あざみの気まぐれ日記

備忘録のつもりで書いています。

父の命日

2017年02月21日 | 日記

 

今日は父の命日。我が家の仏壇に手を合わせ父の冥福を(も)祈った。

 

父の思い出・・・

父は子どもたちに良く『お話』をしてくれた。

『さるかに合戦』『かちかち山』『舌切り雀』『桃太郎』『金太郎』

『浦島太郎』『かぐや姫』『白雪姫』『シンデレラ姫』『因幡の白兎』

『耳なし芳一』『ヤマタノオロチ』『岩戸伝説(天照大神)』・・・

父は『お話』が上手く、幼い私は、すぐに引き込まれ、

話の世界をさまよい、不安になったり喜んだり恐かったり安心したりした。

当時、家にこれらの本は無かったのに、父はどうしてこういうお話を

知っていたのだろう?

絵を描くのも好きだったようで父がスケッチしている姿も記憶にある。

釣りやメジロ取りも父の趣味で、良く父について行った。

凧を作ってくれたり、水鉄砲を作ってくれたり、手先の器用な人でもあった。

青年たちの『芝居〈?〉』の花形役者だったと

近所のばあちゃんから聞いたこともある。

昨年、お寺の住職さんから「お宅のお父さんは

運動神経がよく『アルプス〈?〉』という(草)?野球チームの

ピッチャーで4番打者だった。

当時、この地区は野球がとても強かった」という話も聞いた。

中学時代、私が女子高校生達に呼び出され囲まれて

「お宅の兄ちゃん男前やな」と言われ、父の事をいろいろ

聞かれたこともある。

「あれは兄ではなく父です」と言ったかどうかは覚えていない。

歌もなかなか上手だった。春日八郎さんの『長崎の女』や

内山田洋とクールファイブの『長崎は今日も雨だった』をよく歌っていた。

 

父の命日にあたり、父の長所を思い出し

(短所も当然あったが今日は長所のみ思い出して)

感謝の意を表したい。

苦労の多い人生だったかもしれないけど、育ててくれてありがとう。

今日はあなたのぬくもりを感じています。

 

車、6か月点検。(タイヤ1つ交換)

カーブス⑨