医科歯科通信  (医療から政治・生活・文化まで発信)



40年余の取材歴を踏まえ情報を発信

「副作用救済給付の決定に関する情報」の平成26年度7月分

2014-08-16 23:54:44 | 医療と介護
┏━━━━━━━━━【PMDAメディナビ】━━━━━━━━━┓

「副作用救済給付の決定(平成26年度7月分)」掲載のお知らせ
                      (2014/8/15配信)
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

本日、「副作用救済給付の決定に関する情報」の平成26年度7月分を
ホームページに掲載致しましたので、ご案内致します。

「副作用救済給付の決定に関する情報」については、下記のアドレスから
ご覧いただけます。
 http://www.pmda.go.jp/kenkouhigai/help/information.html
 公表の目的及び注意事項に目を通していただいた上で、
「はい」をクリックしていただくと、情報を閲覧することができます。

また、医薬品副作用被害救済制度について特設サイトを設けておりますので、ご案内いたします。
●医薬品副作用被害救済制度の特設サイトはこちら
→ http://www.pmda.go.jp/kenkouhigai_camp/index.html

------------------------------------------------------------------------
PMDA(医薬品医療機器総合機構)健康被害救済部企画管理課
・健康被害救済制度ホームページ
 http://www.pmda.go.jp/kenkouhigai/ldp.html
・救済制度のご相談は
 kyufu@pmda.go.jp

「医薬品リスク管理計画(RMP)について」のページを更新

2014-08-16 23:53:06 | 社会問題・生活
┏━━━━━━━━━━━【PMDAメディナビ】━━━━━━━━━━┓

医薬品リスク管理計画の掲載のお知らせ
( 2014/08/15 配信)
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

今般、「医薬品リスク管理計画(RMP)について」のページを更新しましたのでお知らせします。
http://www.info.pmda.go.jp/rmp/rmp_index.html#select2


RMP提出品目一覧に、以下の医薬品のRMPを新たに掲載しました。


■販売名:オプジーボ点滴静注20mg/100mg
一般名:ニボルマブ(遺伝子組換え)
製造販売業者:小野薬品工業株式会社

■販売名:タペンタ錠25mg/50mg/100mg
一般名:タペンタドール塩酸塩
製造販売業者:ヤンセンファーマ株式会社

■販売名:ニシスタゴンカプセル50mg/150mg
一般名:システアミン酒石酸塩
製造販売業者:マイラン製薬株式会社

※「医薬品管理計画(RMP)について」のページにつきましては、
当週分の新規RMP掲載をとりまとめてお知らせさせていただきます。


RMPの詳細については、医薬品・医療機器等安全性情報No.300にも
解説されていますのでご参照ください。

画像切り貼り、故意でなくても不正…基準例示へ

2014-08-16 23:52:18 | 社会問題・生活
読売新聞 2014年8月14日(木) 配信

 STAP(スタップ)細胞の論文問題など相次ぐ研究不正を受け、国内の研究者を代表する「日本学術会議」(会長=大西隆・東京大名誉教授)は、不正行為の具体例や発覚時の対応方法について、初の統一基準を作ることを決めた。
 2015年3月までにまとめる方針だ。
 研究不正への対策で、文部科学省は、研究機関の管理責任などを盛り込んだ新たな指針を15年度から適用する。これに対応する形で、より具体的な基準を作ることになった。
 学術会議によると、基準には、論文の盗用や画像の切り貼りなどを不正の具体例として挙げ、故意でなくても「研究者としてわきまえるべき基本的な注意義務」を怠った場合は、不正と判断する。
 不正の実態解明に不可欠な研究データの保存期間や保存方法も示す。文系と理系の違いなど研究の特徴も踏まえるという。調査体制についても、大学や研究機関が作る内規の「模範例」を定める。

医療機関の消費税問題

2014-08-16 23:50:33 | 医療と介護
医療機関の「損税」とは? ― 1から分かる消費税問題(Vol.1)
全国で1兆4000億円の負担、診療報酬で補填

m3.com 2014年8月14日(木) 池田宏之(m3.com編集部)

