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ATSUー歴女(おばさん?)のひとりごとー

見たこと・聞いたこと・ちょっと調べたこと,気ままに「My 日記」として書いています。

歴博ボランティアの大先輩方

2015-09-05 10:37:38 | 歴博
歴博解説ボランティアの大先輩方
(ちなみに私は解説できない。資格を取っていない。)

いつものMさんは取材旅行中とかでお休み

もう一人のTさん
この前小学生に仏像を後ろから見る話をしていたので尋ねると,
十一面観音立像の頭の上の小さい顔・・・笑っている,少し・・「大笑面」というそうだ。
ふつう,博物館では後ろ姿の仏像なんて見られないもんね。

ほかにも小学生向け解説を少ししてもらった。
え?1963年に岡山県の一部が赤穂市に?びっくり!!赤穂市福浦になっています。
ほかにも佐用町の方に入っているところもありました。
(こちらは,1896年明治29年?に編入?家に帰ってから調べた。)

その大きな地図をいつまでも眺めていると,普段は午後の大先輩ボランティアの方が来て,
(団体さんの時間の関係で,早く来られていた。)
池田輝政の話。

また別の午後のボランティア大先輩が来て,河川交通の話。


なんでみなさん,こんなに知っているの?


10年後の解説ボランティアを目指す(?)私ですが,10年・・・・ムリかも?
でも,・・・歴史は好きだし,頑張ろう!っと


神仏習合  かみとほとけが織りなす 信仰と美

2015-09-05 10:34:13 | 日記
神仏習合に興味がわき,歴博ボランティアの空いた時間にちょっと勉強。

奈良国立博物館の図録を見つけた。
神仏習合  かみとほとけが織りなす 信仰と美   2007年 より


古来,山河に宿るさまざまな神を信仰してきた。
仏教は外来の宗教だった。

しかし,奈良時代には,豊後国宇佐地方の神だった八幡神を東大寺の鎮守神として勧進
神社の境内には神宮寺
(なぜこうなったかについては,義江氏の『神仏習合』に詳しい。)

仏像を前にしておこなわれる悔過(けか)(仏を礼拝し,罪過を懺悔する法会)は,神名帳を唱えながら,多くの神を勧進する。神仏習合儀式としての側面を持っていた。

いわゆる「お水取り」東大寺二月堂修二会に受け継がれている,そうだ。


日本の神々は,姿形を持たない霊的な存在だったのに,八幡神などの神像が登場するようになる。

山は神々が住まう場所あるいは神そのものとして崇められていたのが,密教の影響もあり,修験道として体系化。

蔵王権現という神仏習合の性格が強い神を主導。


(義江氏の『神仏習合』に詳しかったが,)
早良親王や菅原道真の怨霊による祟りから御霊会が行われるようになる。
今も行われている祇園社(現在の八坂神社)の祇園祭は京都最大の御霊会だそうで,・・・。


重源の東大寺の復興祈願は60人の東大寺の僧侶をひきつれ,伊勢神宮参拝

書けばきりがない・・・


でも,・・・仏像の天部もインドの神々が取り入れられているんですよね。

神社・寺院巡りがまた楽しくなりそう