星くず日記

お気に入りの音楽のことや日々チョットしたことをまったーりと綴っていきます

細坪基佳40周年スペシャルコンサート~7

2014-09-30 14:19:27 | 細坪基佳

豪華なゲストの方々をお迎えしての第2幕は、細坪さんのソロになってからの歩みを見ている様でした

細坪さんが、色々な方々とお仕事をされる縁で、私も色々な音楽、アーティストの方々を知るきっかけになりました

 

 

さあ、ココからコンサートの後半 そうなんですよ、もうアンコールかと思う位、盛り沢山、たーくさんの歌を聞かせてくれましたが、やっと折り返し地点、前半戦が終わりました

 

ステージの坪さんは持ちのロンロンですが、客席の私たちも体力勝負となってきました

 

ここからは、の楽曲をといことで、艶やかで伸びのある坪さんの美しいアカペラで雨降り道玄坂

間奏のエレキギターの、なんともカッチョイイこと

坪さんの歌声もエンジン全開、フルパワー

なんでしょう、この感覚 ふきのとうの再来

20~30年前の時代に戻ったような気がしました

 

柿の実色した水曜日

オレンジいろともちょっと違う、そう柿色の照明が、とっても美しかったです

ツルさんは、リーコーダー→アコーディオン→バイオリンと、とっても大忙し

河合さんのコーラスが、どこか山木さんを彷彿させ、とっても懐かしい気持ちになりました

河合さんのコーラスは、ここ一番という時に、坪さんと二人だけの声になるので、特にジーンとさせます

 

春雷

そうそう、この音、このフレーズって感じ

坪さんの歌声も、さらにノリノリ

いつもだと、歌い終わった後に、酸欠の金魚みたいにハァハァいったりなんかしているのに、なんかいつもの坪さんじゃないみたい

全然余裕で、歌い切ってしまいました

いつものアコギでの春雷も、カッコよくって好きなんですけど、ドラム・ベース・エレキのバンドサウンドになると、やっぱりテンションが上がってしまいます

 

12月の雨

もう一度

アカペラから始まって、藤田さんのサックスが、イイヨイイヨ

何故、愛は・・・

 

雲のわだち

ピアノのゆったりとしたイントロで始まって、サックスが加わって、最近の坪さんというか、熟年者となった坪さんが作った歌です

アルバム思い出は風の中に に収録されています。

私は、アルバムを聞いた時には、あまりピンとこなかったのですが、ある時、この曲を妹尾さんが弾いて坪さんが歌った時がありまして、その時に、色々な風景がボアッと広がって、それから好きになった曲です

 

この曲を歌う前に

細坪:会場にミラーボールがあるのを見つけてね ミラーボール、好きなんだよね それで、今日のリハーサルで急遽、使ってもらえないかってお願いしてみたの。でもね、予定になかったことをするというのは、なかなか大変でさ。。。

それでね、回るかどうかは、わからないけど。まぁ、ここまで言ったら、回らないってことはないだろうけど。。。

 

ひょっとして、開場が15分遅れたのは、このミラーボールのせいかしら ナンチャッテネ

 

果たしてミラーボールは回るのか

ええ、もちろん回りましたとも

いつも見ているライブハウスでのミラーボールと違って、ホールのミラーボールはデカイ

ミラーボールの大きさではなく、壁や天井に写る光がね、もうすっごいのよ

なんちゅーか、プラネタリウム

 

私はね、銀河に見えたんですよね~

ほんとうに、ふいに1か月前に星になった母の事が頭をよぎって、そしたら涙がポトリと落ちたんですよ

母を想って泣いたことなんてなかったのに、坪さんの歌とミラーボールのマジックですね

胸の奥の方に閉まって置いた感情を、音楽は外に出す、解放してくれる。そんな力が、音楽にはあるような気がします

 

 

 ハラカラ

坪さんは、椅子に座って

スチールギターみたいな音は、ツルさんのアコーディオンの音色で、ちょっと沖縄を連想させる、暖かな風と波の音が聞こえてきそうな曲です

 

風のうたびと

風笛

高橋さんのケーナの音色が会場に響き渡って、会場の雰囲気を一気に幻想的なアンデスの山の中に誘い込んでくれました

空気が一瞬で切り替わって、思わず鳥肌が

途中、大きなコーラスがあるのですが、そのコーラスにも負けないケーナの音色

空気を切り裂くその音色は、まるで谷を渡るコンドルのようでした

 

夢のかけら

久保田さんと米川さんのエレキギターでのソロ合戦が、無茶苦茶カッコイイでした

 

Good Time Music

最後の曲は、全員でこの曲を楽しく演奏してくれました

 

ステージでは、坪さんが、みなさんから1輪づつ白いお花を貰っていましたよ

 

それでは、坪さんのMCから。。。

坪さん牛丼屋事件&ワインキープしますか事件

若い頃、いつもワイワイ遅くまでやっていたお店で、話したことはあまりないけど、よーく知っていた厨房にいた渡辺クンが、いまは立派なチェーン店の主になっていた

札幌で仕事をしていた時のテレビ局の人が東京に転勤になって、「東京に来たら連絡して~」(←社交辞令)だったけど、それっきりになっていて、少し前に会う機会があって、なんと今は国民的番組のおエライさんになってた

そして、或る場所で偶然会った或る老人の、ちょっと眉唾な話

人生長くやっていると、色々な出会いと別れがあるもんですね

 