 「医療機関では、控除対象外消費税が発生していて、経営に影響を与えている」。こうよく指摘されている。ただ、「実際に消費税の問題がどうなっているのか、理解している医療者は多くない」との声も根強い。消費税率は2014年8月から8%になり、2015年10月には10%への引き上げが予定されている。医療界では、政府への要望活動を見据えて、9月上旬にも政府への要望のために意見を一本化する動きが続く中、改めて消費税の問題について、今までの経緯と今後の展望を見据えた記事を随時掲載する。
■患者から徴収できない消費税を負担
 国民皆保険に基づく公的医療保険による医療費は、「医療に消費の概念はなじまない」との主張が通り、1989年の消費税導入当初から、「非課税」だ。したがって、保険診療に関する収入は、消費税率と関係なく、政府が決める診療報酬に基づいた金額となっている。
 一方で、医療機関は、消費税分が上乗せされた医療機器や医薬品、医療材料などを、購入している。単純化するため、公的医療保険以外の診療を一切やっていない医療機関を想定すると、仮に2億円分の仕入れがある場合、8%分、1600万円の消費税を医療機関は仕入れ業者に支払うことになる。ただ、保険診療は「非課税」のため、課税ならば、患者らから受け取れるはず消費税を受け取れないため、1600万円は、そのまま医療機関の負担となる。簡単に言えば、「保険診療の売上のためにかかる医療機器や医薬品の仕入れ価格のうち、消費税率(現状は8%)分は、医療機関が負担するシステムになっている」こととなる。
 消費税は、本来、消費者が負担し、事業者(医療機関)が納める税金。「控除対象外消費税問題」と呼ばれるのは、自由診療にかかった分は、消費者から消費税を徴収した上で、仕入れにかかった消費税を「控除」して納税することが可能な制度のため。「控除」できると、医療機関の負担は一切発生しないため、「控除対象外消費税問題」を「損税問題」と呼ぶ場合もある。
■8%で1兆4000億円の負担
 では、実際に、全国の医療機関が負担している消費税はいくらか。2007年度の調査に基づく日本医師会の試算では、医療機関の保険診療収入の2.2%相当額が、医療機関が負担する消費税となっていて、消費税率5%の時点で、全国で9000億円は超えるとみられる。8%となった今年は、単純に1.6倍すると3.5%、1兆4000億円を超える計算となる。
 ただ、実際の額面を、医療機関がそのまま負担しているわけではない。厚生労働省は、消費税導入当初から、診療報酬に医療機関の負担軽減分を上乗せする形で、医療機関の消費税負担を補填してきた経緯がある。
 厚労省の主張は、「消費税が導入された当初の1989年には0.76%、1997年に5%に引き上げられた時点で0.77%を補填した」と主張。診療報酬に上乗せされた額は計1.53%であり、「2.2%」から差し引くと、0.67%が、「控除対象外消費税」における医療機関の負担、実質的な“損”となる。
 8%引き上げと同時となった2014年度改定では、1.36%分の補填がなされた。合計すると、診療報酬に上乗せする形で、「2.89%分」が補填されているという計算になる。

日本の女性登用戦略に難題

2014-08-16 23:49:15 | 社会問題・生活
 米報告書セクハラやじ言及
共同通信社 2014年8月14日(木) 配信

 【ワシントン共同】米議会調査局が、女性登用を推進する安倍政権の成長戦略「ウーマノミクス」に関する報告書をまとめたことが13日分かった。女性の社会進出を阻んでいる要因として男性中心の職場文化を分析、セクハラやじ問題にも言及し、「戦略を成功させる上で難題がある」と指摘した。
 報告書は、東京都議会で女性都議が「早く結婚すればいい」「子どもを産めないのか」とやじを受けたと指摘。国政レベルでも女性議員の割合が小さいとし、「指導的立場に立つ女性を軽視し、彼女らは家にいるべきだとの政治文化が根強い」と強調した。
 また、長時間労働や柔軟性のない日本の勤務体制が子育てとの両立を難しくしていると分析。育児休業を取る男性が極めて少ない現状にも触れ、子育ては女性任せという考え方が解消できていないとした。
 一方、労働参加率や賃金など雇用をめぐる日本の男女格差は現在、先進国で最大級だと説明。格差を是正することは「経済成長の潜在力となるとともに、人口減少(による労働力の減少)を埋め合わせることができる」として、安倍政権の政策を評価した。
 その根拠として、日本女性の教育水準の高さや、平均寿命が世界一である点を挙げ、労働人口の底上げにつながると期待を示した。

