モッチリ遅いコメの距離感

オーディオルーム、シアター、注文住宅などに関してのblog。

改めてデジタル周りの音質を評価する。

2010-08-29 00:39:40 | オーディオ
現在使っているシステムの音質を再評価するのは
よりよい音質を求めるなら当然すべきことなんでしょうけど
正直、憂鬱であまり気の進むものではありません。

最も重要な測定解析を担う自身の耳と脳をフル回転し
現在のシステムのあら探しを行い
改善の余地有りという結論が出たら、改善に努めなければいけない。

それがオーディオ趣味なのかもしれませんが
それに向き合うには十分な気力と体力と時間がないと
よくわからないし、わかる気がしないで終わってしまいます。

今回は
SACDとCDの音質比較
AME+DACとCDP(アナログ出力)の音質比較
AME+DACとCDP+DACの音質比較
CDP(アナログ出力)+CDP+DACの音質比較

を行いました。

まず風呂に入って体をリラックス
風呂上がりにアイスを食べて糖分補給
音量絞った状態で曲(今回はドビュッシーの映像)を聴いて
微細な音を拾えるように聴覚を慣らしておく。
同一トラックを異なるデジタルソースから同時に再生して
音質を比較してみました。

①SACDとCDの音質比較
これは前々から変化はわかっていましたが
改めてSACDの情報量の多さを確認。

②AME+DACとCDP(アナログ出力)の音質比較
前はあまり変わらないと思っていましたが
なーんか改めて比較してみるとAMEの音がガサツな感じがする。
ただ何度も聴いているうちによくわからくなった。

③AME+DACとCDP+DACの音質比較
聴覚上違いは正直何も感じなかった。

④CDP(アナログ出力)+CDP+DACの音質比較
違うはずだけど②ほど違うなという印象はなし

今回のテスト生じたのは、
もしかしたら今のDAC(soulnote sd1.0)が
自分に向いていないんじゃないかという疑念です。
②の比較で無視できない聴覚上の優劣を感じました。
D/A変換の違いが原因だとしたら④でも同じ変化を感じるはずでしたが
そこまで変化を感じることができず。
AMEのデジタル出力の質が原因なのかもしれませんが
そもそも④テスト時は疲れていてよく判らなくなっていたので
今回はそこまで断定し難いと言えます。

評論家がアクセサリーやデジタル周りの比較をする際に
パッと靄が晴れるように明瞭度が上がったなどという内容の記述を
よく見かけますが、
思い込みや体調などで聴感がコロコロ変わってしまうのに
アクセサリーを取り替えるなど微細な音の変化を
よくそこまではっきりと自信を持って評価できるなあと
思ってしまいます。
コメント
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