日本の極彩色の紅葉の主役はカエデやモミジの仲間です。
日本には約30種あり、他国に比べても倍以上多いそうです。
モミジは古い言葉で色が変わる=”もみず”から来ているそうですが
カエデは”カエルの手”からだそうです。なんかなー(笑)。
鉢伏山での代表的なカエデたち。まん中のがヤマモミジです。
イロハモミジやオオモミジに似ていますが日本海側にはこれがあります。
紅葉はふつうみどりから黄色(カロチノイド)に変わります。「黄葉」です。
葉に糖が残っていると赤(アントシアニン)に変わります。
ハウチワカエデの葉っぱの写真。赤いところは葉脈が途中で折れてしまって糖が行き場を失い赤くなりました。
ウリハダカエデ
イタヤカエデ
コミネカエデ
ハウチワカエデやコハウチワカエデ。これが一番多いかな。
木によって黄色に染まったり赤くなったりしてとてもきれいです。
紅葉を楽しむのなら遠くから眺めるよりも森の中へ入ることをお勧めします。
逆光で透かした美しさは格別ですし、木の葉一枚一枚の個性を楽しむことができます。