だから、ここに来た!

いらっしゃいませ! 英国旅行記の他、映画や音楽、テレビドラマ、演劇のレビューを中心にお贈りしております!

風呂ロック@吉祥寺・弁天湯

2009-11-06 | music
ライヴ会場らしからぬ場所で行われるコンサートは、オツです。


先日、吉祥寺で友達と会った後、
弁天湯って銭湯の前を通りかかったら
向井秀徳アコースティック&エレクトリックのチケットを売っていたので、
勢いで買ってしまいました。

アコエレっちゅうのは、ZAZEN BOYS向井のソロ活動です。
このお休みの日を利用して銭湯で行われるライヴイベントには
3年ぶりの出演だそう。
http://furorock.com/
(今後予定されてるタテタカコとジム・オルークも面白そうだ)



それで昨日がその当日。
整理番号はないので、開場30分前に順番待ち。
入ったらかなり古風な銭湯で、
ドライヤーが20円で使えるようになってた。

男湯女湯の仕切りがとっぱらってあって、
湯船の上にステージが作られてる。
ミュージシャンはちょうど男湯女湯の真ん中で歌うことになる。
もちろん後ろには富士山。



靴ひもを結びながら向井秀徳が現れると、
盛大な拍手と笑い声…。
なんで、出てきただけであんなに面白いんですかね?(笑)

あんなに近くで向井秀徳見たの、初めて。
近くで見たいと思ったこともそんなになかったけど(笑)。
基本、音が聴くことができれば満足だから…。


足元の数台のエフェクターを駆使して、
テレキャスをジャキジャキいわせる弾き語りと、
ギターのフレーズを重ね合わせてリピートし、
korgでさらにメロディを乗せていく「ひとりセッション」。
メロディって言ってもチャルメラだった(笑)。


曲はナンバーガール時代のものが多かった。
ライヴ自体がわりとテンポよく進行していて、
「あまりサクサク進んでしまうのももったいない」ちゅうことで、
「Water front」なんかは急遽追加で演奏してくれたみたいだった。


合間で、レジ袋から愛媛産のミカン取り出して
「昼からミカン食べ始めたら止まらない」
「すっぱい」とか言いながらモグモグ食べ始めたりして、
むったん、かわいらしい(笑)。


ミカン食ってる間、シーンとしてしまい、

向井「みなさんは…、皮は食いますか?」
客 「(何人かが)…食べまーす」
向井「そうでしょうね…」


沈黙。そして客、苦笑。


この気まずさがたまらん!(笑)

あの空気感をここで再現できないのはもどかしいね。

エフェクターをいろいろ試しながら、
何かを言いかけて「やめた」と言ったり。
「コード進行について話そうと思ったんだけども
 真似されるといやなので…やめます」って言ってましたw


本編最後の「Asobi」はkorgで演奏。
自然エコーと、向井氏の自前ディレイwがいい感じ。
銭湯で大歓声が起こる不思議な違和感。

アンコールでは、生で初めて
「守ってあげたい」のカバーを聴いた。
「delayed brain」は「フラストレーション~」と歌うところを
「フラ、フラ、フラ、フラ」と首振りながら、何度も何度も繰り返し。
やってる方も見る方もまだまだasobi足りない盛り上がりだったな。



初めてのアコエレで富士山を背にして歌う向井秀徳を見るのは
なかなかいい体験でした。
またアコエレ行ってみたいぞ。




【SETLIST】

SENTIMENTAL GIRL'S VIOLENT JOKE
感覚的にNG
CRAZY DAYS CRAZY FEELING
KU~KI
鉄風、鋭くなって
DESTRUCTION BABY
「セッション」
YOUNG GIRL SEVENTEEN SEXUALLY KNOWING
TATOOあり
性的少女
「セッション」
The days of NEKOMACHI
Water front
KIMOCHI
ASOBI

(En.)
delayed brain
守ってあげたい

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« BLACK BORDERS タワレコ イ... | トップ | 「MJ46」と「The Spirit of B... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

music」カテゴリの最新記事