細坪基佳40周年スペシャルコンサート~6

2014-09-29 14:30:50 | 細坪基佳

ピアニストの中村由利子さん、アルパ奏者のルシア塩満さんを呼び込んでの「風のアルペジオ」のコーナー

 

スリーハンサムズでのコーナーでもスリハン〇号(年齢順だったので5号だったかしら)として参加していた久保田さんは、「風のアルペジオ」にも参加しているので、そのまま居残りでした

そして「風のアルペジオ」では欠かせない最強の助っ人、ケーナやクワトロを演奏される高橋マサヒロさんも登場

ルシアさんと高橋さんは、南米の民族衣装を身にまとっていたので、目にもとっても華やかでした

 

「風のアルペジオ」とは・・・、【元々古い音楽仲間ではあったけれど、細坪さんの2012年日比谷野音公演の打ち上げで、たまたま隣り合わせになった由利子さんとルシアさんの顔を見た坪さんが、「一緒に何かやったら面白いんじゃない」って閃いたことからユニット結成へ、なんとそのヒラメキがトントン拍子に進んで6月にはもうユニットでライブを開き、その翌年にはアルバムを出し、ライブ活動も活発に】

 

コーヒールンバ

高橋さんが、4弦からなるウクレレより少し大きめのクワトロという楽器の音を、ポロポロンと聞かせてくれて、高杉さんのパーカッションも加わって、みんなも一度は聞いたことがあるお馴染みの歌を歌ってくれました

 

コーヒールンバの歌い出しは、昔アラブの古いお坊さんが・・・ですが、アラブとは全然関係がなく、アルパ奏者で有名なウーゴ・ブランコさんの演奏で大ヒットした曲で、作曲者はウーゴさんのお兄さんなんですってよ

ルンバなのに、ルンバのリズムでもないっていうところも驚きですね

 

2曲目はアルバム未収録の曲で、ゴットファーザー~愛のテーマ~

このユニットでは、あんな曲はどう?こんな曲は・・・、の延長線上で、じゃあ、坪さんもこんなのはどうって感じで、いつもは歌わない様な曲にも挑戦する羽目に・・・とかなんとか(←ごめんなさい、この辺のMCはかなりうろ覚えなんです

アルパは、ハープなんだけど、時々大正琴みたいな音色にも聞こえて、そのなんとも和風の音色が、哀愁たっぷりで坪さんのしっとりとした歌声にピッタリでした

それと、高橋さんの吹くフルートも、ものすごっくスパイスが効いていて、とっても素敵でした

芸歴40年の坪さんの、更に進化した姿が、この曲に表われていた気がします

 

すっかり大人の細坪ワールドに引き込まれて、ポーッとなっていましたら

映画大好き坪さんによる、映画解説第2幕(1幕は、ゴットファーザーね)

ひまわり  あらすじと、それを初めてみた時の、細坪少年の感想でした

その映画解説の後に、由利子さんとルシアさんの演奏で、ひまわりのテーマ

3人でユニットを組んだ時に、坪さんから「是非お二人に演奏してもらいたい」と強くリクエストされた曲だそうです

目を閉じて演奏を聞いていると、映画のラストシーンが瞼に浮かんできましたわ

 

 お二人の演奏の時に、まるで司会者の様にスーッと姿を消した坪さんが、蝶ネクタイから少しカジュアルな格好に衣装チェンジして再登場

ゲストコーナーの最後は坪さんの憧れのグループ・ジローズ

ジローズの杉田二郎さんとは、座・ジローズとして活動もしていますし、二郎さんの事は一番のお兄ちゃんと呼んでいる坪さんです

(初めは二郎さんを介護してるみたいに思えたのですが、最近はすっかり老老介護状態です)

ジローズは、第1期と第2期があって、第2期のメンバーの森下さんとは1年の限定ユニットだったそうです

そのたったの1年の間に、沢山の曲を残していたんですね

坪さんから何度も聞いた、【故郷の幼馴染でんすけさんからジローズを教わり、一緒にハモって歌っていて、大学に入ったサークルで、ジローズの曲が縁で山木さんに出会って、<ふきのとう>結成へ】

ジローズの歌を知っていなければ、現在の坪さんに至らなかったかも・・・

ジローズのメンバーだった森下さんは、グループ解散後、ラジオ局に勤務され、いまは定年退職をして悠々自適のフリーなんですって

それで、坪さんが、杉田さん、森下さんに直接交渉して再結成をお願いしたそうです

 

森下さんは、ずっとサラリーマンだったとは思えない程、ジローさんに負けず劣らずのとってもダンディーな方でした

森下まさか、もう一度ジローズとして歌うなんて思っても見なかった。。。

と、とっても感慨深く仰っていましたよ

 

坪さんは、憧れのジローズを近くで見たいってことで、ステージの横に椅子を用意してもらって、本当に特等席でジローズのステージを見ることに

 

愛とあなたのために そして青春の別れ道

途中、歌いながら胸がいっぱいになっている様子の森下の姿を見て、私も胸が熱くなりました

 

この時の私はね、「よし、長生きしよう」って思いましてね、長生きしてたら、その時は思いもよらなかったことに遭遇できるかもってね

例えばよ、若いグループがね、CDで聞いてお手本にしてました、ずっと尊敬して憧れていました、一度でいいから生で見てみたいと思ってましたみたいなラブコールを受けて、奇跡の再結成みたいな話とかね。。。私の勝手な妄想ですけどね

 

