ヴァイオリンの奏でる
クリスマスソングと共に、緞帳が静かに静かに上がって行きました。
今日の布陣は、坪ちゃん黄門様に、久保田さん、ツルさんの助さん格さんのこんびの3人のはずです。
私からステージを見て、右側にツルさん。そして中央には あれ~、久保田さんはどこじゃ???
久保田さんは、ここじゃ。左側のグランドピアノの所。
このグランドピアノがね、ものすっごーーーいの
大きいというか、長いというか風格が、そんじょそこらのピアノと全然違うのよ
アルティのHPを見ると、スタンウェイのD型といって、クラッシクコンサートで使われるようなピアノのようです。
(ピアニストじゃない久保田さんが弾いても大丈夫ですかって訊きたくなるようなピアノです←久保田さん、ごめんなさい
)
私がいつも見てきたコンサートでは、左側にツルさんで、右側に久保田さんのことが多かったのですが、今回ピアノがあるので、左右逆になったのかしらね~
さて、真ん中にいるはずの坪さんですが。。。
黒い衣装に身を包み、下げていた頭をパカッと上げると、それは満面の笑顔の東寺・橋詰和尚でした
しっかりギターを抱えて、坪さんになりすましていた悪戯っ子のような和尚が、とっても可愛かったです
和尚:みなさん、こんばんは ようこそ、橋詰和尚の忘年会に~
坪さんから、クリスマスの話をして下さいと言われたのですが、そんな敵陣の話を。。。
クリスマスの時期といいますと、我々は五重塔に上って鳩のフン取りしてます。
北海道では、神社仏閣の行事のニュースはとても少ないのですが、関西に来てみてビックリ
千年、数百年にわたっての行事が、現在まで脈々と受け継がれています。
師走といえば、すす払いと大しめ縄の張り替えや、大根炊きのニュースがあります。先日は、沢庵用の大根を木に登って干している(吊るしてる)お坊さんの様子をニュースで見ました。
でも、五重塔のフン取りは、あまり聞いたことがなかったです
ちなみに、東寺の五重塔の高さは、約55m。てっぺんまで登ってはいないとは思いますが、怪我しないように気をつけてほしいですね。
弘法にも筆の誤り→も木から落ちる→和尚も塔から落ちる なんて、バチアタリなこと考えてしまいました
我々にとっては、除夜の鐘つきの方が一大事です。(にゃるほど、ニャルホド)
除夜の鐘は、108つ、煩悩の数ですが、途中であれっ、いくつ突いたっけとは、なりません
なぜなら、お数珠で勘定しているからです。
煩悩は、欲のことですが。例えば、‘坪さんのコンサートに行きたい’これも、煩悩です。煩悩を持つということは、悪いことではありません。多いに煩悩を持ちましょう。
そして、東寺でも平安神宮でも構いませんので、お参りをしましょう。
12月の24日、25日は(神社仏閣)空いています。自信を持って言えます
午前は寺参り、そして午後からはメリークリスマス
和尚の有難いお話の肝心なところをスッポリと忘れてしまいました
それで、私の経験から少しお話をさせていただきます。
煩悩には、貪欲・妬みや怒り・愚痴という三毒というのがあります。
「毒」なんですから良いものではないですよね。
ただ、もう少し~~なりたい。もうちょっと~~したいって気持ちが、前向きな気持ちっていうかなんちゅーかそのーの気持ちにもなりますよね。
私にとっては、1公演でも多くコンサートに足を運びたいって気持ちが、健康に気を付けたり、お洒落に気を使ったりの原動力になります。
もちろん、自分が参加できなかったコンサートの内容を聞くと、クヤシーーとなりますが、次こそはとも思いますし、また、楽しくコンサートに参加できた後は、自分の健康に、そして家族や友人、コンサートを運営して下さった沢山の人たちへの感謝の気持ちが沸いてきます。
仏教用語に、『煩悩即菩提』というのがあって、煩悩と菩提という相反するものが、実は表裏一体だというお話を聞いたことがあります。
和尚さんの伝えたいこととは違っているかもしれませんが、悩みや苦しみの中の小さな喜びに感謝する人になりたいなぁ~って考えているうちに、大事な和尚の話がすっぽ抜けちゃったわけです
人の話は最後までシッカリ聞くこと←私の一番欠けてる事なので、胆に銘じて気をつけマース
抱腹絶倒のお説法のクライマックスは、細坪さんのコンサートに掛けて『一期一会』のお説法でした。
すいません、ここも私、別の事を考えていて、あまり覚えていません
古いものをずーっと続けていても、古いけど新しいんです
同じことをやっているようでいて、コレは今、このときだけのものです!みたいなお話でした。
しまったー、和尚のお説法は、今回のチケット代の半分相当らしいので、『一期一会』のお話をちゃんと聞いていなかった私は。。。
坪さんのコンサートの前に、東寺をお参りなさっていた二人連れの方がいらっしゃって、橋詰和尚さんにご案内をしていただいたようです。(エエなぁ~
←煩悩ですね)
私たちだって、最初は東寺をお参りしてからって思っていたんだけどね。。。
今度、京都へ行くときは、絶対に東寺もお参りさせていただきます。その時は、是非、和尚さんにもお会いしてお話を聞かせて頂きたいと・・・ってこれも、煩悩ですね。
橋詰和尚の忘年会も、ここらでってことで、細坪さんとハイタッチでバトンタッチになりました。
恒例になりつつある京都での忘年唄、そして和尚のオープニング説法
ずっと楽しみにしていました。ようやく念願叶っての今回でしたが、想像以上の楽しさでした。
ありがたい、ありがたいの気持ちでいっぱいになったところで、坪さんのありがたーいお歌になります。
さ、それでは、坪さん、よろしくお願いしまーす