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ATSUー歴女(おばさん?)のひとりごとー

見たこと・聞いたこと・ちょっと調べたこと,気ままに「My 日記」として書いています。

こんぴらさんへ

2024-04-04 11:11:01 | 日記
♪こんぴらふねふね・・・♪
ふねふね?
相生発10時27分の新幹線こだまに乗り,わずか16分で岡山に
岡山で乗り換え,11時5分発特急南風に乗り,
琴平着はなんと12時5分!!
相生からわずか1時間半余りで琴平に着いてしまうのです。
もちろん船に乗るわけでなく,瀬戸大橋をぴゅ~んと通ると,四国です。

さて,江戸時代
天明6(1786)年の西国巡礼が目的の『西遊紀行』によると,
著者は,伊勢参りの後和泉・河内・大和・京都・丹波・摂津の西国札所を巡り,播磨路の名所旧跡を訪ね,
その後,室津から船に乗り,明け方丸亀に着き,金毘羅参りの後善通寺に引き返して泊まり,
翌日,善通寺に参って丸亀から児島に渡って泊まったそうです。
安政4(1857)年の「道中安全帳」によると,
商人の田村善蔵は,伊勢参りの後,大和を巡り,住吉大社に参り,その後,大坂で芝居を見て夕方に金毘羅船に乗り,
丸亀には3日後の早朝に着き,金毘羅に参って,お札を受けた後,善通寺に参り,丸亀で泊まり,丸亀から児島に渡ったそうです。
(特別展「江戸時代庶民の旅~金毘羅参りと室津~」2015年)
そうです。
この特別展を室津海駅館で見てから,ずっとこんぴらさんに行きたかったのです。
そこにあった1枚の古文書
「船持中渡世につき嘆願」(文化13(1816)年,佐藤家文書)
けっこう読みやすい文書で,当時,翻刻文や解説も見ながら,かじりついて読んだことを覚えています。
室津の渡海船業者が網干などの業者に客をとられて困窮している,と嘆願している文書です。

それから約9年
2024年4月2日
やっとこんぴらさんに行きました!
続きは後日・・・


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駿府城・江戸城・姫路城

2024-02-22 11:14:06 | 日記
静岡,東京観光その2
今回は,「城」です。
2月9日,丸子宿の後,登呂遺跡にちょこっと行き,そのあと,駿府城公園へ
 時間が遅かったので,発掘現場を見学することはできませんでした。
でも,すきまからのぞいたのがこの写真。
ひろ~い!広い!
「駿府まち巡りマップ」によると,この発掘現場のどこかに天守があったはずです。
でも,残念!よくわかりません。
『静岡のトリセツ』によると,
「駿府城の慶長期天守台の大きさは,南北(西辺)約68m,東西(北辺)約61m。
 徳川将軍家の居城である江戸城の天守台が南北(西辺)約45m,東西(北辺)約41mなので,それを大きく上回っている」そうです。

翌10日に行った江戸城(皇居東御苑)
 天守台です。
姫路城を見慣れている私には,天守台はそう大きく感じられませんでした。
確かに,大奥跡や本丸大芝生はすごく広かったです。
石垣の石の大きさが姫路城と比べ物にならないように思いましたが。
なぜ大きく感じないのか・・・
後日,兵庫県立歴史博物館で見た江戸城です。 
歴博では,天守の大きさ比較ができます。(すべて50分の1)

こちらは,姫路城  
私は,姫路城の天守,大天守も3つある小天守も全部ひっくるめて見ていたのです。(姫路城は連立式天守)
姫路城の大天守ためだけにある天守台の大きさは,江戸城と比較になりません。(もちろん江戸城の方が大きいです。)
江戸城の天守の大きさなんて,すごいのなんのって!
が,・・・姫路城,・・・どこまでが大天守の天守台?小天守などの天守台と一部つながっている?

駿府城や江戸城の話のはずが,いつの間にか姫路城の話に・・・

10日夜,姫路に帰ってきた時に撮った写真を下に貼り付けます。



次に,東京に行くことがあれば,江戸城をぐるっと,皇居ランのコースを歩いてみたいです。
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丸子(鞠子;まりこ)

2024-02-13 12:10:20 | 日記
2月9日の「チコちゃんに叱られる!」では,「『天狗(てんぐ)』ってもともとなに?」で,懐かしい兵庫県立歴史博物館の香川先生が出演されていました。(やっぱり妖怪と言えば,香川先生よねえ)
とはいうものの,実はリアルタイムでは見ていません。チコちゃんが始まる時刻は,私はなんと,静岡から東京への新幹線の中でした。・・・・・ (◎_◎;)
2月10日に子どもの事で東京に行く用事ができて,(おめでたいことです !(^^)! )
ついでに,9日は静岡で観光し,10日に東京観光をしてきたのです。

なぜ静岡?
一番の目的は丸子!!!
私のスマホには歩数計が入っていて,その歩数計では,広重の東海道五十三次を巡ることになっているのです。
そうです!広重の丸子に行きたい!!と・・・


