「ふきのとう」が歌う初夏 の話をしていたら、思い出したことがあります
それが、札幌時計台 (正確には、札幌市時計台)
友だちが、札幌へ旅行した時に、観光名所の一つである時計台へ行ったんですって
そこで、初夏 に出会ったーーーーー
その話を聞いたとき、実は私、なんのことやらチンプンカンプン
まずね、私、札幌生まれの札幌育ち、正真正銘の札幌っ子ですが、時計台にはほとんど行ったことがありませんでした
遠くから眺めることもほとんどなかった私が、時計台の中に入るなんて。。。
ええ、一度もありませんでした
ああいう所ってね、えてして観光客の方々が行っていて、ジモピーは意外と行ってないものなんですよ
時計台と初夏 気にはなっていたんですよ
それが、先日(2月の末)ですが、北海道へ行ってくることがあって、久しぶりに時計台へ行ってきました
私にとって、初めての時計台観光でございます
初夏 の歌繋がりの割に、写真は真冬でございますが、どうかご勘弁を
↑ 時計台の横でございます。そこの角を曲がると、時計台の正面です
時計台の正面でございます
大きなビルに囲まれた2階建て、高さ約20m
初めて時計台を見る人は、そのロケーションの意外性と、想像以上に小さい時計台に、必ず驚かれるとか
驚くといえば、聞こえがいいですが、ハッキリいうと、たいそうガッカリされるとか
そうなんです。時計台はでっかいどーーほっかいどーーが売りの北海道の時計台にしては、とっても可愛らしい建物なんですよ
ビルの谷間でミニチュアみたいでしょ
それでは、中に入ってみましょう 観覧料は200円 1階は展示室、資料館のようになっています
今でも現役で時を告げている時計台ですが(毎正時に鐘が鳴ります)、時間が合わない時には鐘の音が聞ける装置もありますよ
展示室をグルリの見て回っていますと、ありました、ありました
『文学と歌に表われた時計台』というコーナーがあって、その中に、↑↑この懐かしいレコードジャケットと歌詞の一部が展示されていました
歌詞の一部「時計台を見てたむろしている 大きなリュックの黒いカニ族」
そうか~、これを見つけたのね。全然知らなかった私です。なんちゅーか、数ある歌の中から、こうして選ばれているのを見るのは嬉しい物ですね
せっかくなので、2階に上がってみることに
2階は、いま多目的ホールとして活用されているそうです
そうそう、札幌の時計台は、時を告げる時計台ですが、元々は札幌農学校の演武場、体育館として建てられた物なんですよ
かの有名なクラーク先生の構想だそうです
体育の授業はもちろんのこと、入学式や卒業式、ダンスパーティーなんかもあったとかなかったとか。
私が住んでいた時は、2階へは上がることができなかった記憶があるのですが、記憶違いかしらね
興味津々です
イスに座って、ステージの方へ見ますと、当時の学生さんになったような気分になります
どうですか、情熱的な先生方や夢と希望に満ち溢れた学生さんたちの姿が目に浮かびませんか
現在、多目的ホールのここは、講演会や音楽会が開かれていて、10年ほど前にはここでKOKIAさんが、数年前には馬場さんが、ここでライブをしたんですよね
木の椅子でお尻は痛くなりそうですが、とっても趣があって素敵ですね
音響設備がしっかりと整って、フカフカの椅子のホールでのコンサートも良いですが、歴史のある建物でのコンサートっていうのも、何だかそれだけで2倍2倍増しになるような気がします
札幌の時計台は、鳩時計と同じしくみの振り子時計だそうです。塔時計としては、日本最古のもので、当時と同じ時計が、今でも時を告げています
私たちは時計台の鐘が鳴る札幌の市民です (札幌市民憲章)
札幌へお越しの折には是非、札幌市時計台へ
そして、あのレコードを探してみてくださいね