ジローズ再結成は、坪さんにとっての夢だったかもしれないけど、ひょっとしてコレハ。。。ナンチャッテネ

私の小さな夢の灯火は、消さないように、そっと胸にしまっておくことにします

 

 

戦争を知らない子どもたち

スペシャルコーラスに、鈴木康博さんを呼び込んで

オフコースの初期の頃、ジローズのバックバンドをしたり、一緒にお仕事をしていたんですって

康さんと坪さんのスペシャルサポート&会場のみんなも一緒に歌いましたよ

私も、ジローズの曲はほとんど知らなくて、この歌はよく知っています

 

それにしても、いつも思う事ですが、ステージに入らっしゃる方々が、みんな60オーバーなのに、とっても生き生きとしていてキラキラと輝いていて、とっても素敵なんです

私も、あんなふうに年を重ねたいな~といつも思います

素敵なお手本、後ろ姿を追って行けるっていうのは、なんてラクチンラクチン

えっ、自分の後ろ姿は?って、そんな恐ろしい話はやめて~~~~

 

 

 

 


細坪基佳40周年スペシャルコンサート~5

2014-09-28 16:24:00 | 細坪基佳

9月20日 東京・中野サンプラザホールで行われた細坪基佳40周年記念スペシャルコンサート~人生の詩~の思い出をダラダラと綴っています

 

Heart of Goldを華やかに歌って第1ラウンドを終了って感じでしょうか

 

細坪:22年前にソロを始めて、これからやっていけるんだろうか?って不安になっていた時、俺の音楽的な先生とゆうか、親切なお兄ちゃん、鈴木康博さんでーす

と、鈴木康博さんを呼び込み、ここからゲストコーナーへと突入です

ということは、ここからは立ってはいけないのよね

どうしよう ダメと言われると行きたくなるものよ、さっきまで全然ダイジョウブだったのに、めっちゃ不安になってくる私でした

 

細坪:ソロになってから、最初にユニットを組んだのは康さんで、その後に康さんと潤子さんでのSFMへと続いたんだよ

    康さんとのアルバムは「四月になれば僕らは」というタイトルなんだけどね。サイモン&ガーファンクルに四月になれば彼女は って曲があって、それにならったんだ

    サイモンの方が小さくて、ガーファンクルの方がデッカイんだけど、俺らはその逆でネ

    康さんは真面目で、いつも俺は叱られていたんだ (コラッ、ツボってか)

    コンサートが終わって、康さんが「ツボ、コンサートのMCってさ、告知とかするものだろそれをダラダラと余計な話ばかりしてて、ツボは間違ってるよ」とかさ

 

鈴木:そんな事もあったね でも、それからMCのこと(ツボから)教わったよ。まだまだだけど、コンサートでは俺もだいぶん喋るようになったんだよ

 

そうそう、私がSFMのコンサートへ行った時は、坪さんから話を振られないとお話をされない鈴木さんでした

その頃、鈴木さんは、コンサートにはお客さんは音楽を聞きに来てるんだから、トークなんて邪道だ!曲は、お客さんがそれぞれの解釈で聞くものだから、作り手から説明をしてはいけないものだ。。。みたいな事をおっしゃっていて、でも、ちょっとその曲を作った時の自分の気持ち、状況を話したら、お客さんがとっても喜んでくれてね~、そうか~そうだったんだ~って思ってね

ツボのMCに出会っていなければ、いまみたいなコンサートにはなっていなかったと思う。。。みたいな、そんな話をされていた記憶があります。(違っていたら、ゴメンナシャイ

 

鈴木さんが、この日のコラボで選んだのは、鈴木さんがずっと歌い続けているでももう花はいらない、それとアルバムにも収録されている坪さんの曲でSIMPLE SONG

でももう花はいらないは、鈴木さんのギター1本

そのギター1本の音色が、とっても澄んだ音色で、ゴメンナサイそれまでの豪華なバンドサウンドの音色よりカッコイイ音色に、私は聞こえました

ギターのミストシャワーと申しましょうか、天井から無数の音符が降ってきたような気がしましたよ

ギターと二人の声だけで、とってもシンプルなんだけど、とってもブラボーでした

 

SIMPLE SONGでは、ツボバンドも加わったのですが、久しぶりに坪さんがタンバリンを叩きまして、私としては、それだけで「ごっつあんです」

昔むかし。坪さんが青い透明なタンバリンを持っているのを見て、「ナンテ、カッコイイんだろう」って思った記憶があります

さて、カッコよかったのは、坪さんだったのかしら?透明なタンバリンだったのかしら???

ちなみにSIMPLE SONGのアレンジは、四月になれば僕らはVerだったと思うのですが

ギターの印象的なフレーズと、お二人の伸びやかなハーモニーが、紙テープを持っていたら投げたくなるくらい素敵でした

 

続いてのゲストは

細坪俺のカワイイ後輩、三浦和人

三浦さんとは、「細坪君と三浦君」というユニットで、50’Cafe というアルバムをリリースしています

50’Cafe は、たしか沖縄でのライブ収録と、スタジオにお客さんを入れてイッセーノ同録で、スタジオライブ収録のような感じの物が入っていたはずです

 

三浦さんとは、ほんとうに息が合うというか、歌だけではなくトークの息もピッタリ とにかく、この二人が話し出すと止まらない

たしか・・・どこかで・・・トークライブって成っていたこともあったはずですよ

この日も、坪さんはその面白さを会場で披露したがっていましたが、アレはユルリとした空間があってのことで、いますぐ瞬間湯沸かし器の様に爆笑させろって言われても困りますよね、三浦さん

