星くず日記

お気に入りの音楽のことや日々チョットしたことをまったーりと綴っていきます

「初夏」~時計台編

2014-06-03 14:57:39 | お出掛け

「ふきのとう」が歌う初夏 の話をしていたら、思い出したことがあります

それが、札幌時計台 (正確には、札幌市時計台)

 

友だちが、札幌へ旅行した時に、観光名所の一つである時計台へ行ったんですって

そこで、初夏 に出会ったーーーーー

 

その話を聞いたとき、実は私、なんのことやらチンプンカンプン

 

まずね、私、札幌生まれの札幌育ち、正真正銘の札幌っ子ですが、時計台にはほとんど行ったことがありませんでした

遠くから眺めることもほとんどなかった私が、時計台の中に入るなんて。。。

ええ、一度もありませんでした

 

 

ああいう所ってね、えてして観光客の方々が行っていて、ジモピーは意外と行ってないものなんですよ

 

時計台と初夏 気にはなっていたんですよ

それが、先日(2月の末)ですが、北海道へ行ってくることがあって、久しぶりに時計台へ行ってきました

 

私にとって、初めての時計台観光でございます

 

初夏 の歌繋がりの割に、写真は真冬でございますが、どうかご勘弁を

 

 

  ↑ 時計台の横でございます。そこの角を曲がると、時計台の正面です

 

 

時計台の正面でございます

  大きなビルに囲まれた2階建て、高さ約20m

 

初めて時計台を見る人は、そのロケーションの意外性と、想像以上に小さい時計台に、必ず驚かれるとか

驚くといえば、聞こえがいいですが、ハッキリいうと、たいそうガッカリされるとか

そうなんです。時計台はでっかいどーーほっかいどーーが売りの北海道の時計台にしては、とっても可愛らしい建物なんですよ

ビルの谷間でミニチュアみたいでしょ

 

 

 それでは、中に入ってみましょう 観覧料は200円 1階は展示室、資料館のようになっています

今でも現役で時を告げている時計台ですが(毎正時に鐘が鳴ります)、時間が合わない時には鐘の音が聞ける装置もありますよ

 

展示室をグルリの見て回っていますと、ありました、ありました

 

 

『文学と歌に表われた時計台』というコーナーがあって、その中に、↑↑この懐かしいレコードジャケットと歌詞の一部が展示されていました

  歌詞の一部「時計台を見てたむろしている 大きなリュックの黒いカニ族」

 

そうか~、これを見つけたのね。全然知らなかった私です。なんちゅーか、数ある歌の中から、こうして選ばれているのを見るのは嬉しい物ですね

 

せっかくなので、2階に上がってみることに

2階は、いま多目的ホールとして活用されているそうです

 

そうそう、札幌の時計台は、時を告げる時計台ですが、元々は札幌農学校の演武場、体育館として建てられた物なんですよ

かの有名なクラーク先生の構想だそうです

体育の授業はもちろんのこと、入学式や卒業式、ダンスパーティーなんかもあったとかなかったとか。

 

私が住んでいた時は、2階へは上がることができなかった記憶があるのですが、記憶違いかしらね

興味津々です

 

 

 

イスに座って、ステージの方へ見ますと、当時の学生さんになったような気分になります

どうですか、情熱的な先生方や夢と希望に満ち溢れた学生さんたちの姿が目に浮かびませんか

 

 

現在、多目的ホールのここは、講演会や音楽会が開かれていて、10年ほど前にはここでKOKIAさんが、数年前には馬場さんが、ここでライブをしたんですよね

木の椅子でお尻は痛くなりそうですが、とっても趣があって素敵ですね

音響設備がしっかりと整って、フカフカの椅子のホールでのコンサートも良いですが、歴史のある建物でのコンサートっていうのも、何だかそれだけで2倍2倍増しになるような気がします

 

 

札幌の時計台は、鳩時計と同じしくみの振り子時計だそうです。塔時計としては、日本最古のもので、当時と同じ時計が、今でも時を告げています

  私たちは時計台の鐘が鳴る札幌の市民です (札幌市民憲章)

 

札幌へお越しの折には是非、札幌市時計台へ 

そして、あのレコードを探してみてくださいね

 


