朝、ゴミステーションでゴミを出していると1台の車が止まって
声をかけてくれた。
先日、「感想文」を書いて持って来てくれた人だった。
その人が「県立美術館で心のふる里人形展があってます。
なかなか素晴らしかったです」と教えてくれた。
午前中、コインランドリーでこたつ布団など洗濯し
午後、夫を誘って出かけた。
大分県宇佐市出身で北海道在住の宮竹眞澄さんの「心のふる里人形展」
私の想像をはるかに超えた心に訴えるもののある作品展だった。
入口を入ってすぐのところにあった「宇佐神宮へのお宮参り」の人形を見て
私はいきなり感動し、涙が出そうになった。
書けば長くなりそうなので割愛するが、素晴らしい作品展だった。
行く途中、「俺は人形には関心が無い」と言った夫も感動した様子で
じっくり丁寧に観て回っていた。
美術館の大ホールでは「古代アンデス文明展」が開催中。
夫がそれを観ている間に私は「晃星堂書店」へ挨拶に行くことにした。
電話で本を置いて下さるようお願いしたのだが、私はまだ一度も
挨拶に行っていなかった。大分市の老舗の本屋さん。
行くと入口の目立つところにずらりと「ぽんぽこ・・・」を
並べて下さっていた。感動+感謝。
挨拶すると「あの本は合同新聞の週刊ベストセラーズに今度の日曜日、
出ることになってますよ。ベストテンの10位ですけど」
と教えてくれた。
まさかあれに出るとは思っていなかった。嬉しい誤算。
引き返して美術館へ行くと、夫、アンデス文明展に熱中し
中から出てこず1時間くらい待ちぼうけ。
晴れやかな顔をして出て来た。
せっかく大分市内に来たのだからとわさだタウンのリブロ(本屋)にも
行ってみた。以前、2週続けて売れ筋ランク2位になった本屋さん。
しかし、今週はランク外。でも、まだ入り口に本を置いてくれていた。感謝。
夫、退屈しのぎができて良い日になった模様。
私も幸せな1日となった。