医科歯科通信  (医療から政治・生活・文化まで発信)



40年余の取材歴を踏まえ情報を発信

スーパームーン、流星群…相次ぎ夏の天体ショー

2014-08-09 23:43:36 | 社会問題・生活
2014年08月09日 11時23分
満月が通常より大きく見える「スーパームーン」と、3大流星群の一つの「ペルセウス座流星群」が、11日未明から13日早朝にかけて見頃を迎える。

 11日午前3時すぎには今年最大のスーパームーンが見られると予想され、天候が良ければ、大きな月とひときわ明るい月光が楽しめそうだ。

 月は、地球のまわりを楕円だえんを描くように回り、地球との距離は約36万~40万キロ・メートルと日々変化している。地球に近づいた時に満月になるのがスーパームーンだ。

 月は、11日午前2時43分に地球から35万7000キロ・メートルまで近づき、その直後の3時9分に満月になる。今年、もっとも小さく見えた1月16日の満月より14%ほど大きく、通常より30%ほど明るく見えるという

「人は二度死ぬ」と言われる

2014-08-09 06:30:13 | 編集スクランブル
★人間には悲観的な傾向の人と楽観的な傾向の人がいる。
悲観的な人は感情に支配されやすい。
楽観的な人は意志が強く、精神が強い人だ。
★大事なのは、「どうやって平和をつくり出すかである」
世界に調和をつくるためには、文化・芸術の面の努力が大事。
★東洋の思想に基づきながら、文化や思想の違いを超えて真の寛容性を体現していく。
★いつもと同じ、周りと同じ、それでは勝てない。
挑戦にならない。
自分の心に、振る舞いに、今までとの違いを起こさねば。
★観光という言葉は、中国の「易経」に由来する。
「国の光を観る」とう意味だ。
それが日本の高度経済成長期を経て、レジャーの意味が強まる。
ツーリズムという英語には、学ぶ、体験するなどの意味が含まれる。
★修学旅行制度は、日本はじめ、東南アジアの数か国にしかない特殊な文化だ。
戦前は軍事訓練としての側面もったが、戦後は学生時代の思い出をつくる、という趣旨にもなった。
★「人は二度死ぬ」と言われる。
一度目は生命が滅びること。
もう一度は、人々の記憶から消えてしまうことだ。
悲惨な記憶すら、放っておくと簡単に忘れられてしまうものだ。
★心を敏感にすれば、広島、長崎の原爆の悲惨さも心に届くであろう。












他者への疑いこそが対立の原因。

2014-08-09 03:37:01 | 受けとめる力
より良い社会を実現するには?

★生命尊厳の理念が、社会を動かせ基本の原理として確立されることだ
★「人間へ尊敬」「生命の尊厳」の理念を、社会を支える哲学として確立する。
★理念、哲学の目的が自身の幸福の実現にとどまるのではなく、社会に積極的に関わり、社会を変革していく。
★自身の生命のレベルを変革し、幸福になることを通して、社会全体の平和を達成する。
★人々の不幸の原因は誤った思想にある。
★社会の平和と人類の幸福なくして、自身の安穏の実現もない。
★児童虐待相談、過去最多7万件超す。
地域の絆や声かけも必要。
★たとえ小さくとも人の心に響く創造こそが、人間としての勝利。
★人間教育を実践する教育者を拡大する。
★不信、疑いが紛争の火種になる。
★広島、長崎から核廃絶の波を。
★生命を基本とする社会を。











「医薬品リスク管理計画(RMP)について」のページを更新

2014-08-09 03:00:38 | 医療と介護
┏━━━━━━━━━━━【PMDAメディナビ】━━━━━━━━━━┓

医薬品リスク管理計画の掲載のお知らせ
( 2014/08/08 配信)
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

今般、「医薬品リスク管理計画(RMP)について」のページを更新しましたのでお知らせします。
http://www.info.pmda.go.jp/rmp/rmp_index.html#select9


