星くず日記

お気に入りの音楽のことや日々チョットしたことをまったーりと綴っていきます

細坪基佳 歌ごよみ忘年唄~参ノ章~その4

2012-12-21 14:09:29 | 細坪基佳

和尚さんからバトンタッチされた細坪さんは、濃い色の無地にも見えそうな格子柄のジャケットに、黒っぽいベストとズボンの三つ揃い、インのシャツは、濃紺に黒のバイピングがとってもお洒落でダンディーな装いでした

今に、絶対あのジャケット脱ぐから、だって暑そうだものとは、私とsUnさんの予想でした。

みんなもそう思うでしょ でも、その想いが坪さんに伝わると「絶対に脱いでやるもんかってなるからね、坪さんに伝わらないように、こっそりと思っていました。結果は、如何に。。。。。

 

バトンタッチされた坪さんは、そのままハンドマイクで歌いだしました

おっとーー、この曲は、私が大好きな歌です

大好きというか、坪さんからプロポーズされてるような気分になる歌、ひとりの君へ

久保田さんのピアノと、ツルさんのヴァイオリンで、とってもローマンティ--ック

もう1曲目から、フニャフニャにされちゃいました

 

坪さん:みなさん、こんばんは~ 今回で3回目の京都になりますが(忘れ唄)、今回が一番お客さんの数が多いでーす(え”ぇーーうっそーー だって、後ろはガラガラやでー)

坪さん:後ろ後ろの席なんて、全然関係ない 次は、是非お友達を連れて来て~ (友達っていっても、いないからな~、親戚もいないし。。。

 

今日さ、コンサートに20年振りとか30年ぶりに来た人っているかもしんないね。緞帳が上がってさ、真ん中にいる人見て、「ついに、あの人出家しちゃったの~ 神社とかお寺とか史跡とか、そんなの好きだったものね~」なんて思われてたりして

 

ひとりの君へ は、例によってサービスだそうです 料金には、含まれてニャーーイ

というわけで、続いて1曲目は・・・となるのですが、ここで私の寄り道にちょっとお付き合い下さいませ

 

私の大・大・大好きな ひとりの君へ なんですけど

私、こういうチョット、メルヘンチックな歌が大好きだったんです。

それでね、歌詞をちゃんと読まずに、風来坊さえ、いまだに歌詞が・・・となるほど歌詞を覚えないオンナなんですが、今回youtubeで、じっくり歌詞を噛みしめながら聞いてみますと、ナンジャ、コリャーーとビックリたまげる様な、突っ込みどころ満載の歌詞じゃないですか

 

   そっと抱きかかえた君を   そうそう、この、そっと抱きかかえたってとこ、お姫様抱っこですね~、自分の体重も考えずに 子供でもね、20キロもあったら、ヨッコラセーってなる位、重いですよね

   眩暈から覚めた君は   おっとーー、眩暈を起こしていたのか。。。

   白いうなじに唇寄せて 愛の予感を告げよう  え”--、うなじに唇寄せて、まだ愛の予感だなんて、うっそーーー まだ、そんな段階でイヤーーン、ヤメテ

 

まだ恋人同士じゃない間柄で、眩暈を起こした女性を抱きかかえたの!?もしも、想像以上に重たかったら、百年の恋も冷めちゃうよね。重てぇー、ドンって落としちゃうよね

うなじったって、若いからいいけど、お年頃になると、その辺りから加齢臭が噴き出すのよね

 

他にも、秋の星座や流れ星というと、10月のジャコビニ流星群でしょうか 秋とはいえ、野外は寒そうだな~とかね。

そーーんな矛盾を、どーでも良くしてくれるのが「歌」ですよね。

 

こんな素敵な愛の歌を作る坪さんには、この歌を贈りたい人がいるんだろうなぁ~なんて、ボンヤリ思っていて、坪さんからのプロポーズソングだなんて言いながら、これから現れるかもしれない白馬に乗った王子様を夢見ていた、超乙女だった、恋に恋するような頃の私を思い出させてくれる、恥ずかしくもドキドキする歌です

 

まだ若かった頃の坪さんが歌うひとりの君へ は、キュンキュンくる感じでしたが、大人になった坪さんが歌うひとりの君へ は、ポーーッとなるような感じでした。

口元にハンカチを持って行ったのは、空咳でもなく、ましてやヨダレでもなく、感激のあまりの行為ですから

 

橋詰和尚のお説法が、チケットの半分だとしたら、ひとりの君へ で、もう半分って感じでした。

ということは、もう終わり じゃなくって、サービスで良かったです。

   

 細坪基佳(ふきのとう) ひとりの君へ...



細坪基佳 歌ごよみ忘年唄~参ノ章~その3

2012-12-21 12:41:53 | 細坪基佳

 ヴァイオリンの奏でるクリスマスソングと共に、緞帳が静かに静かに上がって行きました。

 

今日の布陣は、坪ちゃん黄門様に、久保田さん、ツルさんの助さん格さんのこんびの3人のはずです。

私からステージを見て、右側にツルさん。そして中央には あれ~、久保田さんはどこじゃ???

