今夜はiichikoグランシアタであった布施明さんのコンサートに友達と行った。
相変わらず声量たっぷり、素晴らしい歌唱力。
『霧の摩周湖』『恋』『愛は不死鳥』『シクラメンのかほり』・・・
一世を風靡した歌の数々に酔いしれた。
終盤、新曲の『夢でもいいから』を披露。
これはお母様の死を悼んで自ら作詞作曲したものとのこと。
「(前略)夢でもいいから あなたに会いたい
もう一度だけちょっとだけ抱きたい
うっすら温もり消えないうちに
振り向いて微笑んで
夢でもいいからあなたに会いたい
もう一度だけちょっとだけ抱きたい
あなたは運命(さだめ)の道を再び
ひとりぼっちで旅に立つ(後略)」
お姉さんと一緒にお母さんを「朝まだき(早朝)」、みおくったお話など
詳しくして下さった。
ずっとお母さんの脈をとっていたお姉さんが、お母さんが亡くなった直後
「なんで脈なんかとっていたんだろう。そんなことより抱きしめていてあげればよかった」
と泣いたというお話など母を亡くしたばかりの私は身につまされた。
題名は覚えていないが「星になって見守っているよ」
というような歌詞のある歌もあった。
母が亡くなっても、母が星になって見守ってくれるという発想は
私には無かったが、このコンサートで、そういう発想をすれば
これからも母と一緒に生きられるかもしれないと思った。
そう思えば、元気も湧くだろうし、頑張れるかもしれない。
コンサートが終わって会場を出てすぐ、友達が、
「ほら、あそこにお母さんの星が出ているよ」と指さした。
見るとビルの谷間にくっきりと光る星が一つ。
「不思議と他に星が無いね。たった一つだけあの星が・・・
あれはきっとお母さんの星だね」と友達が言ってくれた。
今の心境にぴったりだった今夜のコンサート。
誘ってくれた友達に『1万回のありがとう』(布施さんの歌の題名)を
言いたい。ありがとう・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
私達と同じ年代。
この人の歌は素晴らしいですね。
ステキな歌をたくさん聴いて、良かったですね。
YouTubuで「夢でもいいから」を聴きました。
星。星になって見守ってくれているかもしれませんね。
知ってる歌が多かったので
充分楽しむことができました。
you tubu で聴きましたか。
歳を取りすぎたのか星になって見守ってくれるという
ロマンチックな発想に考えが及びませんでした。
でも思い出と共に母は生き続けると思います。