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ATSUー歴女(おばさん?)のひとりごとー

見たこと・聞いたこと・ちょっと調べたこと,気ままに「My 日記」として書いています。

尾形光琳「八橋蒔絵螺鈿硯箱」・・・缶入りクッキー

2022-01-15 14:56:55 | 日記
朝日新聞土曜版【特集】いいね!探訪記の12月25日
「東京国立博物館で結婚式の前撮りをするカップル」
という記事がありました。
そしてそのプレゼント,たった10人・・・
あたった!


プレゼント応募の時のアンケート
私が書いたのはこちら(Wordに保存していました。)

Q11. 今回の「いいね!探訪記」のご感想をお聞かせください
いつも拝見しています。
介護等で,家をあけにくい私が日本中いろんな所,(それもガイドブックには載っていないような)を見ることができます。
さて,東京国立博物館は,歴史好きの私には,行ってみたいところのベスト10に入る所です。
(関西の人間なので,京都国立や奈良国立は行ったことがありますが)
でも,博物館が「前撮りスポット」とは驚きです。
実は,昨年(今年だったかな?)と東京国立博物館監修の「洛中洛外図屏風 舟木本」をネット買いました。
普通に書籍として売っているので,とても小さいのですが,屏風として(?)部屋に飾っています。
新聞のプレゼントは申し込んだことがないのですが,今回はぜひ!と申し込みました。
尾形光琳「八橋蒔絵螺鈿硯箱」・・・缶入りクッキーお願いします。

そしてなんと,当選!
新聞社の担当の方が,印刷された「プレゼント当選のお知らせ」の下に,
「・・・今秋には,東博で150周年記念の国宝展があるので,
 「洛中洛外図」も見られると思います。・・・」と書いてくださっていました。

うれしいですね。
きっと行くことは無理だろうけど,
プレゼントが当たったことも,このコメントも。
尾形光琳「八橋蒔絵螺鈿硯箱」も「洛中洛外図屏風 舟木本」も
本物ではないけれど,
小さいけれど,
大切に部屋に飾ります。


PS.
2022/1/15 13:48神戸新聞NEXT
【速報】兵庫県のコロナ感染者、過去最多の見通し
兵庫県で15日、新たに確認された新型コロナウイルスの感染者が、
昨年8月18日の1088人を上回り、過去最多となる見通しであることが関係者への取材で分かった。

大阪府 新型コロナ 感染確認3000人大幅超 過去最多の見通し
2022年1月15日 13時06分 (NHK NEWS WEB)

コメント (2)
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江戸の流行り病と人々のくらし

2021-09-24 12:31:09 | 日記

写真は「疱瘡絵」
疱瘡の見舞いの品として贈られたそうです。
(寛政2年~文化元年(1790~1804年)歌川国虎)
子どもたちの健康を願い,
元気な子どもの代表として,桃太郎が描かれています。

兵庫県立歴史博物館
特別企画展「絵そらごとの楽しみ― 江戸時代の絵画から ―」 
で展示されていました。

と,ここまでは,2021-02-14に書いたものです。


今日書くのは,
日本医史学会島根大会 公開講座
鈴木則子氏「江戸の流行り病と人々のくらしー幕末の疱瘡と種痘導入をめぐってー」です。
登録不要の公開講座ですが,9月18日~23日まででした。
以前,朝日新聞に載っていたのを見ていたのに,すっかり忘れ,
思い出したのは最終日。
1時間余りの講演ですが,
きれいな画像でわかりやすく,
とても印象的でした。

メモしたことから,断片的に書きます。
・江戸時代,「胎毒」が疫気で誘発されて発病すると考えられていた。
・感染すれば,3割の子どもが死亡。3割があばたなどができる。(「疱瘡は見目定め」)
〈感染した子どもの親の日記史料と医者側から史料〉
〈幕末,牛種痘が輸入される。〉

思わず吹き出してしまったのは・・・
・万延元年(1860年)大坂除痘館が「牛痘接種済証明書」を発行 
  (最近,似たよう話を聞いたような(;^_^A )
・しかし,明治初年には,牛痘が1回接種から2回接種へ