安倍政権の医療制度改革

2014-08-16 23:46:16 | 医療と介護
国が女性医師支援の懇談会立ち上げ―今年度内に事例集をまとめる方針
m3.com 2014年8月11日(月) 医療維新/池田宏之(m3.com編集部)

 安倍晋三政権の女性の活躍支援方針などを受けて、厚生労働省は「女性医師の更なる活躍を応援する懇談会」を立ち上げ、初会合を8月8日に開いた(資料は、厚労省のホームページ)。座長には、日本女医会会長の山本紘子氏を選んだ。厚労省医政局は、今年度内に、効果のある女性医師支援施策の事例集をまとめたい考え。ただし、法律などの強制力のある取りまとめにはならない見込みだ。
■構成員12人中9人が女性
 安倍政権は、アベノミクス第三の矢と位置付ける「成長戦略」の柱の1つとして、女性支援策を打ち出している。医師養成においては、現在、大学医学部の学生の3分の1が女性が占め、全医師数における女性医師数は2012年で19.7%となっている。ただ、女性医師の割合は、世界各国との比較でも低く、診療科別に見ると、外科や脳神経外科では1割にも満たない状況。出産や子育てを契機に、現場から離れるケースが多く、「多くの医療現場においては、女性医師が多数配置されているという情況をいまだ体験しておらず、働き続けやすい環境のさらなる整備が望まれている」(懇談会趣旨)。
 懇談会の構成員12人のうち、9人が女性。山本座長以外には、iPS細胞を使った網膜再生の臨床研究に取り組む、理化学研究所発生・再生科学総合研究センター(CDB)の高橋政代プロジェクトリーダーもメンバーとなっている。
 初会合には、厚生労働大臣の田村憲久氏も出席。田村氏は、安倍政権の女性支援政策に触れた上で、「医師の診療科や地域偏在などの問題がある中、女性医師の活躍は日本の医療の発展に欠かせない。女性医師が現場で(長く)活躍できる環境作りに力を貸してほしい」とあいさつした。
■女性の管理職養成の重要性強調
 初会合では、構成員2人が、現状の女性医師支援政策を発表。日本赤十字社医療センター第二産婦人科部長の木戸道子氏は、産婦人科領域から見た女性医師の支援政策について紹介した。日本産科婦人科学会は、近年の新規入会の7割が女性となっている。学会のアンケートでは、女性医師会員の分娩の取り扱い割合は、卒後9年目に48.9%、10年目で52.6%で、8割前後を保ち続ける男性医師と比べて低くなっている。
 木戸氏の勤務するセンターでは、2009年6月に、家族と夕食を取ってから出勤できる「夜20時からの勤務」の枠を導入し、医師が勤務日の午前や、勤務明けの午後に家事などに専念できるような勤務とした。さらに、木曜日と月曜日の勤務を選んだ場合、金曜日の午後から月曜日午前までの休暇が取得できるために、木戸氏は「夜勤の日を選べば、まとまったオフが取れ、親の介護などもできる。疲労によるインシデントや医療事故を防止できる」とメリットを強調した。一方で、デメリットとして、当直料がなくなることによる収入減少の可能性や、交代制を維持できる医師数の確保を挙げた。
 木戸氏は、今後の向かう方向性として、現場の医師の声の収集や、モチベーション維持に加え、「女性医師は、現在の地位と収入に満足してしまいがち」として、女性医師の管理職の育成の必要性を強調した。
■「介護で離職」の医師も利用できる制度
 岡山大学大学院医歯薬総合研究科地域医療人材育成講座教授の片岡仁美氏は、岡山大の取り組みを紹介。岡山大では、キャリア支援制度として、復職を目指す医師に対して、オーダーメードで、勤務日数や勤務時間を設定できる相談制度を確立している。当初は、出産・育児から現場復帰する女性医師を対象としていたが、現状では、「介護」を理由とした離職者も対象となり、男性医師も利用できる制度となっている。
 制度を利用した医師を対象としたアンケートでは66人中12人が「支援制度がなかったら働いていなかった」と回答するなど効果が出ているという。活動は、大学内に留まらず、医師会や病院協会、行政と連携していて、片岡氏は、復職先が大学病院以外にも広がっている点を強調した。
 残りの構成員は、それぞれ自己紹介。女性構成員の多くは、「会議が(子どもがいると参加できない)夜中となりモチベーションが下がった」「医療以外の職種との連携で、自身の呼び出し回数を減らすことができる」などと、自らの体験を語った。厚労省医政局の担当者も、「個別事例の積み上げが、問題解決の鍵となるのでは」としている。