初夏

2014-06-03 13:49:10 | Weblog

私の大好きな5月が過ぎ去ってしまいました

5月は、私のお誕生月でもありますし、1年の中でも過ごしやすい時期です

 

私の生まれた北海道の5月というと、桜や梅が咲き始め、次々と花が咲き植物が目覚める、春爛漫って感じの季節です

厚い雪雲から青空が見え始め、雪がキラキラと解け始める、そんな春の兆しも嬉しいものですが、植物が目を覚まし始める、そんな春も一段と胸高まるものがあります。

 

その点においては、本州、特にここ大阪ではちょっとテンションが下がりますね

大阪の5月といえば、つつじやバラが咲き始め、新緑がまぶしい初夏って感じでしょうか

6月は、初夏というより、私の苦手な梅雨のシーズンのイメージです

 

初夏といえば、この歌が外せませんね

   噴水の前で~~記念写真をーーとおっているのはーーー 新婚さんかな~~~

 

そう、「ふきのとう」の歌う初夏です

 

北海道で、初夏といえば、いつになるのかしら?最近は気候が変わってきていますからね

私が住んでいた頃ですと、6月の中旬、お祭りの頃から7月の初旬くらいかしら

北海道の夏は短く、8月の末にはもう秋の気配ですからね

 

    

 

48年ほど前と、24年ほど前の大通公園の噴水の前で記念写真を撮っている〇〇 たぶん左は3丁目の噴水で右は4丁目の噴水

半袖を着ているので初夏だと思うのですが、しっかりタイツをはいていますね

左の写真は、記憶がないのですが、百貨店へ行って大通公園へ行くという、大イベントだったみたいです。だって、母がスーツを着てハンドバックを持ち、ハイヒールを履いているなんて、そんな姿 しんじらーれなーーい

 

それでは、もう1枚

  鳩がつついてる~~~ とうきびの殻をーーーって感じで

  トウキビワゴンとトウキビをつついている鳩 それをつかまえようとしているBOY

 

とうもろこしの事を、北海道ではとうきびと呼ぶのは、知る人も多くなりましたが

とうきびとサトウキビがごちゃごちゃになっちゃう人も多かった時代です

そうそう、大通公園のとうきびワゴンは、4月の末位~始まるのですが、7月と8月が獲れたてのトウキビで、他は冷凍のトウキビだって知っていましたか?

最近では、とうきびだけではなくポテトやポップコーンのワゴンまで出るらしいので、驚きです

 

 

さて、この初夏という歌は、私の知っている「札幌」、そのものみたいな感じで

観光客が増えてくるシーズンの大通公園は、いつもの大通公園ではなく、どこか馴染めない感じでしたしね

 

札幌オリンピック開催のため、地下鉄が出来て地下街ができて、若者はみんな地下街へ出かけ

それまで賑わっていた狸小路が、どこかダサくてみんな足が遠のいて、寂しくなり始め

 

カニ族やブンブンみつばち族

 

そうそうラジオからこの曲を知った人の中には、カニ族の存在を知らず、海賊だと思った人がいたとか

町に海賊がいたら、そりゃーーー怖いですね

 

大きなリュックのリュックの発音を、レコーディングの時に「ホソツボ君、リックじゃないよ そこはリュック」って直されたとか

私たちはね、ちゃんとリュックをリュックって発音してたつもりだったのですが、どうやら、みんなリックと発音していたみたいです

私もリュックよりリック寄りだった記憶がありますもの

 

 

いまは使われなくなった言葉や、風景 そんなのが色濃く残っている歌というのも、また味わい深くて良い物ですね

 

 初夏 細坪 基佳+扇柳トール

 


五感

2014-06-01 16:19:09 | 食べ物

5月の中旬、中之島のバラ園へお出かけしました

ちょうどお天気も良かったし、バラも見頃で、沢山の方々がお出かけしていました

バラ園の様子は、後日アップしますが

 

実はその日、せっかく中之島までお出かけしたのだからと、北浜の方まで足を伸ばしてきました

 

