
今朝の血糖値です。101(mg/dl)です。良いですね( ´・ω・`)はい。インスリン製剤もよく効いて!
やっと小春日和に!良い天気ですね~!

名古屋大のチームは18日までに、運転中の糖尿病患者に血糖値を連続で記録できるアラート機能付きの「持続血糖測定器」(CGM)を装着してもらうと、薬の影響などで起きる低血糖のリスクを軽減できることが分かったと発表した。糖尿病患者の安全な運転や交通事故の減少につながるとしている。
低血糖になると通常、最初に手の震えといった症状が出るが、低血糖を繰り返すと症状を自覚できず、急性の意識障害などの中枢神経症状を引き起こすこともある。
CGMはセンサーを皮膚に装着して運転や入浴など通常の生活を送りながら血糖値を記録。低血糖や高血糖をより詳細に把握できる。
チームは、低血糖の手前段階でアラートが出るようCGMを設定し、週3回以上運転する糖尿病患者27人にアラートありとなしに分かれて4週間日常生活を送ってもらった。一定期間休んだ後、もう一方の条件で4週間測定した。
その結果、アラートなしだと運転中の低血糖発生率が33%だったが、アラートありだと19%に低下した。
低血糖状態での意識障害下での交通事故に関する刑事裁判例
糖尿病患者が自動車を運転中に低血糖状態に陥り、意識障害を生じて交通事故を起こし、危険運転致死傷罪もしくは過失運転致傷罪に問疑されることはしばしばみられ、近時では以下の刑事裁判例がみられます。
・水戸地裁平成24年11月6日判決 禁固6年
・札幌地裁平成26年2月28日判決 禁固2年
・大阪地裁令和元年5月30日判決 無罪
・大阪高裁令和2年9月10日判決 禁固1年6月
(審級:大阪地裁H28.8.24判決、大阪高裁H29.3.16判決(破棄差戻)、最高裁H30.2.27第3小法廷決定(上告棄却)、大阪地裁R1.5.22判決、大阪高裁R2.9.10判決(控訴棄却)、最高裁R3.3.29第1小法廷決定(上告棄却))
低血糖症に対する交通法規上の規制
低血糖症に対しては交通関係法上以下の規制があります。
・無自覚性の低血糖症にかかる運転免許の拒否(同法90条1項1号ロ、施行令33条の2の3第2項)
・病気、薬物の影響による運転等の禁止(道路交通法66条)
・薬物の影響による正常運転困難運転の禁止(自動車運転死傷処罰法2条1号)
低血糖症での意識障害での交通事故の刑事裁判上の争点は
1 注意義務の内容
現在の刑事手続きの枠組みでは、概ね以下の注意義務違反により過失の有無が判断されています(危険運転致死傷罪については今回は割愛します)。
①運転を開始する時点で運転を避止する義務
②運転中に意識喪失に陥る前兆を感じた場合に運転を停止する義務
2 具体的な争点
本件もこれまでの近時の裁判例も、低血糖により意識障害を来し安全な運転ができないことを予見できたか否かが激しく争われています。予見可能性の判断要素としては、病態及び病歴、意識障害歴や運転時の支障の有無、医師の指示・指導内容、従前の低血糖等の病状の管理方法、事故前の飲食の内容、事故前の血糖値及び管理・処置方法、前兆症状の有無等になります。

怖いよね、低血糖での交通事故。糖尿病患者が自動車を運転中に低血糖状態に陥り、意識障害を生じて交通事故を起こし、危険運転致死傷罪もしくは過失運転致傷罪に!
わざと運転し、事故を引き起こしたわけでもないのにね( ´・ω・`)
重度の糖尿病患者なら「アラート機能付きの持続血糖測定器」を使用したほうが良いかもね。
また更新します。
全国2210万人の糖尿病患者さん及びその予備群さん。
全国1330万人の慢性腎臓病患者さん。
皆様もご自愛ください。

春分の日は「ぼたもち」を食べるのが定番
ぼたもちの材料である小豆の赤色は、古来より魔除けの力があり、おもちは五穀豊穣を意味するといわれてきました。 昔は砂糖を使った甘いものが貴重であり、ぼたもちもそのひとつ。 春のお彼岸には、ご先祖様への供養とともにお供えしていました。