なにわのトラブルバスターの「患者トラブル解決術」/尾内康彦

2014-08-16 23:36:46 | 医療と介護
日経メディカル

医師の技量不足に激怒した患者

日経メディカル 2014年7月21日 電子版

 今回は、県外のA市民病院で起きた、胃の内視鏡検査に関するトラブルを紹介する。どの病院でも発生する可能性のあるトラブルなので、ぜひ最後まで読んでいただきたい。

 「先日、当院の医師が患者Xに胃内視鏡検査を行ったのですが、Xは瀑状胃で十二指腸まで調べることができなかった。そうしたら、『いつもは胃と十二指腸を同時に検査するのに、なぜ今回は胃しか検査できなかったのか。技術が未熟なんじゃないのか!』と患者から猛烈なクレームが来たんです。さらに、その勢いに押されて、医師が『すみませんでした』と謝ってしまいました。謝罪したことにより、損害賠償を求められたりしないか心配です。今後どのように対処すればよいでしょうか」

 電話をかけてきたのは、A病院医事課のBさんだった。トラブルが起きたのは10日ほど前。矢面に立たされているBさんの声からは、疲労が感じられた。
【ケーススタディー】
クレームの勢いに思わず謝ってしまった医師
 A病院とトラブルとなっているXは53歳の男性患者。職業は教師で、胃の形態異常の一種である瀑状胃の持ち主だった。

 最近、ほかの病院でCTを撮ったところ、胃壁に肥厚があることが分かり、内視鏡検査を受けるためA病院を受診した。Xは以前にも何度かA病院で内視鏡検査を受けたことがあり、A病院側はXが瀑状胃であることを認識していた。

 トラブルの原因は、内視鏡検査をした際、十二指腸の検査まで行えなかったことだった。検査を担当したのは、非常勤のC医師で、Xの胃内視鏡検査を行うのは初めてだった。検査後、C医師は「胃のうねりが急だったので、今回は無理をしませんでした」とXに説明したが、Xは「どうして十二指腸まで検査できなかったのか。以前、ここで検査を受けた時は同時にできたのに、納得できない」と不満げな様子の帰っていったという。

 そして翌日以降、A病院に毎日のように「あの検査はおかしい。納得できない」と、クレームの電話をかけてくるようになった。そこで、A病院では、消化器センター長のD医師がC医師に代わって、改めて事情を説明することにした。

 しかし、これが裏目に出てしまった。D医師は「胃の内視鏡検査には内臓を傷付けてしまうリスクがある。C医師は当日の胃の状態を見て、無理はしなかった」「やむを得なかった」と説明を繰り返したのだが、Xは少しも納得する様子がなかった。

 それどころか、「日本人の10人に2、3人は瀑状胃と聞いている。瀑状胃だから検査ができなかったという言い訳は通用しない。医師としての技量が未熟なのではないか」と責め立てられたという。Xは論理的にD医師を追い詰めていき、最後には、D医師がXに対して思わず「すみませんでした」と謝ってしまった。

 これがトラブルの大まかな経緯だ。
【尾内流解決術】
患者の検査を完了させることが最優先
 今回、内視鏡検査を行ったC医師の技量がどうだったのか、あるいは、Xの胃の状態が「内視鏡を入れられないほど異常」だったのか、真相は定かではない。そもそも、それらを追求していったところで、トラブルの解決には少しも近付かない。重要なのは「過去」ではなく「未来」である。起きてしまったことは仕方がない、と開き直るのも、トラブル解決に当たっては大事なことだ。

 このケースで最も重要なのは、A病院が一刻も早くXの検査を完了することである。Xは、最悪の場合、胃や十二指腸に悪性腫瘍ができているかもしれないと心配になって、A病院に検査を受けに来た。そのため、精神状態がナーバスになっている可能性がある。

 つまり、不安定な状態の時に、Xにとっては不満の残る検査が行われた。医師から「全く問題ありません」という言葉を期待していたXにとって、ちゃんと検査できていなかったという事実は、受け入れがたいものだったに違いない。

