ATSUー歴女(おばさん?)のひとりごとー

見たこと・聞いたこと・ちょっと調べたこと,気ままに「My 日記」として書いています。

今日みたいのは「浮世絵ツアー」 面白いドラマは「麒麟がくる」

2020-02-26 09:52:10 | 日記
今日みたいのは「浮世絵ツアー」

BSプレミアム
「プレミアムカフェ 浮世絵ツアー(1)江戸の街歩き(2)江戸の四季めぐり 春」
今朝,新聞のテレビ欄で見つけました。
もう,始まっていますね。
録画しています。
(1)江戸の街歩き は初めてです。
(2)江戸の四季めぐり 春 は見たことがあります。
このシリーズ,ほかにも伊勢参りなども録画していますが,
秋だけ抜けているので,再放送してほしいです。
(今日の深夜に(1)江戸の街歩き(2)江戸の四季めぐり 春とも再放送があります。)


今面白いドラマは大河ドラマ「麒麟がくる」

民衆の姿が見えます。
関連して,面白かったテレビ番組
「本能寺の変サミット2020」
お正月にBSプレミアムでしていました。
大学の先生や学芸員の先生が集まって討論。
一乗谷朝倉氏遺跡資料館の学芸員,石川美咲さん
たぶん,まだ20代の若い学芸員ですが,
いきいきした目で語られる姿は応援したくなります。
もちろん,新出史料に基づき,話されていました。
新しい学説が,「麒麟がくる」にどう反映されるか,楽しみです。


最近読んだ本

オランダ商館長が見た江戸の災害
フレデリック・クレインス/著 磯田道史/解説
新聞で紹介されていて読んだ本。
オランダ商館長は幕末開国に至るまで毎年計166回も江戸に参府し,
将軍の前で頭を畳にこすりつけて拝礼した,というような磯田氏の解説付き。
商館長ワーヘナールは実際に明暦の大火を経験し,
江戸の町の中を逃げ回り,惨状を見ています。
商館長タントは元禄地震のすぐ後に,江戸に入っています。
商館長メンシングは長崎で宝永地震にあったと思われ,記録もありますが,
さほど詳しく記録していません。
商館長ファン・レーデは京都天明の大火のすぐ後に,京都に入っています。
貴重な史料に基づいた興味ある本でした。
(「読書メーター」ATSUより)

今読んでいる本
『熈代勝覧』の日本橋 活気にあふれた江戸の町 
ベルリン東洋美術館蔵『熈代勝覧』絵巻
小沢弘/著 小林忠/著

江戸はスゴイ 世界一幸せな人びとの浮世ぐらし (PHP新書)
堀口 茉純/著
後ろに「挿絵出典」「参考文献」豊富にあり。

2冊とも,ぼおっと見たい本。

図書館で予約,または買おうか悩んでいる本
戦乱と民衆
磯田道史/著 倉本一宏/著 フレデリック・クレインス/著 呉座勇一/著

日本中世への招待
呉座勇一/著

もうすぐ買う雑誌
和樂(わらく) 2020年4月号
付録は国芳のエコバック

そして,4月になったら始まる歴博特別展

「驚異と怪異――モンスターたちは告げる」



昨年,国立民族学博物館でしていたもののリメイク版,たぶん。
楽しみです。

最後に
最近見た強烈な(?)番組
BSプレミアム
偉人たちの健康診断「平清盛 体から黒煙?怪死の真相」

早く落ち着きますように
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検地帳

2020-02-19 13:01:10 | 古文書
昨日,NHK学園古文書・解読実践コース第5回課題が返ってきました。
先生は,
「今回はかなり判読力を要する所が出て来て
"完璧”とはなかなかいかない文書。
その中でA◎とはなりませんでしたが
ミスの少ない解読が出来ていましたよ!」
と「講評」に書いてくださいました。

評価は「A」です。

でも,うれしかったのは,「あなたの声」のお返事。

前回は,「天正八年十月二十四日付け 播磨国飾東郡緋田村検地帳写」
について,書きました。
(「あなたの声」よりも詳しく書いているのは,「2019-11-14」の記事です。)
天正8年とは,1580年。
兵庫県立歴史博物館 特別展「お城ができる前の姫路」で展示されていました。

このことについて先生は,
「こちら関東で確認できる検地帳は家康の関東入国以降のものですからね。
それ以前のものがもし発見されたら,大・大・大ニュースです!」
とコメントくださいました。

え?そんなもんなの?

