能登「春蘭の里」にある農家民宿の「満作の宿」に泊りました。
到着するとすでに暖かい囲炉裏部屋でご主人の松井三代治さんが炭をくべます。
こういった心遣いに客人へのおもてなしの姿勢がうかがえ、うれしくなります。
ヤマメやゴリを炭火であぶる直火焼き。最強の一品です。
そして並んだお料理は奥様が手間暇かけた結晶の数々。ほとんど畑や山から採ってきたものです。
「田舎でなにも分からずお口にあうかどうか・・・」と謙遜なさいますがどうしてどうして
どれもこれも大変おいしく、彩りもよく、味も変化に富んでいました。
ご主人御自慢の自家製のお米は言うまでもありません。
ちなみに朝食はうちの夕食より豪華・・・です(笑)。
能登の家庭料理を味わえる農家民宿として十分な可能性があります。
外には炭焼き小屋もあり、ご主人の炭焼き作業に合わせて体験することもできるそうです。
米づくりや畑もしっかりとこなし、収穫が季節ごとの食卓に並びます。
違う季節のお食事を試してみたくなる、自給的な暮らしぶりが濃厚なお宿でした。