坪さん:「あの話して」 三浦さん:「嫌だ」 坪さん:「嫌らしい、自分のコンサートでしか話す気が無いんだ」

そう言いながら、一つだけとっておきのお話で、みんなを大爆笑させてくれた三浦さんでした

一つ言っておきますが、三浦さんはお笑いの方ではなく、元雅夢の三浦和人さんです

 

やる予定ではなかったらしいのですが、三浦さんの代表曲愛はかげろう のコード進行と韓流ドラマのテーマソングがソックリという事で、2曲を同時歌うというサプライズプレゼントがあって

 

二人のコラボは。三浦さんの曲で百年の恋を、ピアノとギター2本のシンプルな構成で

そしてマンドリン、ドラム、ベース、ピアノ、ギターの構成で、ENDLESS SONG

50’Cafeでのアレンジに近かったと思います

 

 

次は、NSPの平賀和人さん、中村貴之さんのお二人を呼び込んでのスリーハンサムズコーナー

 ※すみません 私、歌が始まる前のトークの時に、席を立っておトイレに行きました きっと、話が長くなるだろうと思いましてね。いつ立つの?いまでしょってね、だから、なにを話していたかは。。。ワカリカネマス

 

席に戻ってきましたら、これから歌う夕暮れ時はさびしそう

平賀さんがベースなしで、ハンドマイクで振り付で歌います 振りの所は、みんなも一緒にやってねってことで、振りの練習をしているところでした

 

リードベースマンの平賀さんは、リードボーカルを取るのは平気なようでしたが、ベースを取りあげられて、ハンドマイクで歌うというのは、とっても恥ずかしそうにしていましたよ

 

お馴染みのオカリナで始まる曲ですが、オリジナルはとっても切ない歌なのに、スリハンになると笑顔いっぱいの楽しい歌になってしまいました

 

 2曲目は、平賀さんにもベースを与えられ

細坪:スリーハンサムズのコンサートの時は、いつも天野さんが遊びに来ていて、なにかしらイタズラをしていく

今日もたぶん、来てくれていると思うけど、降霊術のように、スリハン初披露の曲をやります

 

スリハンの3人の他に、スリハンメンバーの久保田さん(エレキG)とツルさん(キーボード)が加わりました

 

さようなら は、NSPの曲をあまり知らない私でも知っていた曲です

特に後半のさようなら が重なっていくコーラス部分が大好きでした

この日のさようなら 天野さんが降りて来たかどうかはわかりませんが、私は魂をグッと掴まれたような、ちょっと震えるような、鳥肌ボワッとの感動に襲われました

 

先輩後輩同輩と、めちゃくちゃ喋っているのに、歌になるとバッチリ決めてくるのは、さすが細坪さんって感じです

それにして、細坪さんって、なんという愛されキャラなのかしらね

細坪さんとお喋りしたり歌っている時のゲストの方々の笑顔が、とっても楽しそうで素敵で、その様子を見ているだけで、こちらも幸せな気持ちになってきます

 

 


細坪基佳40周年スペシャルコンサート~4

2014-09-27 18:40:03 | 細坪基佳

9月20日、中野サンプラザホールで開催された『細坪基佳40周年記念スペシャルコンサート~人生の詩~』の思い出を、ダラダラと綴っています

記憶違い、思い違いもあろうかと思いますが、そこは4時間半強という大変な長丁場のコンサートだったのでどうかご勘弁を

間違いが甚だしい場合は、優しく教えてくださいね

 

細坪さんの弾き語りで幕を開け、バンマス&ギター/久保田邦夫さん、バイオリン他/ツルノリヒロさん、ベース/河合徹三さん、ドラム/高杉登さん、ピアノ/中村由利子さんと、細坪さんファミリーのバンド編成で2曲目3曲目の演奏が終了しました

 

AGからエレキギターに替えた細坪さん

派手でノリノリの演奏で始まったのは、VISION OF DREAMS

あらっ、よく見るとエレキが3本

間奏での久保田さんのギターソロのカッチョイイことといったら まるでGSみたい

sUnさんが私に囁きます「久保田さん、トキオのリーダーに似ているね」

ええ、私はずっと前から似てるって思ってましたよ。誰も同意してくれませんでしたけどネ

 

この曲が終わって、バンドメンバーの紹介がありました。

ツルさんと河合さんが40年弱の付き合いで、久保田さんと高杉さんが30年弱の付き合いって、凄いですね~~

さて、この曲から加わったエレキをガンガン弾いていた第3のオトコは、米川さんでした

 

バンドを代表して、バンマスの久保田さんから一言ご挨拶

久保田:みなさん、こんにちは(まだ「こんばんは」、ではなく「こんにちは」の時間帯でした)坪さん、40周年おめでとうございます。坪さんの40周年のツアーは、今日がファイナルではなく、まだまだ続きます。(ひょっとしたら12月の札幌がファイナルかしら!?京都は、歌い納め会ですものネ)

 

細坪:次の曲は、AORといってロックテイストのムーディーな歌で僕でいいなら

エレキが2本、ベース+ピアノ+キーボード+パーカッション、そしてムーディーな歌と言えば欠かせないサックスの藤田明夫さんが加わりました

藤田さんは、たぶんソプラノsaxだったよーな

ハンドマイクで気持ちをたっぷり込めて歌う坪さんは、私の眼にはAORというより歌謡曲に見えて。。。聞こえたんですけど

 

次の曲は、もう少しポップにCHEEK TO CHEEK

藤田さんは、たぶんアルトsaxに持ち替えて。。。

ハンドマイクでフリも大きく熱唱する坪さんは、ちょっとだけマッチみたい

 

細坪:どう? この頃の歌、少し背伸びしてる?気取ってる? でも最近は、なんでか好きなんだよ カラオケでも歌いたいくらいだ

 

『ふきのとう』の曲は、何曲かカラオケに入ってるようですが、細坪さんの曲は。。。

でもCHEEK TO CHEEKは、『ふきのとう』の最後のオリジナルアルバムHeart Stringsに収録されている曲なので、どうかしら?リクエストとか沢山したら、カラオケに入れて貰えるのかな~???