RMP提出品目一覧に、以下の医薬品のRMPを新たに掲載しました。


■販売名:ヤーズ配合錠
一般名:ドロスピレノン・エチニルエストラジオール錠
製造販売業者:バイエル薬品株式会社


※「医薬品管理計画(RMP)について」のページにつきましては、
当週分の新規RMP掲載をとりまとめてお知らせさせていただきます。


RMPの詳細については、医薬品・医療機器等安全性情報No.300にも
解説されていますのでご参照ください。
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【医薬品・医療機器等安全性情報No.300】
http://www.info.pmda.go.jp/iyaku_anzen/file/PMDSI300.pdf#page=3
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医療従事者の皆様におかれましては、RMPをご覧頂き、
市販後の安全対策への更なるご協力をお願い申し上げます。

(老いとともに) 認知症、ダンスで防ごう 予備軍向け、研究様々

2014-08-09 02:32:29 | 医療と介護
認知症の「予備軍」は、全国に約400万

朝日新聞デジタル 8月5日05時00分


 認知症の「予備軍」は、全国に約400万人いると推計されている。認知症に進むのを防ごうと、さまざまな研究が試みられている。糖尿病などの生活習慣病がリスクを高めるとの報告も出てきている。40代から健康的な生活を心がけるべきだ、という専門家の意見もある。
 サルサの軽快な音楽に合わせ、10人の男女がステップを踏む。1曲終えるごとに拍手がわき起こった。
 国立長寿医療研究センター(愛知県大府市)は、社交ダンスや打楽器の演奏が認知症予防につながるのかを調べる臨床試験を4月から愛知県内で始めた。対象は、日常生活には支障がないが、物忘れが多い軽度認知障害(MCI)と診断された70歳以上の男女約200人。MCIは半数が認知症に進むとされ、認知症の予備軍とも言われる。
 試験では、週1回1時間の教室に参加するグループと、参加しないグループにくじ引きで振り分け、10カ月後に記憶力などの認知機能がどう変化したかを比較する。
 名古屋市の出口恭三さん(83)は「高校の同窓会に参加しても、顔はわかっても名前がなかなか出てこない。ダンスは毎週楽しみで、この取り組みが終わっても続けたい」と話す。
 センターの島田裕之・生活機能賦活研究部長によると、この試験は、米国で75歳以上の469人を約5年間追跡した研究を参考にした。読書やボードゲーム、楽器演奏、ダンスをよくする人は、あまりしない人と比べて最大76%、認知症の発症リスクが低かったという論文が米医学誌に掲載された。ウオーキングや水泳などでは効果が見られなかったという。
 島田さんたちのチームは昨年、MCIの人が「計算しながらの踏み台昇降」など二つの課題を同時にすると、記憶にかかわる脳の海馬の容量が減るのを防ぎ、記憶力が向上することを確認した。
 認知症は発症すると治すことはできないため、現段階ではMCIの段階で認知機能を低下させないことが「認知症予防」に最も効果的とされる。
 この成果に注目した神奈川県は、今年度から小田原市など2市8町村に委託し、同様の方法で予防プログラムを実践する。
 島田さんは「自治体は様々な認知症の予防活動を実施しているが、参加者がなかなか増えない。ダンスや音楽の教室など地域の資源を活用し、楽しみながら続けられる方法を広げていきたい」と語る。

