2012年秋期ドラマの評価

▽パーフェクト・ブルー
△ＰＲＩＣＥＬＥＳＳ
▲遅咲きのヒマワリ
△ゴーイング マイ ホーム
▲東京全力少女
△ドクターＸ
▽レジデント
▲結婚しない
▽毒
×大奥
△匿名探偵
▲勇者ヨシヒコと悪霊の鍵
×悪夢ちゃん
△高校入試
△ＭＯＮＳＴＥＲＳ
▽ＴＯＫＹＯエアポート


◎傑作(の可能性あり)
○準傑作。十分に楽しめそう。
▲及第点。それなりに楽しめそう。
△とりあえず見ておこう程度。
▽まだ見るが見なくなる可能性大。
×凡作。見る価値なし。または初めから見るつもりなし。


今期はかなりの不作。
不作は最近は今期に限ったことでもなく、ずっと続いているのだが。。。
それにしても○を付けれるものが現時点では1つもないのはひどい。
せめて▲がもう少しあってほしかった。

そういう意味で言うと上記は地上波のみ。
ＢＳプレミアムの「そこをなんとか」は地上波がひどいだけに期待したいところ。
内容も悪くないし、この題名。センスがあると思う。

遅咲きのヒマワリ

派遣先で正社員登用直前で解雇となり、定職がないことで恋人と別れることになり、
偶然目にした高知県・四万十市の「地域おこし協力隊」の仕事をすることになった主人公。

ということで舞台は四万十が中心。
そこでの住民や仕事仲間などとの関わりから、主人公の成長(心の変化)を見せるようだ。

一言で言うと、感じの良いドラマの印象。
役者の顔ぶれも悪くない青春ドラマ。

テンポも良いし、一応、合格点。
変に拡大版で２時間とか長くせずに、巧く初回をまとめたのも良い。

もちろん、すべてはこれからの展開次第だが、正直、今期は不作だらけというか...
好みのドラマが少ないから、そういう意味では今後の展開に期待したいドラマ。

ＰＲＩＣＥＬＥＳＳ～あるわけねぇだろ、んなもん！

情報漏えいの濡れ衣を着せられ懲戒解雇で無一文になった主人公。

濡れ衣の汚名を晴らすために。
そしてお金を稼ぐために奔走する様を描く感じか。
子供を絡めてコミカル要素を絡めて奔走劇。

でも初回の感じだと主人公は子供絡みの事のドタバタとお金を稼ぐことだけ。
それと平行して香里奈を中心に情報漏えいの真相を暴いていく感じか。
主人公はほとんど無関係のまま。。。(回が進むと絡んでくるんだろうけど)

ということで。
主人公が絡まない情報漏えい云々って必要なのかな？

もう専務(藤木直人)とキムタクが兄弟であることも初回でバラしちゃっているから、
何故陰謀にあったかのドラマのカギ、面白みになるはずのところを見せてしまっている。
これからは淡々と情報漏えいの偽装が解明されて。。。ということで基本路線が見えちゃっていて、
面白みが激減していると思うのだが...。

あとは題名のサブタイトル「あるわけねぇだろ、んなもん」。
これって必要？
狙いすぎな表現で違和感あり。

とりあえず、ドラマの雰囲気は悪くないのだがもう一つ...という感じ。

ＭＯＮＳＴＥＲＳ

一見ちゃらんぽらん。しかし、実は凄腕刑事らしい香取慎吾が演じる謎の刑事、平塚平八。
そのパートナーになった山Ｐが演じる新米刑事。

平塚平八が暴走的な面を見せつつ鋭い推理で事件を解決。
それに振り回される新米刑事の図式のようだ。

とりあえず、初回の２時間は長すぎな気がする。
人物紹介などドラマの世界観を見せる必要もあるから、通常枠で収まらないのは仕方が無いにしても...。

内容的にはまぁまぁ。

気になることは一応、香取慎吾と山Ｐのダブル主演の形だと思うが、
実質、内容的には主役は香取慎吾ひとり。
山Ｐはあくまでその脇役と印象が強かった。
配役のポジション的に主役になりえるわけが無いし。。。

内容云々ではないが、主役を張れる山Ｐにこの役で使わなくても・・・という気がする。
ある意味、贅沢な配役とも言えるが、何か違うような気がする。

とりあえず、期待のドラマの割には...という感じ。
初回の感じでは今後も見れるドラマではあるが。。。

レジデント～５人の研修医

前作のビギナーズが警察学校。
今作は研修医。

基本同じで、若者たちが一人前になる成長を描くもののようだ。
よく言えば、このドラマ枠らしい。
逆に前作からの流れから、ありがち感は否めない。
もう少し違う内容のドラマにした方が良かったのでは？

その辺も影響してか、初回視聴率は10％以下。
このドラマが悪いのかライバル「ドクターＸ」が良かったのか？
微妙な部分もあるが、いずれにしても「ドクターＸ」に視聴率を食われた形。
いずれにしても初回の内容では視聴率が伸びるのは期待でき無そう。

それと、どちらかと言えば、若年層向けだと思う。
このドラマ枠がそういうところを狙っている部分もあると思うが、
自分にはもう一つ面白みに欠けるというのが本音。

様子見で次回も見るが、見なく可能性あり。