久保田さんは、ここじゃ。左側のグランドピアノの所。

 

このグランドピアノがね、ものすっごーーーいの

大きいというか、長いというか風格が、そんじょそこらのピアノと全然違うのよ

アルティのHPを見ると、スタンウェイのD型といって、クラッシクコンサートで使われるようなピアノのようです。

(ピアニストじゃない久保田さんが弾いても大丈夫ですかって訊きたくなるようなピアノです←久保田さん、ごめんなさい

 

私がいつも見てきたコンサートでは、左側にツルさんで、右側に久保田さんのことが多かったのですが、今回ピアノがあるので、左右逆になったのかしらね~

 

さて、真ん中にいるはずの坪さんですが。。。

黒い衣装に身を包み、下げていた頭をパカッと上げると、それは満面の笑顔の東寺・橋詰和尚でした

しっかりギターを抱えて、坪さんになりすましていた悪戯っ子のような和尚が、とっても可愛かったです

 

和尚:みなさん、こんばんは ようこそ、橋詰和尚の忘年会に~

坪さんから、クリスマスの話をして下さいと言われたのですが、そんな敵陣の話を。。。

クリスマスの時期といいますと、我々は五重塔に上って鳩のフン取りしてます。

北海道では、神社仏閣の行事のニュースはとても少ないのですが、関西に来てみてビックリ

千年、数百年にわたっての行事が、現在まで脈々と受け継がれています。

師走といえば、すす払いと大しめ縄の張り替えや、大根炊きのニュースがあります。先日は、沢庵用の大根を木に登って干している(吊るしてる)お坊さんの様子をニュースで見ました。

でも、五重塔のフン取りは、あまり聞いたことがなかったです

ちなみに、東寺の五重塔の高さは、約55m。てっぺんまで登ってはいないとは思いますが、怪我しないように気をつけてほしいですね。

 弘法にも筆の誤り→も木から落ちる→和尚も塔から落ちる なんて、バチアタリなこと考えてしまいました

 

我々にとっては、除夜の鐘つきの方が一大事です。(にゃるほど、ニャルホド)

除夜の鐘は、108つ、煩悩の数ですが、途中であれっ、いくつ突いたっけとは、なりません なぜなら、お数珠で勘定しているからです。

 煩悩は、欲のことですが。例えば、‘坪さんのコンサートに行きたい’これも、煩悩です。煩悩を持つということは、悪いことではありません。多いに煩悩を持ちましょう。

そして、東寺でも平安神宮でも構いませんので、お参りをしましょう。

12月の24日、25日は(神社仏閣)空いています。自信を持って言えます

午前は寺参り、そして午後からはメリークリスマス

 

和尚の有難いお話の肝心なところをスッポリと忘れてしまいました

それで、私の経験から少しお話をさせていただきます。

煩悩には、貪欲・妬みや怒り・愚痴という三毒というのがあります。

「毒」なんですから良いものではないですよね。

ただ、もう少し~~なりたい。もうちょっと~~したいって気持ちが、前向きな気持ちっていうかなんちゅーかそのーの気持ちにもなりますよね。

私にとっては、1公演でも多くコンサートに足を運びたいって気持ちが、健康に気を付けたり、お洒落に気を使ったりの原動力になります。

もちろん、自分が参加できなかったコンサートの内容を聞くと、クヤシーーとなりますが、次こそはとも思いますし、また、楽しくコンサートに参加できた後は、自分の健康に、そして家族や友人、コンサートを運営して下さった沢山の人たちへの感謝の気持ちが沸いてきます。

仏教用語に、『煩悩即菩提』というのがあって、煩悩と菩提という相反するものが、実は表裏一体だというお話を聞いたことがあります。

 

和尚さんの伝えたいこととは違っているかもしれませんが、悩みや苦しみの中の小さな喜びに感謝する人になりたいなぁ~って考えているうちに、大事な和尚の話がすっぽ抜けちゃったわけです

人の話は最後までシッカリ聞くこと←私の一番欠けてる事なので、胆に銘じて気をつけマース

 

抱腹絶倒のお説法のクライマックスは、細坪さんのコンサートに掛けて『一期一会』のお説法でした。

すいません、ここも私、別の事を考えていて、あまり覚えていません

古いものをずーっと続けていても、古いけど新しいんです

同じことをやっているようでいて、コレは今、このときだけのものです!みたいなお話でした。

 

しまったー、和尚のお説法は、今回のチケット代の半分相当らしいので、『一期一会』のお話をちゃんと聞いていなかった私は。。。

 

坪さんのコンサートの前に、東寺をお参りなさっていた二人連れの方がいらっしゃって、橋詰和尚さんにご案内をしていただいたようです。(エエなぁ~←煩悩ですね)

私たちだって、最初は東寺をお参りしてからって思っていたんだけどね。。。

今度、京都へ行くときは、絶対に東寺もお参りさせていただきます。その時は、是非、和尚さんにもお会いしてお話を聞かせて頂きたいと・・・ってこれも、煩悩ですね。

 

橋詰和尚の忘年会も、ここらでってことで、細坪さんとハイタッチでバトンタッチになりました。

 

恒例になりつつある京都での忘年唄、そして和尚のオープニング説法

ずっと楽しみにしていました。ようやく念願叶っての今回でしたが、想像以上の楽しさでした。

ありがたい、ありがたいの気持ちでいっぱいになったところで、坪さんのありがたーいお歌になります。

さ、それでは、坪さん、よろしくお願いしまーす

 

 


12月20日(木)のつぶやき

2012-12-21 01:18:00 | Weblog

ただいまー。ちょっとというか、かなりチカレタビー


今日は、大きなゾウさんがいる所に行って来たよ。お年玉になるかクリスマスプレゼントになるかと思ったら、クリスマスプレゼントになった。どっちにしてもいらんかったのに。全然嬉しくないよー


また薬が増えて、夜には7種飲みます。もう、一丁前の病人です