 ■生活改善は40代から
 最近の研究によって、糖尿病や高血圧といった生活習慣病と認知症が密接に関連していることがわかってきた。
 米国立保健研究所は2010年、運動の習慣▽果物と野菜の多い食事▽社会交流と知的な活動▽2型糖尿病の管理▽高血圧や高脂血症の改善▽適正体重の維持▽禁煙▽うつ病の治療――などが、認知症予防に役立つ可能性があると提唱している。
 福岡県久山町の住民を対象にした九州大の調査では、65歳以上の住民に占める認知症の割合は1985年が6・7%だったが、05年には12・5%、12年には17・9%と急増。高齢化の進行を超えるペースで認知症の人が増えていた。
 研究チームは、60歳以上の住民1017人を88年から15年間追跡調査した。糖尿病の人は認知症になるリスクが健康な人の1・7倍高かった。同様の追跡調査で、中年期(平均年齢57歳)に高血圧の人は、認知症になるリスクが1・7~1・9倍だったという。
 喫煙も関係があった。たばこを吸う人は吸わない人より、認知症になるリスクが約2倍高かった。吸っていても禁煙することでリスクが下がる可能性も示された。
 欧米や久山町の研究結果をまとめて解析した別の研究では、運動が認知症のリスクを約4割下げるという。一方で、高脂血症だと認知症になりやすいというデータも、関連しないというデータもある。
 九州大の小原知之助教は「ライフスタイルが認知症に影響している可能性は高い。40代から生活習慣病は増えるので、早めの対策が重要」と指摘する。

 ■地域サポーター500万人
 厚生労働省は、地域で認知症の人やその家族を支援する「認知症サポーター」を養成している。すでに500万人以上が認定された。養成者の一人で、東京都中央区の「京橋おとしより相談センター」の社会福祉士の吉田千晴さんは講義の際、日常生活で採り入れられる認知症予防も必ず紹介している。
 「脳が『わー、どうしよう』とびっくりすると、脳の血流量が増え、認知機能向上にもつながる可能性がある」と吉田さん。具体的には、カラオケではいつも同じ曲ではなく、違う歌もうたう▽毎晩、財布に入っている小銭を数える▽勤務先や買い物に行く際、たまには違うルートを通る▽おしゃれに気を使う▽右手と左手で一人じゃんけんをする――などを挙げる。
 若いころからの生活習慣も重要で、適度な運動や、塩分控えめで魚や野菜が多い食事、ストレスをためない生活などは40~50代から心がけるといいという。
 「人と会って話すのが脳の刺激には一番。特に退職後、家に引きこもりがちなお年寄りは、地域の敬老館や高齢者クラブなどに顔を出して欲しい」
 (岡崎明子、合田禄)

「招き入れる力」と「受け入れる力」の美しい共鳴

2014-08-09 02:17:42 | 創作欄
川岸に引き寄せられるようにサッカーボールは回転しながら流れていた。
5歳の哲が身を乗り出すと左の手の平にサッカーボールは収まった。
だが、哲は右手を伸ばした瞬間、体のバランスを崩し前のめりに川に落ちたのである。
川は砂が堆積し50cmほどの浅瀬であったが、増水しており流れの勢いを増していた。
倒れ込んだ哲の体を深みへ向かって引きずり込んでいく。
「哲、起き上がりなさい!」
美音子は叫び声を挙げて浅瀬へ駆け出した。
だが扇形の砂地の先は葦の茂みとなっていてその先は路がなく行き止まりとなっていた。
川に飛び込んで哲を助ける他ない。
恐怖におののいた3歳の孝が泣き叫んで美音子の腰にしがみついてきたので美音子は身動きができなくなった。
美音子は「哲、哲、哲」と甲高く叫び続けた。
母子心中を思い立って利根川へやってきた美音子が息子の身を案じて叫んでいたのだ。
矛盾と言えばそうなのであるが母性本能からの叫びであった。
川に落ちて流された哲は約50㍍先で釣りをしていた人に助けられたのだ。
哲は本能的に川面に垂れ下がる葦に手を絡ませながら流されていた。
そのため運が良く深みに引きずり込まれなかった。
釣り人は美音子の叫び声を聞いていたのだ。
そして「お母さん、息子さん助けたよ」と叫んだのである。
美音子は葦の茂みを迂回して声がした方へ孝の手をとり急いで向かった。