しい歯の知識を知って欲しい。そのことをうまくアウトプットしていきたい。
・今、腰痛で健康雑誌を読んでいるが、歯科の記事は少ない。
(Mr小梶)
・ビーチ先生から自分の仕事を無くすことだと教わった。歯科医が仕事を無くすことは生活もあり、難しいが、無くすことを目的にしていくことが大切。
(Mr梶原)
・仕事を無くすということはシフトチェンジをすることと理解した。歯科も同様だと思う。
(今後のこと)
・HC-0についてアウトプットしていく。パワーポイントによるプレゼン資料を作ることも有効。
・印刷代の変化は驚きである。2年前の価格は現在は約1/10近くにもなっている。その要因は、中間業者を省いて印刷だけの専門業者に委託している。
・歯科の先行きは暗いので、社会を味方につけていく考えを持つ。
・これまでの会議体録を梶原さんがpdf化し、次回のことを文章化して皆さんに提示する。
・具体的には「HC-0」をどのように進めていくかを検討する。
3.平成27年度予算案
・別紙の通り、平成27年度予算案が承認された。
4.その他
・小梶さんより、Dr照井、Dr大村にta0~ta9でどの項目が保険を使っているかデータを取りたいので、保険内容を見せて欲しいと依頼された。
・保険内容を提供する時は、取り扱いには充分注意をする必要があるので、例え身内であっても約束事を取り決めておくことが大切。
・梶原さんは、明日熱海市役所で取材を受ける。「あたみ町歩きnavi」というモバイル版専用の情報発信サイトを作った。
・次回理事会は6月7日(日)13:00~とし、八重洲倶楽部を予約する。(予約日:5月1日)
以上