 医事課のBさんは、D医師がXに「すみません」と謝ったことにより、今後トラブルが大きくなることを心配しているようだが、話を聞く限り、その可能性は小さいように思えた。むしろ、謝ったことにより、Xの怒りが収まる効果が期待できると思った。

 さて、これらを踏まえて、私は思いつくまま次のアドバイスをBさんに送った。

 すぐにXと連絡を取り、「最優先で予約を入れるので、もう一度内視鏡検査を受けてほしい」と申し出ること。そして、前回の検査に関しては、費用を病院側で負担すると伝えてもいいだろう。

 病院側は、謝罪した上、前回の検査費用をも負担すれば、ますます自分たちの非を認めることになるので、この提案には抵抗があるかもしれない。しかし、ここで重要なのは自分たちのメンツよりも、患者の病気の疑いを一刻も早くはっきりさせることである。病院側は、非を認めることによって、後で損害賠償などを求められることを恐れているようだったが、今回のケースに関して、これまでXが暗に金銭を要求するような言動はしていないし、その可能性は低いと思った。

 Bさんは「分かりました」と言って、アドバイスを実行することを約束してくれた。

 その後、Xは、A病院からの申し出を受け入れ、再び同院で胃内視鏡検査を受けた。その結果、特に重大な病気が疑われるような所見はなかったという。「検査結果を見て晴れ晴れとした気持ちになったのか、Xの怒りはなんとか収まったようだ」と、後日Bさんから報告があった。
【トラブルの教訓】
今回のような事例は全国で起きている?
 Xが言うように、日本人の10人に2、3人は瀑状胃と言われている。とすると、今回のようなトラブルは、日本全国で起きているかもしれない。内視鏡検査の上級者にとって瀑状胃は、問題なくクリアできるハードルであるが、経験の浅い医師にとっては難関となることがあると聞くからだ。
 
 今回のトラブルをきっかけに、非常勤の医師を含めて、内視鏡検査に関する技術研修を行うべきではないかと、A病院に伝えようと思った。

※尾内康彦(大阪府保険医協会事務局次長):大阪外国語大学卒。1979年大阪府保険医協会に入局。年400件以上の医療機関トラブルの相談に乗り、「なにわのトラブルバスター」の異名を持つ。著書に『患者トラブルを解決する「技術」』(日経BP社)がある。

「虫歯が進行して頭蓋骨に…」

2014-08-16 23:34:16 | 歯科
マツコ・デラックス、歯科検診の大切さを訴える。
Livedoor NEWS 2014年08月13日 Techinsight
虫歯の放置は他の病気を招くと言われるが、歯科医院を訪れるのは大人でもなかなか気が進まないものだ。女装タレントのマツコ・デラックスは、ある出来事がきっかけで年に1~2回は歯科検診を受けなければと痛感したことを語った。

「成人の7割は銀歯を保有」。8月11日放送の『5時に夢中!』(TOKYO MX)“夕刊ベスト8”のコーナーで取り上げられた記事には、“銀歯は年数が経つと劣化し、虫歯の原因にもなるので定期的な検査が望ましい”とあった。月曜コメンテーターのマツコ・デラックスも「“一度治療して銀歯を被せれば一生大丈夫”なんて思っていたら、大変なことになっている場合がある」と、自身の体験談を話し始めた。

左の上顎のあたりを指差したマツコは、虫歯が進行して頭蓋骨の空洞にかなり膿がたまっていたという。別の歯の治療で医院を訪れ、レントゲン撮影した際に判明したのだ。自覚症状は無かったが頭蓋骨の空洞の半分くらいに膿がたまり、外科手術を受ける一歩手前だったらしい。「銀歯の奥でエライことになってる時がある」と話し、歯の定期検診は大事だと訴えていた。

またもう一人の月曜コメンテーター・株式トレーダーの若林史江は現在、大掛かりな歯の治療中なのだが、高額な治療を勧める歯科医に対して「どこまでが商売なんだろう」との疑問があるらしい。“空いた箇所にはインプラントを”“差し歯はオールセラミックで”と次々と提案されるが、ほとんどが保険外治療のものばかり。自分に適している必要な治療だと、なかなか納得できないようだ。

ネットで調べてみると、マツコと同じように虫歯が原因で頭蓋骨の空洞に膿がたまったという経験者は意外にも多い。特に、歯が痛いなどの自覚症状があっても、治療を先延ばしにしていた方の体験談が多かった。やはり大事になる前に、治療は早めに受けることが望ましい。
(TechinsightJapan編集部 みやび)

