ATSUー歴女(おばさん?)のひとりごとー

見たこと・聞いたこと・ちょっと調べたこと,気ままに「My 日記」として書いています。

「みんなで翻刻」の「まなぶ」を卒業します。

2018-11-29 07:33:28 | 古文書
グーグルクロームで,ブックマークに入れている
「みんなで翻刻」を久しぶりに見ようとすると,
「この接続ではプライバシーが保護されません」
と出て,
「みんなで翻刻」を見ることが出来なくなりました。

??????

「みんなで翻刻」テスト全部終了!レベル10です。

とブログを書いたのは,今年の3月でした。

本来は,地震関係の古文書を「みんなで翻刻」するためのものですが,
私は「まなぶ」というコーナーで,変体仮名と草書体漢字のテストを受けて,
勉強していました。
テストがすべて合格し,レベル10になってからも,時々復習に使っていました。

今日,久しぶりに「まなぶ」をしようと思ったのですが,
見ることができませんでした。

このパソコン,
仕事の必需品で,セキュリティが厳しく設定しているからかもしれません。
きっと,ほかに見る方法もあるのでしょう。

でも,・・・

「みんなで翻刻」には,とてもお世話になりました。

「まなぶ」を卒業します。

なお,「1日最低10分古文書を読む。」は継続中です。
頑張ります!
コメント (9)
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太鼓楼

2018-11-28 14:22:19 | 日記 地域
数日前,知人がブログに「お城みたいなお寺」の写真を載せていました。
直接その知人に聞くと,
姫路市勝原区下太田の真宗大谷派・善徳寺とのことでした。
早速,行ってみると,
なるほど,確かにお城のように見えます。

『歴史と景観の待ち網干を歩く』によると,
善徳寺は応永年間(1400年頃)開基,
現在の場所に移ったのは,慶長年間(1596~1615年)だそうです。
そして,この建物は,「太鼓楼」・・・ということがわかりました。

じゃあ,「太鼓楼」って何?

Wikipediaによると,
鼓楼(ころう)は、中国、日本など東アジア文化圏において、
城郭、都市、宗教施設敷地内などに建てられる、太鼓を設置するための建物。
太鼓を鳴らすことによって、時報や、緊急事態発生の伝達などの役割を果たした。
太鼓楼(たいころう)などと称する場合もある。

「緊急事態発生の伝達」?

ほかに,近くに太鼓楼はないかしら?
さらに調べると,

亀山本徳寺にも太鼓楼があるということがわかり,
11月23日,行ってきました。


亀山本徳寺のホームページによると,
この太鼓楼自体は,本徳寺資料によると,建設年代は天正八年(1580年)だそうですが,
「英賀時代、太鼓楼は地内町の随所に置かれ24時間体制で見張りが立てられた。
 中世においては、寺と門徒は運命共同体として地内町を形成し、
 外敵の侵攻に対して盤石の体制をとっていた。」

亀山本徳寺は,もとは,英賀御堂,本徳寺です。
秀吉に解体,移転させられました。
大河ドラマ「軍師 官兵衛」にも出てきましたが,
英賀は秀吉ー官兵衛への対抗勢力,一向一揆の拠点の一つです。

もちろん,江戸時代以降の太鼓楼は,「緊急事態発生の伝達」には使われていないでしょう。
でも,太鼓楼は,今も浄土真宗のお寺の伽藍を形成しているそうです。

いかに,浄土真宗が播磨において盛んだったか・・・
現在のお寺の数を見ても分かります。
前出の『歴史と景観の待ち網干を歩く』に載っている
広義の網干地区(網干区・大津区・余部区・勝原区)39の寺院のうち,

浄土真宗本願寺派・・・19寺院
真宗大谷派・・・・・・ 5寺院
真宗佛光寺派・・・・・ 1寺院
浄土宗西山禅林寺派・・ 5寺院
臨済宗妙心寺派・・・・ 6寺院
東寺真言宗・・・・・・ 1寺院
真言宗高野山派・・・・ 1寺院
真言宗御室派・・・・・ 1寺院

ビックリです。



PS.朝日新聞より
 平安時代の貴族、藤原道長(966~1027)が
「この世をばわが世とぞ思ふ望月(もちづき)の欠けたることもなしと思へば」と詠んでから
ちょうど1千年後の満月が23日夕、昇った。
 栄華を極めた藤原氏の時代は移り変わったが、
望月はなお欠けることなく地上を照らし続けている。

 平安の貴族・藤原実資(さねすけ)の日記「小右記(しょうゆうき)」や
道長自身の日記によると、
道長はこの歌を寛仁2(1018)年10月16日に詠んだ。
 兵庫県の明石市立天文科学館の井上毅(たけし)館長が調べると、
この日は確かに満月だったという。
 今年の旧暦10月16日は11月23日だ。

ということで,家の2階から月の写真を撮りました。
ガラケーですが,きれいに撮れました。
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「ご当地マンホール」姫路

2018-11-22 14:31:04 | 日記
「ご当地マンホール」姫路です。



姫路城世界遺産登録を記念して,
世界遺産登録日(12月11日)は入場料は無料です。
ぜひお越しください。

(写真は,2016年に撮影したものです。)


(おまけ:2018年11月30日の姫路城です。)  
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龍野神社と紅葉谷

2018-11-18 17:20:02 | 日記 地域
11月5日のブログ「浄土寺」のおまけコーナーの写真と同じ場所の写真です。
今日の龍野公園内,龍野神社横の紅葉谷です。
2週間で,こんなにきれいに紅葉しました。