そして,
・1980年,WHOが疱瘡の世界根絶宣言
  なんと,ジェンナーから200年経過していた。

1回講義を聞いて,メモしただけなので,間違えていたらすみません。
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今読んでいるもの;ほぼひとりごとです。

2021-08-09 16:40:18 | 日記
今日は早朝,風の音?雨戸の音?に起こされました。
台風のニュースは良くチェックする方だと思うのですが,
まさか暴風域もない台風,
それも中心から離れているのにこんなに風が吹くとは思いませんでした。
お昼前には,わずか5分・・いや,もうちょっと短いかもしれませんが,停電がありました。
それも3回も。
エアコンをつけ直したり,
お風呂の衣類乾燥をし直したり,レンジの確認したり,
3回ずつ。
これぐらいのことで,文句を言ってはいけないのかもしれません。
被害にあわれた方,暑いのに大変だと思います。
お体に気をつけてください。

さて,タイトルの
今読んでいるもの
1.古文書の勉強として;埼玉県立文書館「ネット古文書講座」
私にちょうどいいです。ちょっとした合間にできる勉強です。
問題・解答だけでなく,解説がついているのもあります。
たくさんあるし,結構,気に入っています。
忙しい時でも,10分,15分で古文書解読の勉強です。

2.『NHK浮世絵EDO-LIFE  東海道五拾三次: 描かれた人々の「声」を聴く』
東海道五拾三次をどう見るかですが,
絵画として見るのではなく,
絵画に描かれている人物を見ます。
え?この絵の隅っこにいる人物,こんな人なんですね?
え?こんなこともわかるんですか?
となるほどと思いながら,見て?読んで?います。
まさに,
「江戸の喜怒哀楽が浮かび上がる」です。
(でも,きっとこんな感じ・・・といった想像のおはなしが・・・
 とても分かりやすくしているのですが,
 やはり,想像は想像だと思います。)
テレビの「NHK浮世絵EDO-LIFE」も大好きです。
最近,オリンピックで放送がなかったり,再放送ばかりなので,
新しいのをお願いします!

さて,
コロナはどこまで増えるのでしょうか?
付き添いのつもりで行った病院で,
ワクチンを打つことができそうです。
今の第5波には間に合うわけがありませんが,
次来るかもしれない第6波の時には,
ワクチン2回が終わっていることになると思います。
気合入れて予約を取る必要がなくなったので,ほっとしています。

ワクチン2回接種が終わるまで,
自粛・・・です。
ということで,
「今読んでいるもの」を書きました。
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江戸と東京の地理がわかりません。

2021-07-13 14:46:00 | 日記
ブラタモリがおもしろいです。
はじめのころのブラタモリは見ていなかったのですが,
神戸をやっているのをたまたま見て,(2017年,近江さんの時)
知っているようで,知らなかった神戸を知ることができて,この番組がおもしろくなり,
それから時々見るようになりました。
と言っても,
歴史がらみしか見ていません。
石はわかりませんし・・・。

この前の,ブラタモリ
「江戸城 〜江戸城は日本の城の集大成!そして...〜」
「江戸城と東京 〜江戸城は日本の城の集大成!そして...〜」も
とっても面白く,
「絶対行きたくなる!ニッポン不滅の名城」の「江戸城」(2019年)もブルーレイに置いているので,
もう一度見てみたいと思っています。
(この前の「拡大版!天下人たちの天守スペシャル」も面白かったですしね。)

ただ,
私は東京がわからないのです。
(京都なら,だいたいわかるんですがねえ。)
地名を聞いても,さっぱり場所がわかりません。
江戸時代の地名は江戸について書いている雑誌に載っている地図を見て,
今の東京は,地図帳を見て,
え?どこどこ?
江戸時代のここは,今の東京のどこ?

見つけました。おもしろい地図!

