「小さな政府(小泉構造改革)」=格差社会

格差問題を中心とした考察 ※コメント、トラックバックは受け付けません

原油価格の行く末

2008年08月06日 | その他経済

8月5日のニューヨーク商業取引所の原油先物相場は需給緩和傾向が今後も続くとの観測から大幅に続落し、国際指標となるテキサス産軽質油(WTI)の9月渡し価格は前日比2・24ドル安の1バレル=119・17ドルと、3か月ぶりに120ドルを割り込んで取引を終えた。

Click here to find out more!一時1バレル=118ドルちょうどまで下落したとのことで、7月11日の史上最高値から約2割下落したことになる。

短期間にこれだけ値を下げるのは極めて異例だとの解説がちらほら耳に入るが、所詮バブルなので当たり前のことだ。

米国の景気対策次第の面もあるが、原油価格は今後も乱高下を繰り返し、1年後~2年後には1バレル=50ドルになっていると予測する。

麻生幹事長、景気は後退局面、財政再建よりも対策優先すべき

2008年08月06日 | 先見性のある人々
麻生幹事長は、現在の景気状況について「後退していると思う」との厳しい認識を示し、8月4日に福田康夫首相が与謝野馨経済財政担当相に指示した経済対策に関して「財政再建をやりながら何とかするということになると手足が縛られる。少なくとも景気対策が優先されるべき」と述べたらしい。

麻生幹事長は口は悪いが、やはり経済に関しての感度が良いと感じた。

「膨大な予算を使うばら撒きとは違ういろいろなやり方がある。(経済対策は)スピード感を持ってやらなければならない」と語っているが、麻生さんの本音はバラマキでもなんでもやった方が良いと思っているのだと思う。 

また、これまで政府が掲げた2011年度のプライマリーバランスの黒字化目標に対しては「プライマリーバランスを優先させるために、景気がさらに悪くなるというのはとるべき選択ではない」と指摘もしており、過去に小泉純一郎元首相が掲げた30兆円の新規国債発行枠についても「全くこだわらない」と述べるなど、久しぶりに耳を傾けたい政治家が表舞台に出てきたと思う。