ATSUー歴女(おばさん?)のひとりごとー

見たこと・聞いたこと・ちょっと調べたこと,気ままに「My 日記」として書いています。

室津梅林と室山城跡

2021-02-24 10:09:11 | 日記 地域
22日の月曜日はとってもいいお天気でした。
月曜日なので,「チョコっと(チョコっとかじってミュージアム)」に参加している
むろつ海駅館はお休みと知っていたのですが,
あんまりにも気持ちがいいお天気だったので,
室津に梅を見に行ってきました。
梅だけが目的なら,
有名な綾部山梅林とか,世界の梅公園とか,
近くにあるのですが,
入園料がかからない室津に・・・

車はいつもの牡蛎の即売店近くの無料駐車場の停め,
地図を見ながら,てくてく・・・(この日は約8000歩,歩きました。)
少しは梅の木はあっても,
やはり,入園料がいらないというだけあって,なかなか・・・梅の木が見つからない…。
と思ったら,
きれいなところがありました。



写真を撮っているおじさんが一人。
おじさんの話では,
「室津は梅の木が減った。
 昔はもっともっとあったのに。
 どんどん宅地になって,木が切られていく。」とのこと。
そういう,この写真の場所も,「売地」と看板がありました。

 近くにあった旧跡石柱。
「室山城跡/遠見番所跡」です。
室山城跡は,鎌倉時代から室町初期に築かれたという中世の城跡ですが,
今は何も残っていません。
大河ドラマ「軍師 官兵衛」では,
青年官兵衛の初恋の人・おたつちゃんが嫁いだ浦上氏の城で,
浦上氏は,おたつちゃんとの婚礼の日に赤松氏に襲撃され,
おたつちゃんは,亡くなりました。(・・・だったと思います。)
(だから今でも室津では,八朔(8月1日)に全国的にも珍しい真夏のひな祭りが行われます。
 室山城落城の際,
 非業の死を遂げた花嫁の鎮魂のため
 半年遅れの八朔に雛祭りが行われるようになったことが由来だそうです。)
(江戸時代になってからは,遠見番所がおかれ,海上警備にあたったそうです。)


関西では2月いっぱいで緊急事態宣言は解除されそうですが,

「新型コロナ アメリカの死者 50万人超える」
昨日の朝のNHKデータニュースです。
それは,
バイデン米大統領によると,
「新型コロナ死者数は,第1、2次世界大戦とベトナム戦争の死者数を合わせた数より多い」
そうです。

最後にもう一度,梅です。



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チョコっと:その2ー2+浮世絵EDO-LIFE「特別版 東海道五十三次」

2021-02-17 11:50:37 | 日記 地域
浮世絵EDO-LIFEは私のお気に入りの番組です。
2019年6月26日にも書いています。
その「特別版 東海道五十三次」が月曜日にありました。
広重の浮世絵なのですが,
以前も「日曜美術館」で見たことはあります。
うろ覚えなのですが,
日曜美術館なら,
「この雨の描写が・・・」となります。
が,
「浮世絵EDO-LIFE」なら,
「浮世絵の世界をのぞけば江戸のリアルな暮らしが見えてくる!」なのです!
東海道五十三次,55枚,すべて登場します。
そのうち,何枚かは解説付きです。
いろんな人が出てきます。
お供に荷物を持たせて,旅をする女性2人組もいれば,
旅籠屋では,飯盛女も出てきます。
飯盛女については,解説もありました。
多くは貧しい農民で,家族のため売られてきたこと,
16歳ぐらいで飯盛女になり,
20代のうちに亡くなることが多かったことなど。


さて,「チョコっと:その2ー2」は
兵庫県立歴史博物館
特別企画展「絵そらごとの楽しみ― 江戸時代の絵画から ―」の続きです。
「四季と人びと」「山水にあそぶ」などいろいろなコーナーがあるのですが,
私が好きなのは,前回の「特集展示 病と美術」のコーナーと
「名所の風景・都市の景観」

下の写真は「東海道街道図屏風」(江戸時代)です。(写真撮影可)

「大井」という文字が見えますか?
だれがいつ描き,描かせ,
どんな目的があったのかわかりませんが,
私は単純に,大井川も箱根の関所もおもしろかったです。

他にも,私が大好きな「洛中洛外図屏風」(江戸時代)もありました。(写真撮影不可)
上杉本や舟木本のような有名なものではありませんが,
2020年11月9日に書いた
「ふらっと室津・・・で見た「小屏風」(江戸時代初期の洛中洛外図)」
同様,
じっくり見てきました。
やはり,鴨川で洗濯?
そこにおられた職員さんと少しお話をしました。
その方は,「染物を洗っているのかもしれませんね。」とのこと。
なるほど,そんな話,聞いたことがあります。
牛に荷物をのせて,鴨川を渡る?向こうには橋があるのに。
その職員さん「この辺りは浅瀬だったのでしょうか?」
なるほど。
家に帰ってから思ったのですが,
荷物は馬でなくって,牛で運ぶ?
家にある
小澤 弘, 小林 忠著『『熈代勝覧』の日本橋』を見ると,
「江戸では馬はお武家の乗り物。
 荷を引くのはもっぱら牛か人間。」(47ページ)
とありました。
話は飛びますが,
この本,ぼおっと眺めるのに,ちょうどいい,おもしろい本です。
ぼおっと眺めているから,読んだ(見た?)はずなのに,
忘れています。