 

ちなみに私は、Heart Stringsのアルバムは、あまりお気に召しませんでね。。。あまり聞いてませんの

たぶん、都会風に気取った感じが、「ふきのとうには似合わねぇー」って思って、私は嫌だったんでしょうね

都会風の曲が嫌なんじゃなくって、『ふきのとう』が都会に染まっていくのが、自分から遠い存在になりそうで、嫌だったんだろうな

だって都会的な人が都会の歌を歌うのは、憧れを持って好きだったんですもの

あまりお気に入りでないHeart Stringsですが、なかなかキャッチーな曲が多くて、一度聴いたら頭から離れなくなりフレーズがあって、気が付いたら口ずさんだりしていたりするので不思議ですね

 

 ふる里に帰ったら

細坪:新しいアルバム夜想曲2に収録した曲で、自分が作った曲なんだけど、昔は山木さんがリードVoで歌ってる

    男女がいてね、女性の方が故郷に帰って、男性の方が都会に残る たぶん、男女とも、その時の俺自身だったと思う。女性を介して、自分の気持ちを故郷に帰した。この歌を歌うと、リアルに悲しくなって泣きたくなるんだ

 

あー、だから当時は細坪さんではなく、山木さんが歌っていたのね

でも、私、山木さんが歌う ふる里に帰ったら 好きでしたよ。たぶん、当時の細坪さんの声より、朴訥とした山木さんの歌声の方が、この曲にピッタリだったと思います

 

夜想曲2では、オーボエかイングリッシュホルンの草笛みたいな感じのところを、藤田さんがたぶんクラリネットで

ちょっとだけ夜想曲2の雰囲気を漂わせて、今の坪さんで歌ってくれました

AG+バイオリン+ピアノ+ベース+ドラム、そしてマイクはスタンドマイクで

 

 

夕焼けの翼

AG+ピアノ+ドラム+ベース+キーボード+、そしてフルート

私は、夜想曲に収録されているチェロとバイオリンが印象的な夕焼けの翼が好きで、よく聞いていますが、この日は、ふきのとう時代のアレンジだったような気がします

途中のフルートと分厚いコーラスが、とっても素敵でした

 

夜想曲は、ピアノとバイオリン、チェロというクラシカルというかニューエイジという趣き

ニューエイジのアレンジの初めは、チェロの貴公子・溝口肇さんだったそうです

溝口さんとの出会い、打ち合わせのために溝口さんのお家へお邪魔した時の話(真っ白なお部屋で人生初の半分ティーnot

ハーブティー)で会場を大爆笑させた坪さんでした

溝口さんのアレンジというと、金色の森・銀色の風 ですね

私の大好きなアルバムですが、その中でも特にお気に入りの楽曲少女へ 秋の接吻 は、溝口さんのアレンジで溝口さんも演奏されている曲です

秋の接吻は、何度かコンサートで聞いたことがありますが、少女へは、まだその機会に恵まれていないので、いつの日にか。。。と思っています

 

 

Heart of Gold

嫌いだったはずの都会・東京に「ありがとう」を込めた曲は、エレキ中心のバンドサウンドで華やかで元気に演奏されました

 

 

 


細坪基佳40周年スペシャルコンサート~3

2014-09-26 13:47:43 | 細坪基佳

大きなステージには、いまは珍しくなった幕が掛かっていました

幕の前には・・・、ステージの右端に坪さん愛用の椅子とギターが、そして左端には、エレクトリックバイオリンがスタンバイ

 

そろそろ開演の時間だというのに、一向に席は埋まりません

開演時間の16:30は過ぎましたよ

みんなー、早く座ってよ~ みんなが席につかないと、コンサートが始まらないよーー

16:35 やっと予備ベルが鳴りました

席に座っても、みんなのおしゃべりの声が止みません

見た目は、オジサンオバサンなんですけどね、どの顔もどの顔も笑顔で 皺もあるし頭だって・・・なのに、少年少女に見えるから不思議ですね

もうホールが、大同窓会状態です

賑やかな弾んだ声を、坪さんは袖で、どんな風に聞いていたんでしょうね

 

16:45 開演を告げるベルが鳴りました

右端に立てかけてあったギターにスポットライトが当たり、反対側の左端から蝶ネクタイ姿の坪さん登場

ウォーーという歓声と盛大な拍手

蝶ネクタイ姿の坪さんは、私的には超ラブリー

七五三の子どもの様な、場末のキャバレーの司会者のような。。。

もう、その一張羅姿から、この日の坪さんの意気込みがヒシヒシと伝わってきました

 

細坪全国から集まってくれたみなさん、今日は長くなるけどいい?