さて,龍野神社。
このブログにはたびたび登場しています。

2016年1月22日 秀吉の手紙 その1
 昨日,全国ニュースでも報道していました!
 龍野神社にあった秀吉の手紙33通が,東京大学史料研究所で解読され,報道陣に発表されました。
 火事にあい,消火の際に濡れて,張り付いて,それでも復原されました。
  (以下省略)

2016年3月11日 秀吉の手紙 その2
 1月22日に「秀吉の手紙 その1」を書きました。
 今日,行ってきました。
 たつの市立龍野歴史文化資料館
 特別展「秀吉からのたよりーよみがえる龍野神社の宝物」
  (中略)
 前半目立つのは,木材に関する朱印状。
 新聞にもあった通り,
 これでもか,これでもかと言うぐらい木材の催促が続きます。
 「木材ってそんなに重要ですか?」と尋ねると,
 きっぱり,
 「重要です。この時代は建築ラッシュです。
  江戸時代の初めには木材不足になります。」とのことでした。
 城や橋など土木工事そんな古文書がありました。
  (中略)
 買ってきた図録は,古文書集とセットになっています。
 木材に関する古文書だけでも,(と言っても,10枚以上あるけど)
 読み下し文を参考に読んでいきたいです。
  (以下省略)

この秀吉の手紙は,2017年10月7日から
兵庫県立歴史博物館の 特別展「ひょうごと秀吉」
でも展示されました。
(ブログには,龍野神社で発見された手紙はほとんど触れていません。)


さて,2016年に買った古文書集,
今見ても,・・・私は「読めます!」とはとても言えないレベルです。
特に,龍野神社にあったものは,
火事にあい,消火の際に濡れて,張り付いて,それでも復原されたものですから,
黒くなっていたり,穴あきになっていたり・・・です。


でも,今,「1日10分は古文書を読む」は頑張っています。


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胃(NHK健康チャンネル「人体精密図」&「飲食養生鑑」)

2018-11-13 11:05:17 | 古文書
「シリーズ 人体 神秘の巨大ネットワーク」が
BS1で始まります。(11月13日午後9時~)

以前,ノーベル賞の山中教授とタモリさんがやっていた番組の
「会話ないバージョン」「ひたすら勉強バージョン」です。
はっきり言って,以前は興味なかったのですが,
「飲食養生鑑」を歴博で見てから,
ちょっと面白そうかなあ?と・・・。
(でも,きっと全部も見ないでしょう。) 

たとえば,「胃」

NHK健康チャンネル 「人体精密図」(NHKホームページより)
「胃」
食べものを胃酸や酵素で分解し、均質にして、腸へと送り込む臓器。
食べものが胃に入ってくると、それを全身に伝えるメッセージを発信する。
脳がそれを受け取ると、食欲を適切に調節し、食べ過ぎを抑えるという連携プレーが行われている。

では,江戸時代安政年間の
「飲食養生鑑」では,

「胃ゐ」
ひ(脾)につきたる
もうふ也 《①臓腑也》 これ
又 はら《②くら(倉・蔵・・食べ物を納めるところ)》のくはん(官?管?)にて
ひ(脾)とおなじく いろいろ
のみくい(飲食)の しなをおさめ
いのち(命)をやしなふ(養う)もとひ也 それゆえ
やうぜう(養生)第一なる所也 〇ひ〇い〇の(?)ぞうふ(臓腑)《③○ひ(脾)○い(胃)○のぞうふ(臓腑)》を
くひすぎて(食い過ぎて)やぶるものあり 又 やしなひふそく(養い不足)にて きよそん(?)《④きよそん(虚損・・疾患)》
なるものあり おゝくのやまひ(病)は 此ひいより(?)《⑤(脾胃)》おこる所にして いづれも
まいにち(毎日)の くいのみ(食い飲み)から むだぐひ(無駄食い)までよくつゝしみ たいしよく(大食) 大しゆ(大酒)
むらぐひ(食い)をせず たり(足り?)ふそく(不足)なく 此ひゐ(脾胃)の二ツをそんぜぬやう(損ぜぬよう)するを
第一に心かけざれバ 身をくるしめ いのちをちぢめるのる(?)れいあり《⑥う?れい(憂?)あり》

( )はATSUによる注釈です。
ATSUのことだから,まちがって翻刻している文字も絶対にあります。(すみません。)
でも,胃についてどんなことが書いているのか,だいたいわかります。
自分でがんばりました!(自分に拍手)

NHKの古文書講座の教材も届きましたので,
「飲食養生鑑」は中断します。
(2018年度第1回の「あなたの声」には,「飲食養生鑑」のことを簡単に書くつもりです。)

前に書いた「おでんちゃん」もこれ以上追究する必要もないかと・・・。

100均で虫眼鏡を買いました。
これで手元の小さい字が読みやすくなりました。

ビク○○の単眼鏡(美術鑑賞用)を注文しました。
近くのショッピングモール内のカメラのキタ○○に行くと,
そこにはなかったのですが,他店舗にあり,
1週間後には,届きます。(ネットでは,2か月待ちの商品でしたが)
年末に京都に行く予定なので,
その時には,単眼鏡を持って行けます!

今から楽しみです。


PS.上の文章,「飲食養生鑑」の「胃ゐ」の中に
コメントをくださった方からのアドバイスを入れました。
《①  》~《⑥  》までがそのアドバイスです。
①ですが,「もうふ」であるわけがないですよね。
ほかに,抜けているところもあるかもしれません。
勉強になりました。ありがとうございました。


コメント (2)
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