今までどのような室内音響処理がいいのかと考えることが多かったが、今の音をこうしたいと言うときにどのようにすべきか、という観点でまとめたことはなかった。
考え方の整理として、備忘録として、早見表として今回の機会に記事にしてみる。
理屈的な観点からもある程度妥当性があるだろうというというもののみを扱うので実践でどこまで効果があるかは断言できないところはある。
今回言述するものは全てステレオ再生のみのケースが前提となる。
●音像を明確にしたい
→間接音の不整を改善する。直接音の割合を増やす。
・室内を左右対称にする
・できなければ吸音を多くする
・スピーカーをリスニングポジションに近づける
・ホーンスピーカーを採用する
●音像に奥行きを付けたい
→ITDGを増大させる。早期反射音の割合を減らす。
・スピーカーと壁との距離を離す
・スピーカーとリスニングポジションとの距離を離す
・大きな部屋に設置する
・拡散体を設置する(特に早期反射面)
○音像を近づけたい(ボーカル等を前に出したい)
→ITDGを縮小する。早期反射音の割合を増やす。
・スピーカーを壁に近づける
・スピーカーとリスニングポジションの距離を近づける
・小さい部屋に設置する
・反射板を設置する
●音像をワイドにしたい(横に広げたい)
→ASWを増大させる。早期反射音の入射角を大きくする。
・スピーカーと側面の壁との距離を広げる
・側面の壁を拡散させる
・大きな部屋に設置する
●音像を大きくしたい(縦に広げたい)
→音源を縦に大きい物にする。下方からの反射音を減少させて合成音像が下方に移動する要因を除去する。
・スピーカーとリスニングポジションを近づける
・床を吸音させる(特に早期反射面)
・アレイスピーカーを採用する
・仮想同軸のスピーカーを採用する
・ホーンスピーカーを採用する
●音場感を出したい
→LEVを確保する。
・後壁と側壁と天井を拡散させる。
・天井高を確保する
考えがまとまり次第適宜加筆予定。
考え方の整理として、備忘録として、早見表として今回の機会に記事にしてみる。
理屈的な観点からもある程度妥当性があるだろうというというもののみを扱うので実践でどこまで効果があるかは断言できないところはある。
今回言述するものは全てステレオ再生のみのケースが前提となる。
●音像を明確にしたい
→間接音の不整を改善する。直接音の割合を増やす。
・室内を左右対称にする
・できなければ吸音を多くする
・スピーカーをリスニングポジションに近づける
・ホーンスピーカーを採用する
●音像に奥行きを付けたい
→ITDGを増大させる。早期反射音の割合を減らす。
・スピーカーと壁との距離を離す
・スピーカーとリスニングポジションとの距離を離す
・大きな部屋に設置する
・拡散体を設置する(特に早期反射面)
○音像を近づけたい(ボーカル等を前に出したい)
→ITDGを縮小する。早期反射音の割合を増やす。
・スピーカーを壁に近づける
・スピーカーとリスニングポジションの距離を近づける
・小さい部屋に設置する
・反射板を設置する
●音像をワイドにしたい(横に広げたい)
→ASWを増大させる。早期反射音の入射角を大きくする。
・スピーカーと側面の壁との距離を広げる
・側面の壁を拡散させる
・大きな部屋に設置する
●音像を大きくしたい(縦に広げたい)
→音源を縦に大きい物にする。下方からの反射音を減少させて合成音像が下方に移動する要因を除去する。
・スピーカーとリスニングポジションを近づける
・床を吸音させる(特に早期反射面)
・アレイスピーカーを採用する
・仮想同軸のスピーカーを採用する
・ホーンスピーカーを採用する
●音場感を出したい
→LEVを確保する。
・後壁と側壁と天井を拡散させる。
・天井高を確保する
考えがまとまり次第適宜加筆予定。