もちろん、そのつもりですよ もう、思う存分、歌ってくださいな

 

15分遅れで始まったコンサートですが、私はてっきり客席の着席が遅くなったのが原因かと思ったのですが、リハーサルが伸びたっていう説もあるらしいです。真相はどちらかしら どっちでもいいんですけどね

 

 

細坪40年前に北海道から出てきました。21歳でした。この歌を歌うと、当時を思い出します

そういって、この記念すべきスペシャルコンサートの1曲目に細坪さんが選んだのは、『ふきのとう』の初期の作品朝もやの中

細坪さんのギターでの弾き語りだったのですが、アレーッ、私にはギターの伴奏と坪さんの音程がバラバラに聞こえたのですが、それって。。。気のせいかしらね

sUnさんなんて、「ツボさん、緊張してる?」って私に訊いてくるけど、そんなん知らんがな

途中からツルさんのバイオリンが入って、幕には木立のシルエット

朝、冷たい空気が入り込むと朝もやが発生しますが、坪さんの故郷の沼田も、きっと朝もやが発生しやすい所なんだろうな~

私の住んでいる大阪でも、靄がかかりますが、その靄はちょっとこの歌の雰囲気とは違う気がします

 

 

ツルさんが、おもむろにポケットからリコーダーを取り出して。。。

バイオリニストのツルさんですが、細坪さんのコンサートでは、マルチプレーヤーに変身

色々な楽器で色々な音色を奏でるだけでなく、その音色が色々な時代にひとっ飛びさせてくれます

そう、ツルさんは、私にとってはドラエモンです

夕暮れの街

ツルさんのリコーダーで始まり、イントロで幕が開きました

ステージには、夕暮れ時を思わせるオレンジ色の照明

細坪:この歌は、プロになるきっかけを作ってくれた歌で、山木さんが「ツボ、この歌、唄って欲しいんだけど」って言ってきて、それを全道大会で歌って優勝して 俺は、スッゴイ綺麗な曲だな~って思ってて、白い冬でデビューしたけど、心のデビュー曲は、この歌なんだ

 

私は、この歌を聞くと、路線バスのテールランプ、バス停で停車している時のウィンカーのチカチカ、もしくは市電の山鼻あたりの風景が浮かんできます

 オリジナルアレンジとほぼ同じタイミングで聞こえたリコーダーの音色が、本当に一気にあの時代、私が当時住んでいた札幌、そしてまだ少女だった私の時代に連れて行ってくれました

 

細坪:今日は、一人で普通の人の倍くらい歌うからね(「覚悟しいや」とは言わなかったけどね) 中盤にはゲストが登場します。ここでお約束、ゲストが歌っている時に席を立たないでね

おトイレ休憩タイムがあると期待していたのですが、ひょっとして。。。

どのタイミングで席を立つか思案どころです。

(途中、みなさん絶妙なタイミングで、立っていましたが、自分の席がわからず迷子になっている方が多ございました。私の場合は、sUnさんが目印になっていたからね どんな暗がりでも、そこだけ薄く明かりが

 

 細坪:札幌の中島体育館(←この体育館について、坪さんはどーでもいいようなプチ情報を延々と喋りました。誰も止めないので延々とね 私は割愛させていただきますが、プロレス絡みの話です)で、フォークコンテストがあって、俺、すっごく気持ち良く歌ってサ 歌い終わったらフラフラっと外に出て、公園の小川の横で寝ちゃったんだよ

ヤバイって起きて、会場へ戻ると、みんな帰るところでさ。すれ違う人が俺に「おめでとう、おめでとう」って言うわけよ。楽屋では山木さんとSTVの竹田さん(ディレクター)が待っていてくれてサ。もう鬼みたいな顔して怒られたさ

 

坪さんは、この時寝てて見た夢が、デビューして今まであんな事やこんな事をして、サンプラザでこうして歌っていることで、それがパッと夢から覚めて。。。な~~んて話をしましたが

もしも、本当に夢だったなら。。。なんてね

 

 この日のお客さんはもちろん、坪さんを応援してきたファンは、坪さんから「ボクの友だち」って呼んでもらえました

ツルさんの軽やかなアコーディオンの伴奏で、君は僕の友だち

スタンドマイクで手振りをしながら歌う坪さんは、とってもプリティーでしたよ

いつもは男性陣によるコーラスの中で、この日は紅一点・由利子さんがいらして、由利子さんによる女声コーラスが、とっても新鮮に聞こえました

 

 


細坪基佳40周年スペシャルコンサート~2

2014-09-26 13:10:02 | 細坪基佳

それでは、9月20日 東京・中野サンプラザホールで開催された『細坪基佳40周年記念スペシャルコンサート~人生の詩~』の思い出をダラダラと語ってみます

 

ダラダラとはいえ、いつものペースで語っているといったいいつ終わるんだい?ってくらい長くなってしまうので、いつものペースよりはサクッといきますよ

何せね、4時間半強も演奏していたんです

開演時間が16時半~ってことから、「あ”-、長くなりそうだな~」って察していたんですけどね

 

羽田から中野へ

久しぶりの中野駅は、少し変わっていて少し綺麗になっていました

まずは、スーツケースをコインロッカーへ入れようと思ったのですが、駅周辺で見つけられず

ひょっとしたらホールにあるのではとの期待を抱いて、サンプラザへ向かう事にしました

ゴロゴロとスーツケースを引きながら、お天気は。。。

時折、空からポツリ ポツリ と、雨オトコの坪さんらしいお天気です

 