昨年,3月18日の記事に書いたように,
こちらでは,「淡路国指出寄帳」もあります。
(たつの市立龍野歴史文化資料館)
龍野神社旧蔵文書の一つです。
県の指定文化財指定に伴って特別公開されていました。



報告があった検地帳を秀吉が確認して押印しています。
奥付は秀吉の直筆だそうです。
天正13年(1585年)のものです。
もちろん,家康の関東入国以前のものです。

龍野歴史文化資料館には,
常設展で,文禄4年の検地帳(こちらは指出ではなく,太閤検地)もあります。
こちらは1595年になるので,家康関東入国以降ですが。



東京に行きたい,
江戸城跡めぐりがしたい,
この特別展いいなあ・・・とテレビを見て思ったら,東京ばっかり!(プンプン😠)
といつも思っていましたが,
もしかして私の住んでいる地域もいいかも?!?
と思ったのでした。

・・・
だから,古文書はおもしろい!
歴史は楽しい!!

第6回の課題はほぼ出来ています。
「あなたの声」は『船長日記』のことを書こうと思っていたのですが,
「検地帳」にします。


PS.上の記事を書いた後,
ふっと,「北条は?」と思い,
う~んと私の記憶をたどって,
見つけました。
黒田基樹『百姓から見た戦国時代』
この本によると,
税体系について具体的に知ることができるのは,北条氏のみ。
有名な戦国大名であっても,関連する史料の不足からこうした側面はほとんどわからない。
北条氏の場合,
検地は村ごとに行われ,
指出が提出され,それをもとに検地役人が現地に入って記載内容が確認された。
詳しいことは省略します。
具体例として,
北条氏が北条氏直轄領の武蔵岩付領三保谷郷に宛てた検地書出があげられています。

要するに,先生がおっしゃることは,
検地が行われていなかったというのではなく,
検地帳は見つかっていない,ということです。
2月20日,追記しました。
この本,また後日,再読します。




コメント (2)
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『船長日記』

2020-02-01 16:48:05 | 古文書
1月は忙しくて,2回しか書いていないんですね。
でも,元気にしています。
NHK学園の古文書の課題は,現在第6回に取り組んでいます。
第4回はいつも通りの「A」でした。
第5回「あなたの声」は「検地帳(天正八年帳)」です。
昨年11月に書いたものを短縮して書きました。

さて,今回は,たまたま見つけて録画していた1月26日のBSプレミアム
「池内博之の漂流アドベンチャー「漂流484日 船頭・重吉の長い長い家路」」
江戸時代,文化年間,嵐にあって漂流し,
現在のカリフォルニア州近海で,イギリス船に助けられ,
アラスカ等を経由して,帰還した船頭たちの口述をもとに書かれた
『船長(ふなおさ)日記』(池田寛親著)のあとをたどる・・というものです。

ちょちょっと探すとあるんですねえ。
早稲田大学が出してくれていました。
ネット上で全文見ることができるようになっているのです。
https://archive.wul.waseda.ac.jp/kosho/ru02/ru02_03115/ru02_03115_0001/ru02_03115_0001.pdf
が上巻,
ほか,中巻,下巻もあります。
とても読みやすいので,そのうち,最初と最後少しだけでも
翻刻に挑戦したいです。
(とても長いので,全部読む根性は私にはありません。)
ちなみに現代語訳も出版されているようです。

第6回の「あなたの声」に,
その感想が少し書けるといいなあ・・・と思っています。
(無理かな?)



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