写真は今の丁子屋です。
     慶長元年創業の元祖丁子屋では,広重の絵の通り,
「登路ゝ(とろろ)汁」を食べてきました。
そして,丸子宿周辺を散策。
「丸子宿本陣跡碑」など見ながら,旧東海道をバス停一つ分歩きました。

静岡では,登呂遺跡,駿府城公園など見てきたのですが,
また後日。

ちなみに,10日には東海道起点日本橋も見て来ました。 
何度もつくりかえられたので,江戸時代の面影はありません。
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永井路子さま,ありがとうございました。

2023-02-10 10:23:06 | 日記
2016年,goo blogの「#好きな大河ドラマは?」で
私はこう書いています。

「 1番好きな大河ドラマは,「草燃える」そして,「軍師官兵衛」です!「真田丸」も楽しみです。」というタイトルで,
「高校生の時にしていた「草燃える」が一番好きです。
 源頼朝・北条政子を主人公とした,永井路子原作の大河ドラマです。
 古すぎて知らない方も多いと思いますが,
 ここから歴史がいっそう好きになり,
 今も,歴史と関係のある仕事をしています。
 オーバーな言い方をすれば,私の人生を方向付けたドラマです。」



家の本棚にある永井路子氏が書かれた本です。
あれ?
『北条政子』も『炎環』もない!?!どこにあるのかしら?
引越しのとき段ボールに詰めて,そのままなのでしょう・・・。
さっそく,図書館で予約しました。

昨日,
「直木賞作家の永井路子さん死去 97歳 「炎環」「北条政子」など」
という訃報に接し,ショックを受けました。

永井路子さま
私はあなたのおかげで,今,歴史にどっぷりつかり,
楽しい人生を送っています。
ありがとうございました。   

おまけ  
写真は,2012年11月,奈良東大寺南大門 金剛力士像です。
「草燃える」を見ていた方は,ここになぜこの写真があるかわかると思います !(^^)!
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最近読んだ本

2022-03-25 12:28:53 | 日記
最近読んだ本

「性差の日本史」展示プロジェクト『新書版 性差の日本史 』(インターナショナル新書)
2020年に国立歴史民俗博物館で開催された企画展「性差(ジェンダー)の日本史」をまとめた本です。
最初の卑弥呼の記述から,ビックリ!でした。
最後に書かれた「今回の展示で使用された館蔵資料は,大部分がジェンダー資料として収集されたものではなく,「ジェンダー」という視点で再評価されたものです。」という文が心に残りました。章としては,「第6章 性の売買と社会」が印象深かったです。
その中に出てきた『梅本記』はNHK「歴史探偵」の「吉原遊郭」でも取り上げていました。
たまたま見つけたつい最近の新聞記事を下に追記します。
追記:2021年11月23日 神戸新聞NEXT「戦後から70年,尼崎の色街「かんなみ新町」に幕 組合解散し風俗店廃業」(見出し)  ほか

渡辺 尚志『言いなりにならない江戸の百姓たち: 「幸谷村酒井家文書」から読み解く』
久しぶりに面白い本を読みました。
江戸時代の村の仕組みを丁寧に説明してくれたのち,幸谷村という一つの村を例に,古文書を解説付きで載せながら,江戸時代の百姓たちの姿をみています。
実は最近,江戸時代における私が住む地域での水を巡る古文書等を読みました。(活字です。)
A三ヶ村がM神社の近くで水をとれ高に応じて三方に流れるようにし,三ヶ村が管理していることなどが書かれていました。
うまく言えませんが,なんともおもしろいです。
(ちなみに,渡辺 尚志『百姓の力 江戸時代から見える日本 』(角川ソフィア文庫) ただいま読書中)

香川雅信『図説 日本妖怪史 』(ふくろうの本/日本の文化)
2年前の4月25日~兵庫県立歴史博物館で「特別展 驚異と怪異」が始まるはずでした。
しかし,コロナで展覧会は延期。博物館も閉館。
そんな時,担当の香川先生が特設のTwitterで当時流行のアマビエだけでなく,この本に書かれている妖怪史等も少しずつ書いてくださいました。
この度,この本で,順追って理解することができたように思います。
ちなみに,「驚異と怪異」は6月23日~8月16日まで開催されました。
今歴博は改装工事のため休館中ですが,香川先生は次はどんな企画をしてくださるのか,今から楽しみです。

現在読んでる本,他に2冊
平井 敬『すごろくで学ぶ安政の大地震』 (爽BOOKS)
『イラストで見る200年前の京都 『都名所図会』で歩く京都案内 』(じっぴコンパクト新書)
→『都名所図会』はネットで全文読む(見る)ことができます。(日文研)
 活字ではありませんが,とても読みやすいです。
 私は「四條河原夕涼み」が好きです。

けっこう読みやすい本ばかりです。
中公新書とかでも眠くなるから困ります。情けない・・・。
私が読む本は,歴史中心。それもほとんど江戸時代です。

最近は,疫病(コロナ)・災害(地震),そして,戦争・・・
気が滅入ります。

そんな中,
今日,上に書いたM神社で見つけました。


一部を拡大します。

桜の開花です!


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