中野サンプラザ、とうちゃこ~~~

 

まだ15時少し前だというのに、もうファンの方々が集まっていましたよ

当日券の販売が、15:30~とのことで、その当日券を求めて来ている人もチラホラと

大阪のフェスティバルホールの赤い階段には、少し見劣りしますが、サンプラザの赤い階段もテンションが上がります

 

さて、コインロッカーですが、サンプラザホールのロビーにありました

そこに荷物を入れて、身軽になった私とsUnさん さて、これからどうしましょう

 

sUnさんはね、中野へ来たら、寄ってみたかったカメラ屋さんがあるとかで、まずはカメラ屋さんへ

そして、その後に、中野のサンモール商店街へ

 なんと、この商店街、224mもあるんですってよ

 

屋根がついているので、雨が降っていてもダイジョウ

色々なお店が並んでいて、見てるだけでも、とっても楽しいです

 

さてと・・・、まだまだ開場の時間までは、かなり時間があるのですが、このワクワクを止めることができません

早く会場に行ったからといって、何もすることはないのですが、どこかでお茶でも飲んで時間をつぶすという気にもならず、サンプラザへ向かいました

サンプラザにはね、私と同じように、ソワソワとして元少年少女たちが、沢山集まっていましたよ

当日券売り場にも列ができていて (←これは喜んでいいことか。。。

う~ん、この待ち時間に、外で記念グッズを販売してくれていたら良かったのにな~~ナンテネ

 

 

いよいよ開場です

赤い階段を昇って、わぁーーーー たーーーくさんのお花が並んでいました

坪さんのお仕事の先輩・同輩・後輩の皆様、全国のイベンターの方々、それに故郷の方々や、友人知人、ファンの方とかね、も~~沢山の人たちからのお花で

なんだろな、そのお花を見ているだけで、涙がポロポロ流れてきました

私は、坪さんの友だちでもないし、親戚でもないのにね

普通ならロビーに飾られるようなスタンドのお花ではないようなお花も、テーブルを並べて飾られていたところに、坪さんや坪さんのスタッフさんの気持ちが表われて気がしました

 

さて、記念グッズなんですけどね、色々な種類があるようなんですけど、すっごい長蛇の列で

記念グッズとして、どんなものがあるのか、事前に品定めができないので、とっても時間が掛かっている様です

何か欲しいなぁ~っと思っていた私ですが、そのあまりの混雑ぶりに、早々に離脱しちゃいました

だって、こんなところで、体力を使っていたら、これから始まる長丁場に耐えられそうにありません

体力に自信のない私は、ひたすら体力温存に努めます

 

グッズ売り場がごった返している中、ホールに入りますと。。。

まだ着席している人が少なく、空席ばかりです

本当に、ここが埋まるのかしら

ステージなんて、いつも見慣れているステージの何倍も大きいです

 

何度も参加しているサンプラザのホールですが(ゴメン 坪さん以外でネ)、こんなにここが大きく広く感じたことは初めてです

ここが、フォークやポップスをやっていた人たちの聖地と呼ばれていた所なのね

『ふきのとう』も、ここでコンサートをやっていたのね

 

私がまだ北海道で少女をしていた頃、東京へコンサートに参加するために出掛けるなんて思いもよらない事でした

だから、『ふきのとう』が野音や武道館でコンサートをしたって聞いても、どこか私の知っている『ふきのとう』とは別物、他人事のように感じていたものです

 

その聖地での細坪さんの40周年コンサートは、まるでタイムスリップ

私が夢のまた夢と思っていたコンサートへの時間旅行が、いま始まろうとしています

 

 


細坪基佳40周年スペシャルコンサート

2014-09-24 13:50:51 | 細坪基佳

細坪さんが、『ふきのとう』でデビューしてから40周年をお祝いするスペシャルコンサートが、東京・中野サンプラザホールでありました

 

色々と、思い出に残しておきたい事が、た~~~くさんあって、これからポツポツと書き留めていこうと思っているのですが、その前にカル~~くセットリストだけ

例によって、順番間違えや、曲名間違え等あるかもです

そんな時は、優しくこっそりと教えてくださいね

 

 

細坪基佳40周年記念スペシャルコンサート

~~~~~人生の詩~~~~~

 2014年9月20日(土) 開演:16:30

 東京/中野サンプラザホール

 

01.朝もやの中で

02.夕暮れの街

03.君は僕の友だち

04.VISION OF DREAMS

05.僕でいいなら

06.CHEEK TO CHEEK

07.ふる里に帰ったら

08.夕焼けの翼

09.Heart of Gold

 

~~with 鈴木康博~~

10.でももう花はいらない

11.Simple Song

 

~~with 三浦和人~~

12.百年の恋

13.ENDLESS SONG

 

~~with スリーハンサムズ~~

14.夕暮れ時はさびしそう

15.さようなら

 

~~with 風のアルペジオ~~

16.コーヒールンバ

17.映画『ゴッドファーザー』愛のテーマ

18.映画『ひまわり』のテーマ  ※中村由利子&ルシア塩満

 

~~ジローズコーナー~~

19.愛とあなたのために

20.青春のわかれ道

 

~~with ジローズ&鈴木康博~~

21.戦争を知らない子供たち

 

22.雨ふり道玄坂

23.柿の実色した水曜日

24.春雷

25.12月の雨

26.もう一度

27.何故 愛は・・・

28.雲のわだち

29.ハラカラ

30.風のうたびと

31.風笛

32.夢のかけら

33.Good Time Music

 

