「小さな政府(小泉構造改革)」=格差社会

格差問題を中心とした考察 ※コメント、トラックバックは受け付けません

「ワーキングプア」実態把握、前向き姿勢一転「やらない」

2007年02月23日 | 格差問題

大田弘子経済財政担当相は15日の「成長力底上げ戦略」の会見で、「ワーキングプア(働く貧困層)」の定義や実態把握について「やらない」と話したとのこと。

これまでの会見では前向きに取り組む姿勢を示していたのだが、

経財相は「いろいろ調べたが明確な定義が出てこない。この言葉は米国でしか使わ
れていない。あまり明確でないものを政策の対象にするのは望ましくない。新聞やテ

レビもどういう意味で使っておられるのかつかめなかった」とし、これまでの発言や方
針を大幅に修正したものである。

何を言ってるんだ?
師である「竹中平蔵」から「小泉構造改革を否定するようなことはするな!」とストップがかけられたのだと思わざるをえない。

「ワーキングプア(働く貧困層)」の定義なんて、「一生懸命働いても生活保護以下の
水準にしかない
こと」、これだけのことです。

そう言えば「フリーターの国家公務員雇用対策」というのもあったけど、フリーターの定義が出来ないという理由で見送りされたね。