地区の方々と「水土里(みどり)ネットいしかわ」による川の「生きもの調査」が行われ、
オブザーバーとして参加しました。娘も申し込んだ時から楽しみにしていました。
これは遊びではなくて調査です。水温を測ったりPHのチェックや化学的酸素要求量などを検査キットで計測しました。
当目の農業用水路は安定した比較的きれいな水だそうです。
ここが調査地。こぶな釣~りしかの川♪と歌いそうになるくらいいいところでした。
事前に定置網も仕掛けてありました。歓声が上がるほどたくさんのアブラハヤが入っていました。
いよいよ生きもの採取です。先が直線のタモ網で魚や虫を追い込みます。
なにかとれたかな?
3班に分かれて調査していた全員が一堂に会し、取った生きものの種類・数・特徴を用紙に記入しました。
当目の口正成さんは地域の生きものについて研究されてきた方です。詳しい解説は子どもたちの理解を助けました。
大人にとっても驚きに満ちた小さな世界を垣間見せて下さいました。
定置網の中はアブラハヤやドジョウ・カジカ(ゴリ)など。
オニヤンマのヤゴは今年成虫になる大きさ。暗くするとおとなしくなるトノサマガエル。
こういうアプローチで里の自然に接するなら学びもあっておもしろいものです。
遊びながら、継続的な生物調査や保全に結びつくようなエコツアーとして成立するかもしれません。