パチスロで金を貯めたが・・・・

2014-08-16 22:56:03 | 創作欄
「久しぶり。何時以来?」
無料の日本茶、水、麦茶のサービスコーナー前で中学時代からの友人の富樫幸一に声をかけられた。
そうなのだ、取手競輪場は7年ぶりくらいであろうか?
競輪から熊沢昭夫は遠ざかり、パチスロばかりしていた。
行けば平均5、6万円、年に1回か2回は30万円を超える換金をしていた。
ギャンブルで貯金をしているパチスロ仲間もいて、「競輪は儲からない」と見切りをつけたのだ。
パチスロで2000万円もの金を貯めた太田一郎、1000万円余を貯めた三郎兄弟に刺激されて、昭夫は3人でパチンコ屋巡りをしていた。
太田兄弟はパチスロの天才で、高校を出て一度も職についたことがない。
太田兄弟は初め取手市内のパチンコ屋通いであったが、免許を取ってからは千葉県の柏、茨城県の守谷、つくばまで行くようになる。
昭夫は太田兄弟の助言を受け700万円を貯めることができた。
だが、いわゆるヤクザの女に手を出したことから、500万円を脅し取られた。
女とホテルへ行ったのは合意であったが、婦女暴行の罪で訴えられたのである。
いきなり柏警察に逮捕された。
息子に甘い母親が弁護士を付けてくれた。
「彼女がいるんだろ。何で他の女になんか手をだしたの?!」
警察に面会に来た母親は息子をとがめた。
「合意だったんだ。本当に婦女暴行なんてやってない。一方的でひどいよ」昭夫は涙を流した。
逮捕されてからずっと泣き続けていたのだろう泣き腫らした顔立ちとなっていた。
「イケメンも台無しだね」と母親は苦笑を浮かべた。
昭夫は送検され事情聴取をした検事も18歳の被害者女性の強かさを感じて「まだ18歳だが、相当のタマ(女)だな」と親しい弁護士に吐露した。
「女が示談に応じたら、起訴しないよ」とまで弁護士に言った。
検事と弁護士は大学が同期であり立場は違うが個人的には、今でも飲み仲間でもあったのだ。
「お母さん、心配しなくともいいですよ。示談にもっていきますからね」弁護士は確信を込めて言った。
示談が成立して昭夫を結局、不起訴となった。
母子家庭であり貯蓄はほとんどなく、弁護士費用と示談金は昭夫自身が払った。





歯科医が「顔のしわ取り」急増 厚労省困惑「慎重に」

2014-08-16 21:45:08 | 歯科


画像の拡大 歯科医がヒアルロン酸注射による顔のしわ取りに参入する動きが広がっている。

 普通は美容医療だが、歯科診療の延長で口周りのしわ取りも治療メニューに加えるというもの。

 歯科医過剰の時代、他との差別化による生き残り策の一環というが、厚生労働省は「一般的な歯科治療ではない」と困惑、歯科医によるしわ取りの実態について情報収集を始めた。

■医師が一般的

 ヒアルロン酸によるしわ取りは、一般的には美容外科医ら医師が手がける。保険の利かない自由診療で、医師が海外の製剤を個人輸入するなどして行う。

 ところが、輸入代行会社ウェルハート(東京都千代田区)によると、2、3年前から歯科医の注文が増え始め、ゼロだった輸入希望者は今や500人近く。同社が開く歯科医向け美容治療セミナーも、毎月開催するほど希望者が多い。

 7月に都内で開かれたセミナーには、歯科医5人が参加。座学と実技に熱心に取り組んだ。講師の美容歯科医、清水洋利さんは「歯科治療の延長上の選択肢として希望者に行うなら問題ない。技術的にも、麻酔で日常的に注射をする歯科医には向いている」と話す。

 参加した40代の男性歯科医は「入れ歯をインプラント(人工歯根)にして上唇の縦じわが残り、気にする人がいる。美容外科より気軽な歯科で治療できれば喜ばれる」という。

■過当競争

 厚労省によると、医療施設で働く歯科医は2012年時点で全国に約10万人おり、人口10万人当たりの数は40年前の倍ほど。歯科診療所は約6万8000という過当競争の時代だ。

