昨日は夏雲が出ていました。
熊本県の一部では30℃を超えたそうです。
今日は薩摩屋さんの紹介を。
何度かアップした事がありますが、薩摩屋さんは元々三輪屋さんだったのですが、
参勤交代の時に薩摩のお殿様がお泊りになられていた事で、薩摩屋さんの屋号をいただかれたそうです。
家紋は三輪、屋号を薩摩屋とされています。
薩摩屋さんがお祀りされているお大師様(弘法大師様)をお祀りしてあります。
隣で咲く鉄線の花。
本堂の1番上の瓦を本堂の脇に置いてあります。
離れて見ると大きくは見えないのですが、近くで見ると結構大きいです。
また明治13年当時の職人のプライドや技術を垣間見る事が出来ます。
ご覧ください。
後ろの部分。
角には動物が。
正面
鬼瓦
龍瓦
職人の細工が。
年月と共に造った職人の名前が焼いてあります。
佐敷のお寺は浄土真宗のお寺が多いのですが、来迎寺は浄土宗です。
ここは佐敷の城代澁谷重次(しぶやしげつぐ)公のお母様が浄土宗の信者で、
ここにいらした時に、母親のために浄土宗のお坊様を呼ばれてそれから浄土宗のお寺になったといわれています。
ここの裏の方にはいろんなお墓や、石仏が集められています。
先代のご住職が佐敷川の周囲にあった無縁仏や水害などで亡くなられた子供の供養のための石仏を集めて
ご供養なさっていらっしゃるとのこと。
水害などで頭が無くなっていらっしゃる石仏もずいぶんあります。
また本堂建て替えの時に本堂の1番上に乗っていた瓦を置いてあります。
これは明治13年に田浦の瓦職人によって焼かれた事が瓦に残してあります。
その瓦は明日アップします。
佐敷の城跡のふもとにある二尊寺は禅宗のお寺でした。
佐敷城のいたる所にお祀りしてある石仏わここのご住職が四国の八幡浜の砂を持って来られて、
石仏の下に埋め、佐敷の城跡だけで八十八箇所参りが出来るようにされたと聞いております。
その石仏は現在125体いらっしゃるそうです。
今はご住職はいらっしゃいません。
佐敷の町の路地が好きです。
この路地を活かした町歩きが出来ないかいつも考えています。
この路地のいり口の2件の建物は明治の佐敷のお金持ちの家の造りです。
ここを入ると小人が3体待っています。
その奥には祇園さんが祭られています。
祇園さんとは、元々京都の八坂神社の祭神で牛頭天王を祀るものです。
牛頭天王は元々インドの祭神で、日本ではスサノオノミコトや薬師如来と同化し、
厄病を除く神として広く信仰されたそうです。
もともと入り口の益田家(勝屋)にお祀りしてあったものを、昭和7年6月15日に上町組有志により
現在の地に移されたそうです。
今日からしばらく佐敷の町散歩日記です。
先日朝食を作らなくて良い日に佐敷の町を散策してきました。
まずはツクシイバラが朝日に照らされて咲き誇っていました。
家人にお尋ねして花の名前を教えていただきました。
先日お客様の送迎の時に白石駅を通ると見かけない珍しい車両が。
送迎の時間まで少し時間があったので、少しだけ待ってSL人吉号とのっコラボを撮ってみました。
ちなみにマルチブルタイタンバーとは、線路の砂利を整える作業をする車両だそうです。
Facebookでお友達になっていただいたHisayoshi Miyajimaさんに教えていただきました。
線路のバラスト(砂利)を整えるのは、線路のゆがみを矯正する大切な役割の車両だそうです。
教えていただきありがとうございました。
今日の魚はサゴシです。
鰆の小さなものをサゴシと呼びます。
西京味噌に漬け込んで焼き物にしました。