11月23日(土) 長岡京・光明寺からスタートした紅葉狩り 2番目の嵯峨野・宝筐院の次に訪れたのは、小倉山の麓にあります二尊院です
こちらのお寺、昨年のJR東海「そうだ、京都へ行こう」秋のキャンペーンの舞台になっていたそうです。ポスターとかご覧になった方がいらっしゃるかも
生憎と私は、全然記憶がないざんす
何の予備知識もなく、予習もせずに乗り込んだ私とsUnさんでしたが、この後、二人はいかに。。。
受付をして、中に入りますと、じぇじぇじぇじぇ
きれい~~~
紅葉はたしかに綺麗なんですけどね、なんざんしょ、この人の波は
なんちゅーか、人・人・人・人でございます
ここが、ポスターにもなっていた「紅葉の馬場」って所なのかしら
参道の右からモミジ 左からモミジ と誠に綺麗でございます
あまりの人の多さに、ちょっと気分が悪くなる私です
無口になり、ただひたすら前に進みます
本堂の裏には、昨年の夏に完成したばかりの「六道、六地蔵の庭」 六体の小さな可愛らしいお地蔵様が
人は沢山いたのですが、ここだけ静かな雰囲気でした。
耳を澄ませば、鹿おどしのコーーンという音が聞こえてきます
ゴーーン そう、鐘の音も聞こえてきますよ
こちらの梵鐘は、「しあわせの鐘」と呼ばれ、世界平和を祈願して新しく作られ、自由に撞くことができます。
「第一に自分が生かされている幸せを祈願し、第二に生きとし生けるものに感謝し、第三に世界人類の幸せのためにとそれぞれに思いを込めて三つ撞きましょう。」とのことで、沢山の方が並んで鐘を撞いていました。
長い行列ができていたので、私とsUnさんは今回はパスしましたが、いつか撞いてみたいな~
お山に響く鐘の音は、本当に平和とみんなの幸福を願っている音に聞こえて、私も心の中で手を合わせていました
さてさて、梵鐘の横からは長い階段になっていまして、黙々と登ります
やや膝・腰・足が痛くなって、弱音をはきたくなりましたが、修行僧のような気持ちで足を運びます。(←大袈裟だな~って思うでしょ。でも、ほんと、辛かったんだから~)
そうして上まで登ると、また淡々と降りてきます
途中「小倉餡発祥の地」との看板をsUnさんが発見して教えてくれましたが、私は疲労困憊 そんなのどうでもいいわって無視しちゃいました
二尊院さんは、小倉山山麓にたたずむ天台宗のお寺。
小倉山といえば、小倉餡 ではなく、小倉百人一首にも深い関係があるそうです
承和年間(834~847)に嵯峨天皇の勅願により開かれ、鎌倉時代に法然上人らによって再興されたそうです
釈迦如来と阿弥陀如来の二尊がまつられていることにより二尊院と言うそうです
釈迦如来は、人が誕生して人生の旅路に出発する際に現れる「発遣の釈迦」
阿弥陀如来は、人がその寿命をとじるときに極楽浄土より迎えにくる「来迎の阿弥陀」だそうです
次は、ぜひ双子の様に並んでいる二尊にもお目にかかりとうございます
せっかく訪れた二尊院だったのに、「疲れた~」って印象しか残ってないのが申し訳なくって、なんとしてでもリベンジの機会を作らなくっちゃって思っております