 そもそも顔のしわ取りは、歯科の診療領域なのか。関係者が根拠としているのは、厚労省の専門家会議が1996年、歯科の診療領域の一つに「口唇」を挙げたこと。解剖学的に口唇とは、唇だけでなく口周り全体を指すため、鼻の下やほうれい線のしわ取りも治療対象になるという解釈だ。日本歯科医師会も違法行為には当たらないとしている。

■眉間や目尻まで

 ただ、関係者によると、眉間や目尻のしわ取りにまで手を広げている歯科医もいる。ヒアルロン酸の注射は、感染で腫れたり、不適切な場所に入って不自然に盛り上がる部分ができたりする心配がある。

 厚労省は「しわ取り目的で顔に注射するのは広く認知された歯科治療ではない。ケース・バイ・ケースで直ちに違法とは言えないが、患者が、このようなしわ取りを受ける時はよく説明を聞くなど、慎重な対応が必要だ」としている。

ヒアルロン酸 体内に元々ある成分で水分や弾力性を保つ作用がある。この成分を使った製剤を皮下に注入すると肌に張りが出てしわが目立たなくなり、効果は数か月続くとされる。

(2014年8月16日 読売新聞)

生活保護費の不正受給 「氷山の一角」に過ぎない

2014-08-16 20:55:19 | 社会問題・生活
★ITで創造力を引き出す 石戸奈々子さん(慶応大学准教授)
子どもがプログラム作り
インターネットで検索すれば、ほしい知識が簡単に手に入る時代だ。
だからこそパソコンやネットでは代替できない、創造力、コミュニケーション力の重要性が増している。
特に重要なのは、パソコンで動かすプログラム(ソフト)を書く、プログラミング教育だ。
プログラミングはアイディアを形にする道具なのだ。
書く過程で、論理的な思考方法を身に付けることもできる。
「スクラッチ」という子ども向けの方式を使えば、直感的に書く事ができる。
もっとITの力を教育に生かす工夫が必要だ。
★生活保護費の不正受給が2010~2012の3年間で9億4000万円。
「氷山の一角」に過ぎない。
不正受給を防止するには、ケースワーカーを増やす必要がある。
★新聞を読み続けると、自分の生き方を考えるきっかけとなる。
新聞を読み続けると、確かに子どもの学力が身につく、社会への関心も高まり、世界が広がっていく。
言葉に興味がわき、読解力、語彙力もアップする。













横浜まで野球観戦へ行く

2014-08-16 09:09:34 | 雑記・断片・映像


昨日は2年ぶりに、阪神と横浜の野球観戦に行く。
昨年は「どうせ行っても阪神は負けるだろう」と家人は観戦を避けた。
横浜まで片道1270円の電車賃ももったいないとも思った。
巨人に2敗した後なので、奮起するだろうとも考えた。
「東京駅で東海道線に乗り換える」ことを家人は主張いたが、「変わらないよ」と京浜東北線の大船行きに乗って行く。
品川に来た時も「東海道線に乗り換える。どこで降りればいいの?」と家人が聞くが、「関内」の駅名が出て来ない。
「横浜で降りて、二つ目、桜木町の隣で降りればいい」
「何て駅、石川町?」
「石川町じゃない。桜木町の隣」
「何て駅?」
それが出てこない。
家人は諦めて品川で東海道線に乗り換えるのを諦めた。
午後4時に関内で下車。
これまでにない混雑であった。
すでに6番ゲートには長い列が出来ていた。
「入場券はすべて売り切れています」と放送されていた。
横浜球場を回ってまず、中華街へ行く。
家人がテレビで見つけた店を探すが分からない。
7品で870円のメニューに誘われてその店に入った。
エビ焼くそばも他のメニューも量が多くやっとの思い出食べた。
残すのが嫌いなので、家人が残したものも、老酒を飲みながら腹に収めた。
家人は歩きたくないので、東方だけ山下公園へ行く。
横浜デンタルショーで来て以来の横浜の海を見に行く。
大道芸人の技を見てから横浜球場へ行く。阪神が買ったので
結局、老酒以外に酒は5合飲む。
風も爽やかな野球観戦だった。
若い人たちのグループの様子ばかりを見ていた。
女性3人、男性6人のグループで、1人の女性は横浜のレプリカ姿でありスマフォばかり操作していた。
その指の動き素早く見事であった。
速記もできるスピードであった。
午後12時に帰宅。