大阪北浜といいますと、大阪証券取引所がありまして、大阪の金融街、大阪経済の中枢などと呼ばれています

江戸時代から各種問屋が集まり、昔から商業が盛んだった所です

昔から・・・ということで、古い建物、それも古いだけではなく洋風のカッチョイイビルが多いと、最近話題の街でもあります

 

その古いビルが集まった街を、注目のお洒落な街に変身させたのは、大阪のケーキのお店『五感(GOKAN)』

 

『五感(GOKAN)』が、旧報徳銀行の跡に、ケーキショップとサロンを開いたんですね

 

古い建物好きの私(木造でも石造りでも煉瓦造りでもなんでも)が、ジッとしてられないのは、言うまでもありません

満を持して行ってまいりました

 

  五感 北浜店

 

 1階がショップで2階がケーキやお茶がいただけるサロンです

 

 サロンは、いつも行列ができていると噂に聞いていたのですが やっぱりできていました

ちょっと私の想像以上の行列だったので、今回はパスしようかとも思ったのですが、せっかくここまで来たのだからと、ここは一つ粘ることに

 

行列は、ウェイティングボードに名前を書いて、順番に並ぶ形式でした。(←こういうのって、勝手がわからないとマゴマゴしちゃいますよね

順番を待つ所には、椅子もあって、椅子に座れる所までくると、自分の番までもう少しです

 

店員さんに名前を呼ばれて、厳かに2階へ案内されます。わくわく

2階のサロンは、個室のお部屋と大きなお部屋とに分かれていました

元会議室、または事務室だったかもしれないお部屋に通されて・・・、そこにはテーブルが

 

  sUnさんオーダー 「デコポンと和三盆のクリーム」 シャーベット添え

 

 

 

私のオーダー 「こころ苺と和三盆のムースケーキ」 シャーベット添え

白く見えるのは、練乳のソースです

イチゴと練乳 もう相性はバッチリ 美味しくないわけが、ございません

 

たしか、シャーベットは柚子のシャーベットだったような・・・

 

sUnさんはコーヒー、私は紅茶だったのですが、両方ともポットでのサービスで、とっても嬉しかったです

紅茶は、ポットで出てくることがありますが、コーヒーのポットサービスは珍しく感じました

薫り高いコーヒーが、たっぷり2杯強、何だかそれだけで

紅茶は、意外と普通で、コーヒーにすれば良かったかな~ナンチャッテ

 

ケーキは、その日はサービスできるケーキを全部お盆に載せて持って来てくれて、その中から好きなケーキを選ばせくれます

もうハッキリいって目移りしちゃって、選べません

 

久しぶりに美味しいケーキに巡り合って、かなりテンション

ここのケーキは、まず見た目で気持ちが昂ぶって、味わって幸福感に浸る・・・そんな感じです

 

それが、とっても素敵なサロンで楽しめるのですから。。。

と、いいたいところですが、実はね

 

私たちがお邪魔した時のことですが 私のように気持ちがしちゃったご婦人方が多かったようで、おしゃべりの声がお部屋中に反響しましてね

まあ、ハッキリいってかしましい、いや、やかましい

 

一つのテーブルがにぎやかになると、そのお隣のテーブルはより賑やかになるというか。。。

 

コテコテの道頓堀の辺りも楽しいですが、水都を味わえる中之島、そして北浜も、なかなか楽しい所ですよ

 

 

四日市にあったケーキ屋さん『タンブラン』

こちらも、元中京銀行の建物だった所をケーキ屋さんにして、なんと金庫室だったところをカフェスペースにしていて、それはそれはお洒落で趣のある大人の空間、しっとり落ち着いた感じが好きでした

 

東京・丸の内 cafe1894 も、元銀行の営業室だったところで、とっても素敵にリノベーションされている所で、一時タイムスリップを味わうことができます

 

ちょっとそんな感じを期待してのお出かけだったのですがね

お部屋の造りに問題があるのかしら

やっぱり大阪人の地声が大きいのかしらね

 

いつ、どんな時、どんな場所でも気取らず「ありのーままのーーー」の大阪の人、裏表がない正直なところ、私大好きです

でもね、たまには気取っておしとやかになる場所もあってもいいかな~~ナンチャッテネ