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気まぐれ日記。

菊花賞の展望~その4

2008-10-22 01:17:23 | 競馬
その1の連対馬の傾向が、あまりに綺麗絞れて、それが人気どころばかり。
これはないな・・・という感覚があるので、その4として、他に来そうな馬がいないのか?

穴馬探し編です。

菊花賞というと、菊花賞(長距離)向きの血統が躍進する事がある。
しかし、血統に関して詳しくないのであまり詳しく分析は出来ないが、
印象として、明らかに短距離系統の血が入っているような馬や、距離は伸びない方が
良いような血統の馬が多く、この点でもとても検討するのが難しい。

オウケンブルースリの母父シルバーデピュティも距離伸びて良いタイプでもないようだし、
上がり馬シゲルフセルトは勢いあるし、父ステイゴールドは良さそうだが、母父バクシンオー。
アグネスタキオンも距離伸びて良いとも思えないし、シンボリクリスエスも産駒は、
あまり長距離実績はないらしいし。

その中で、フローテーションは長距離適性はありそう。

母父リアルシャダイは長距離血統の代表的な馬。
父スペシャルウィークも距離はこなせる馬が多い。

問題は買い材料は少ないこと。
前走はあまりに負けすぎ。
1週前追い切りも冴えない感じだし・・・

ただスローなダービーで0.8秒差の8着。
惨敗は惨敗だが、それなりに走れている。
展開が向かず、長距離適正が活きていない。
前走も、スローな展開。しかも出遅れ。
皐月賞にしてもスローで出番がなく大敗。

スタミナ血統という事で、もっとタフなレースでこそと考えれば、敗戦は展開が
向いていないとも言えないくもない。

秋華賞の事もあるし、人気のない馬でもあるし、決定的なプラス要素があるなら、
印を回してみても良いでしょう。

あとは、血統以外で、見所がありそうな馬。
ダイシンプランに注目
2走前の佐渡特別。
超スローペースを後方から行き、1番人気に支持されるものの届かずの5着。
明らかに位置取りの差が最大要因の敗戦。
上がり3Fは33.4秒とレース最速

その3の中で、基本的には上がり3Fは35秒前後と書いたが、ディープインパクト、
ソングオブウインドなど、33秒台の脚を使って勝った馬も要る事は要る。
この2頭。
そして、この2頭は、菊花賞より前のレースで33秒台の脚を使っていた。

過去の33秒台の脚を使っている馬は、菊花賞でもその脚を使う可能性がある。

また、佐渡特別では、ダイワワイルドボアも出走していて3着。
(ちなみにダイワワイルドボアも33.8の上がりの脚を見せている)
5着ダイシンプランとはクビ+クビ差。
ほぼ位置取りとスローの展開の影響で、このレースでの力差は無し。

ダイワワイルドボアは、前走セントライト記念で勝利し、菊花賞では上位人気に
なろうとしている馬。
一応、人気はないはずの馬。(アンカツ人気にならなければ)

人気になってしまうと話にならなくなってしまうが、人気がないなら、オッズバランスは良く、
これも是非、印を回したい馬。
ただ、父タイキシャトルに、母父デヒアもそうだけど、どう考えても、菊花賞で
通用する馬を出すような感じはしないのだが・・・

次にノットアローン
これも長距離向きとは思えない血統背景に感じるが、ここ2戦の内容だと、
折り合いつけて先行できる(逃げてはいけない)としぶとい印象。
そういう脚質なので、折り合えば距離も問題ないはず。

もう1頭。
ヤマニンキングリー
ほぼ、どのレースでも善戦はしている馬。
ハイレベルと思える毎日杯でも4着。
春はクラシックには出れなかったが、結構強い可能性がありそう。
前走もスローな流れで、極端に爆発した脚を使わず、適度な敗戦。
また、これまでの結果では、人気にならないタイプ。

自信はないが、この辺が馬券的妙味がありそうで、一発の可能性を秘めた馬と見ています。