キツツキのドラミング

思い付くまま, 気が付くまま・・

さて参議院に再就職できるだろうか

2013-07-20 14:15:26 | Weblog

 

読売新聞によると、”今回の参院選では、衆院議員経験のある新人・元議員が参院選にくら替えして立候補したケースが目立つ。前回2010年参院選では32人いたが、今回はこれを上回る38人で、立候補者全体の約9%にあたる。38人中、昨年の衆院選で落選したばかりの前衆院議員は25人で全員野党だ。15人は比例選立候補しており、この中には元閣僚もふくまれる。本人にとって国政復帰のチャンスとなる。政党は地盤を持つ衆院議員経験者なら参院比例選で一定の得票が見込める、という判断がある” 前回の衆院選挙では最近の殺虫剤のように良く効いて蝿や蚊など害虫のようにバタバタ落ちた。サルではないから先生ではなく、ただの人になった。落ちたら歳費は入らず公設秘書はなくなる。当然支援企業などの寄付金も下降の一直線だ。先生気分で赤ジュウタンの上を歩いた味は忘れられないだろう。そこで本人は勿論、党にもくら替えさせて当選出来たら両者メデタシ、メデタシ。参院は議員の任期が6年で衆院の4年と比べて長く、衆院のように解散もない。今では参院の『良識の府』なる言葉は死語になった。民主党は鬼オコゼ輿石が牛耳って衆院との『ネジレ』を最大限悪用して重要法案を潰してしまった。輿石は衆院に2回当選したが1996年の衆院選で落選、1998年の参院選にくら替えして当選した、現在まで3回当選しており、参院議員会長を続けている。今や民主党のドンになって党運営の全権を握っている。一方の自民党も村上正邦が3年、青木幹雄も4年参院議員会長になって政権の一端を握っていた。参院が衆院選で落ちた議員の再就職先になってかなり久しい。今回も再就職できるだろうか。野党の連中にはかなり厳しいようだ。参院存在価値が問われるのは当然だ。明日が第23回参院選挙投票日だ。当日開票で当落が決まるが、メディアは投票締め切りの午後8時を過ぎた途端、当選確実を放送する。写真はキンカンにアゲハ(ナミアゲハ)