~~~アンコール~~~

E1.白い冬  ※オールキャスト

E2.歳時記  ※with 中野サンプラザコーラス隊

 

E3.望み

 

 

細坪基佳:ヴォーカル ギター タンバリン コーラス

久保田邦夫:バンマス  AG EG マンドリン コーラス

ツルノリヒロ:ヴァイオリン アコーディオン キーボード リコーダー コーラス

河合徹三:ベース コーラス

高杉登:ドラム パーカッション コーラス

中村由利子:ピアノ コーラス

 

藤田明夫:アルトサックス ソプラノサックス クラリネット フルート

米川泰正:EG

 

【ゲスト】

鈴木康博、三浦和人

スリーハンサムズ(NSP中村貴之、NSP平賀和人)

ジローズ(杉田二郎、森下悦伸)

ルシア塩満(アルパ奏者)、高橋マサヒロ(クワトロ、ケーナ、フルート)

 

 

 

 


旅立ち

2014-09-10 16:36:39 | Weblog

突然ではございますが、ご報告です

私の母・ふーちゃんが、先月の7日に天国へ旅立ちました

 

写真は、私からの報せを聞いたsUnさんが、ふと空を見上げた時に見えた『幻日』です

sUnさんはね、ふーちゃんからの別れの挨拶に思えたんですって

 

 

8月7日、北海道では『七夕』の日です

顔には似合わずロマンティストだったふーちゃんが、七夕の日にお星さまになるなんって、ちょっと出来過ぎじゃないかしら

 

 

ふーちゃんの腎臓が小さくなって、機能していないと言われたのがもう20数年前

厳しい食事療法を守って、実際に透析を始めたのは。8年ほど前

ふーちゃん自身、なかなか自分が思い描いたような人生は送れず、苦労と忍耐の多い一生でした

 

どこかの歌にありましたね

  幸せを数えたら 片手にもあまる~~ 不幸せ数えたら 両手でも足りない  ってか

 

ところが、ふーちゃん、持ち前の明るさと元気で、いつも前向きに生きてきました

  幸せを数えたら 片手にもあまる~~けど、笑い話 数えたら 両手両足合わせても足りない~~~

 

ふーちゃんのいる所には、いつも笑顔の花の輪が広がっていました

 

苦しいことも悲しいことも寂しいこともあっただろうけど、いつも温かな仲間に支えられて、勇気と元気をもらっていたようです

 

 

家で転んで、ボロボロだった腰の骨が崩壊してしまって、自分の力では立てなくなって入院したのが6月の初め

それから、あれよあれよいう間に、旅立ってしまいました

ふーちゃん、せっかちだったからね

 

 

思い描いた人生は送れなかったけど、いつもその時その時を精一杯生きてきたふーちゃん

そんなふーちゃんに、神様は最後に最高の贈り物をしてくれました

ふーちゃんのエンディングは、それまでふーちゃんが言っていた思い描いていた通りになったんですよ

 

ものすごーく満足そうな、微笑みというより『ドヤ顔』で旅立ったふーちゃんでした

 

なんてゆーかね、ウルトラマラソンを完走したような 思わず拍手を送りたくなったような、そんな最期だったんですよ

 

 

とは言っても、娘として、やっぱりあ~しておけば良かったな~なんていう小さな後悔はありまして

でも、全然メソメソなんてしてないんですよ

もう少し悲しくなるかな~なんて思ったけど、ちっとも悲しくならないの

私って、やっぱり冷たいオンナなのかな~~~?

もう、ふーちゃんの声が聞けないのは寂しいけど、私もふーちゃんみたいに最後の最後まで精いっぱい生きて、人生のゴールテープを切りたいな~~ そんな風に思うんですよ

 

それでは、ふーちゃんコレクションをどうぞ

  2007年 ふーちゃんの大好きなオコタンペ湖にて

 

  2012年 腰がだいぶん悪くって、歩くのがやっとになっていました

 

  入院中のふーちゃん 退院したら、このTシャツを着て、リハビリ頑張るよ~~なんて言っていました (この時、命の崖っぷちから生還してきたところです。そんな風に見えないでしょ)

 

 

ポン子さんの娘の結婚式に出席した時の写真を遺影にしたのですがね、その写真を見た葬儀屋さんが「とってもお上品なおばあちゃんだったんですね」って

お上品とは真逆のふーちゃんだったものですから、私たちは大爆笑してしまいました

今もね、そのおすまし顔のふーちゃんが、こっちを見てるんですけど、なんだかね~~

やっぱり変顔でもなんでも、普段のふーちゃんの顔が一番『めんこい』です

  ふーちゃんのお骨と一緒に大阪に帰ってきた日の夕焼け

 

 

 ふーちゃんがまだ元気だった頃は、ふーちゃんの武勇伝で、このブログを賑わせてくれました

ブログを通してふーちゃんのことを気に掛けてくださっていた皆様、長い間、ありがとうございました

そして、北海道でふーちゃんを支えてくれていたポン子さんとポン子さんファミリー、病院の先生、スタッフの皆様、そして透析のお仲間の皆様、本当にありがとうございました

 

ふーちゃんは、一足お先に次のステージに進みました

みなさんにちゃんとお礼もせずに、旅立ったことを赦してあげてくださいね

 

この場にて失礼とは思いますが、ふーちゃんに代わりまして心から御礼申し上げます