「小さな政府(小泉構造改革)」=格差社会

格差問題を中心とした考察 ※コメント、トラックバックは受け付けません

円高「心配ない」政財界ノー天気

2007年11月13日 | 為替問題

 「輸出企業にはマイナスだが、輸入企業にはいいこと。円高だからといって株が下がるものでもない」(福田康夫首相)

 「長い目で見れば円高は基本的にはいいこと」(町村信孝官房長官)

 「長期的には自国通貨が高いことはよいこと」(御手洗冨士夫・日本経団連会長)

輸出一辺倒の国家運営(円安水準を維持53兆円もの為替介入)をしておいて
「経済無知」「やせ我慢」
もほどほどにらよ!と言いたい。

レベルの低い輩である。

御手洗冨士夫などは「長期的には...」と言っているところがミソで、自分が経営者の間(つまり短期的には円高は良くないと。従って)1ドル=100円を切れば福田首相に泣きついて、為替介入してもらえばいい、と考えているのであろう。