「古地図 with MapFan」  http://labs.mapfan.com/etc/kochizu/

ちょっと,詳しすぎるのですが,
上半分を今の東京(2017年),
下半分を江戸(幕末嘉永年間・1850年頃)というようにして,見ることができます。
東京の日本橋の位置はここで・・・
ちょっと真ん中の東京と江戸の境目のバーを動かせば,
江戸時代の日本橋になります。
『熈代勝覧』のころの日本橋周辺の「魚河岸」や「室町一丁目」と言った地名が出てきます。
真ん中の東京と江戸の境目のバーを下にずらすと,
今の東京です。
今の東京「三越駅前」は,
江戸時代の室町二丁目です。「三井越後屋」があったところです。
私としては,「浅草」がここ,とか,
もっと,おおざっぱでわかりやすい地図の方がいいのですが,
「古地図 with MapFan」は,ながめていて,面白いです。
今の東京と1962年の東京
という風に見ることもできるようです。

ちなみに,息子は東京に住んでいるのですが,
江戸時代は,「江戸」に含まれないのか,地図の枠外でした。


コメント (5)
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まだ,アマビエ?!?

2021-06-28 14:17:01 | 日記
またこんな季節です。
もう1年以上も「アマビエ様!」と言っています。

兵庫県立歴史博物館の特別展「驚異と怪異」で,
京都大学付属図書館の「アマビエ」や「件」を見たのは,
昨年の6月26日でした。

先日,新聞(朝日新聞の書評 6月12日)に載っていたので,
東郷 隆『病と妖怪 ―予言獣アマビエの正体』
図書館で借りました。
この本自体は,2021年4月発行です。

東郷 隆『病と妖怪 ―予言獣アマビエの正体』(「読書メーター」6月24日より)
昨年春,
兵庫県立歴史博物館で特別展「驚異と怪異=モンスターたちは告げるー」があるはずでした。
が,コロナです。
いつ,本当に「驚異と怪異」ができるのかどうかもわからない時,
担当の学芸員の先生が,
Twitterでこの本の前半に載っていたようなことを紹介してくださいました。
(ただし,この学芸員の先生は,
 「アマビエ」は「アマビコ」の字の写し間違いだろうと言っています。)
そして,6月23日になって,やっと「驚異と怪異」が始まりました。
そこで,本物の「アマビエ」=京都大学付属図書館蔵や件の剥製を見ました。
感動しました。

続けて,(6月26日)
小松 和彦編『妖怪学の基礎知識』
数年前に読んだ本の再読です。
「妖怪」の歴史がよくわかります。
『古事記』などにも「鬼」や「大蛇」などの記述はありました。
でも,造形化されませんでした。
それが,仏教が入ることにより,絵画・造形化されるようになり,
中世になると,絵巻物に妖怪的な存在が書き込まれるようになります。
中世後期になると,絵巻や絵本と形式をとり,庶民にまで享受層が広がります。
娯楽化のはじまりです。
そして,江戸時代になると,
恐怖の対象・畏怖の対象であった化物(妖怪)は・・・
この後は,香川雅信氏の『江戸の妖怪革命』の方が詳しいので,後日。

後日。と書きましたが,
すでに読んで,感想を書いていました。(2020年6月17日)
香川 雅信『江戸の妖怪革命』
以前,文庫版を読みましたが,
文庫版には書かれていなかった「第4章 妖怪玩具=遊びの対象になった妖怪」
「第5章 からくり的ー妖怪を笑いに変える装置」などを読みました。
今,「アマビエ」ブーム。
予言する妖怪,それに託する江戸時代の人々。という,単純な江戸時代の庶民観ではなく,
妖怪を「図鑑」にし,「玩具」にし,「笑い」にするという側面を持っているのです。
・・現代人と似ているかも?
江戸時代,安永のころには,平和で庶民も楽しむことができるようになり,
また,字が読めるようになったからできること。
ですね。

ちなみに,「2021年度 大学入学共通テスト 国語 第1問 評論」は,
『江戸の妖怪革命』の序章の一部から出題されていました。
受験生の人気になり,
入試直後は売り切れて,ネットで本が買えない状態になっていました。

そして今読んでいるのは,
アダム・カバット『江戸滑稽化物尽くし』
だんだん,アマビエからそれてきました (;^_^A

さらに,それていきますが,
雑誌『和楽』8月号(7月1日発売)
付録は,
妖怪ではありませんが,
歌川国芳浮世絵手ぬぐい金魚づくし,・・・ネットで注文してしまった !(^^)!

コロナが収束したら,
「そういえば,あの時,アマビエってヘンなのが流行ったよね。」
というのでしょうか。
コメント (1)
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