要するに,
私は江戸時代の人々のリアルな暮らしをのぞくのが好きなんですね。

本の『浮世絵EDO-LIFE 浮世絵で読み解く江戸の暮らし』も
ついこの前,買ってしまいました。

PS.先日の「英雄たちの選択」の義経の放送中に,一の谷の合戦の屏風が出てきました。
あれっ?
たぶん,今,やっている
特別企画展「絵そらごとの楽しみ― 江戸時代の絵画から ―」で展示されている
「源平合戦図屏風」(江戸時代)ではないかと思います。
番組の最後に「兵庫県立歴史博物館」の名もありましたし。
ぜひ,ご覧ください。
コメント (5)
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チョコっと:その2-1 子どもたちの健康を願う絵

2021-02-14 17:17:33 | 日記 地域
2月12日金曜日,久々の姫路です。


姫路市民のはずなのに,姫路に行くのは・・・10月9日以来!

まだ緊急事態宣言ですが,
ずいぶんコロナの新規陽性者が減りました。
今日は44人。
13日までの1週間では,10万人当たりで7人だそうです。
やれやれ・・・と私のような者でも動くから,
また増えるのではないかと不安もあります。
なんと,兵庫県では,変異ウイルスが・・・とも聞こえます。


写真は「疱瘡絵」
疱瘡の見舞いの品として贈られたそうです。
(寛政2年~文化元年(1790~1804年)歌川国虎)
子どもたちの健康を願い,
元気な子どもの代表として,桃太郎が描かれています。

兵庫県立歴史博物館
特別企画展「絵そらごとの楽しみ― 江戸時代の絵画から ―」 より

・・・・
書きたいことがたくさんありすぎるので,また後日。


PS.今朝,ニュースを見てビックリ!
もうすぐ10年というのに,「余震」ですか?!?
疫病に地震・・・
ここは地震でゆれたわけでも,被害があったわけでもないけど,
不安が募ります。





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チョコっと:その1

2021-02-08 12:07:48 | 日記 地域
兵庫県はまだ緊急事態宣言です。
でも,きのう2月7日,
兵庫県では新型コロナウイルスの感染者が54人。
多かった時は一日で300人を越えましたから,ずいぶん減りました。
また,関西の2府4県では新型コロナウイルスの感染者が7日は221人で,
去年11月以来,83日ぶりに300人を下回ったそうです。

ここで油断してはいけないということぐらいわかっていますが,
博物館はあいています。

そして,
「チョコっとかじって ミュージアム」
と称して,
2月はスタンプラリーをしているのです。
指定の西播磨の博物館4つ行けば,
・・・江戸時代の妖怪のクリアファイル!
(「化物尽くし」江戸時代末期,兵庫県立歴史博物館蔵 入江コレクション)

1か月で4か所はかなりきついですが,
まず1つめ
2月5日太子町立歴史資料館へ
今,
特別公開「斑鳩寺の仏さまと屏風絵」で
少しですが,斑鳩寺の仏さまと屏風を展示。
他は,ほぼ,常設展です。

私の今回のお気に入り(?)は

「阿曽村田畑名寄帳」(慶応2年:1866年)
検地帳は,中学の教科書にも出てくるぐらい有名ですが,
検地帳を耕作者(名請人)ごとにまとめなおしたものです。

村請の年貢・諸役を村内で割り付けたり,
村入用の負担分を確定するためなどに,
村で作成されました。

と解説がありました。

地元ですし,地名がわかるものもあると思ったのですが,
ガラスの向こう・・・
写真にとり(写真撮影可),家で拡大して見ましたが,
よくわかりません。
それに,このページしか見ることができません。
この村しか「名寄帳」の展示がありません。

一人の耕作者がどの程度の範囲に田畑を持っているのか,
つまり,本当に自分で耕作しているのか,
などがわかるとおもしろいと思ったのですが,
残念です。
わかりません。

他にも,「東南村切支丹宗旨御改帳」(享保6年:1721年)なども
今回の私のお気に入りです。

次の金曜日は歴博!
特別企画展「絵そらごとの楽しみ― 江戸時代の絵画から ―」
に行けますように。

コメント (2)
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