能登でココロもどる旅

ぶなの森エコツアーのスタッフブログです。
能登の海・山・里で日本の原風景に帰る旅を楽しみましょう。

能登島 イルカと泳ぐエコツアー 2

2009年07月14日 | エコツアー能登
午前のレクチャーの後は「のとじま水族館」へ昼食を兼ねて移動です。
ここでは能登の海を知る楽しみがあります。能登の海はどんな特徴があるのでしょうか。
ダイビングの本場である太平洋側と違うのでしょうか。

ちがうんです。
太平洋側はサンゴに魚がつきますが、能登の海には海藻に魚がつきます。
能登島周辺は魚種も多く特に夏場はトルネード(魚が体に巻きつく)となり、
海藻は森のようで、カリフォルニアのモントレーの海に雰囲気が似ているそうです。

のとじま水族館にその海の様子を再現したようなところがありました。
この海藻は外国産のジャイアントケープですが、よく似たホンダワラが
能登の海にはあるそうです。

また、とても深い富山湾の底から、冬、深海魚が産卵のために海面まで上がってきます。
ダイビングで深海魚が見られる日本でも珍しい場所なのです。

「能登の海はすごく海藻が繁茂しています。潜ってみるとまるで森の中を歩いているみたい。
シュノーケリングで海面を泳いでいると空を飛びながら山を見下ろしているみたいなんですよ。」
能登島ダイビングリゾートの須原さんがその魅力を語ってくれました。
彼女のおすすめは生態系を観察する「じっくりダイビング」。
やっかいもののクラゲも観察の対象となればすばらしい存在。
のとじま水族館のクラゲ展示室ではあまりの美しさにうっとりすること間違いなしです。

のとじま水族館にはイルカのトンネル水槽があって、日本近海にふつうにみられるカマイルカがいます。
船長の鎌村さんに近寄ってきました。イルカはヒレを手のように使うと語ってくれました。
ほんとイルカって好奇心旺盛でキュートで、ついつい微笑んでしまいますね。


それからイルカ・ショーもあります。ショー自体には特別なものはありませんが、
イルカの身体能力を確認するにはもってこいのチャンスです。
そのしなやかでダイナミックな動きには海生ほ乳類の進化の頂点といった美しさがあります。

それにたのしそう。ほんとうに「あそんでいる」んですね。
(続く…)

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