友達に頼みごとの電話をかけた。
11時半まで家にいるとのこと。時計を見ると11時5分。
車で10分くらいで行けると思い、せっかちな私は、即、家を飛び出した。
車を運転しながら、はたと、いったい彼女の家はどこだったのか???
町中の細い道路を右に曲がったところだったのだが・・・
いったいどこを右に曲がるのだったか???
ガーーーン!衝撃!!!!
以前、渡辺謙さん主演の「明日への記憶」という映画を見たが
若年性認知症になった謙さんが行き先が分からなくなり
道に迷うシーンが慌てふためいている私の頭の中を交錯した。
彼女は町中に家を新築し引っ越したが、その家に私は2回行ったことがある。
方向感覚だけはある程度自信を持っている私。
2回行った事がある同じ市内の家に、行けないはずはないのに・・・
私は認知症になりつつあるのか???
今までの私には、ありえないこと。ショック!!!
彼女が出かける時間が迫っているので、落ち着いてなどいられない。
慌てて彼女に電話。
「私、認知症になったのかしら?家が分からないの」と助けを求め
やっと、たどり着いた。
昨日電話で話した友は60歳の義妹が若年性認知症を患っていると
打ち明けてくれた。
こういう話が他人事とは思えない。
頭を活性化させるためにも歩け、歩け。
今日も少し散歩した。
(キジがオス1羽、メス2羽いた。望遠レンズを持っていなくて残念!)