中国の貿易黒字に関して、10月の黒字額が270・5億ドルで過去最大になったことが報じられた。
1ヶ月で3兆円もの黒字をたたき出すと言うことは異常ではないだろうか。
黒字の主な相手国はアメリカである。
この中国の異常な黒字は、異常な元安水準により支えられたものである。
この元安により、日本の工場が中国に移転したり、閉鎖されたことは記憶に新しい。
このことは正に、中国による為替経済戦争と言えるのではないか。
アメリカもサブプライムローン問題と原油等先物市場のバブル問題を抱え、そろそろ中国に対し、『お前いい加減にしろ』と抗戦していくのも間近ではないかと思われる。