最後の観光箇所、厚い雲に覆われた「屋久島」が見えてきた。
船内の通路はこんな感じ。私のキャビンはすぐそこの左側。
屋久島の宮之浦港がそこ。あれれ、これが港なのって感じ。でも、行程表にはそう書いてある。鹿児島からはジェットフォィルで1時間15分だという。
「ようこそ世界自然遺産の島、屋久島へ」と出迎えていただいた。
道路事情がためか、バスは小型のバスばかりだ。ちなみに今日設定されているコースは ① 気軽に屋久杉を感じられる原生林の森へ (4時間) ② 推定樹齢3000年紀元杉へ 屋久島らくらく観光(4.5時間) ③ 紀元杉とヤクスギランド屋久島1日観光(7.5時間) ④ 屋久島一周と白谷雲水峡ハイキング (8時間) からの選択でした。私は③ の一日観光を選択するのでした。
乗車します。座席は28席あるのですが、ガイドと添乗員を加えて9人しか乗りこみません。このコースは2台のバスになるのですが、コロナ環境でなければ1台で楽勝なんですが、観光事業者は大変だ。それが観光客にもコスト高となって降りかかる。
町役場からいろんな資料をいただいた。白神山地と共に1993年 (平成5) 日本初の世界自然遺産に登録されたこの島、周囲130㎞、九州最高峰の宮之浦岳1936mがそびえ「ひと月に35日雨が降る」といわれるほど雨が多い。などと紹介している。
屋久島空港の横を走った。鹿児島・福岡・伊丹便が発着しているようです。この町で暮らす人は口永良部島も併せて11000人余。鹿児島まで40分、もちろん鹿児島便の本数は多い。
深いガスの中を後続便が追いかけてきます。
バスに揺られて山道を約1時間。ヤクスギランドに到着した。入場券ではありません。協力金というのが憎いね。協力してるんだと思えば同じ400円でも温かい気分になる。
標高500mあたりから山頂にかけて自生する樹齢1000年以上のスギのことをヤクスギというそうです。管理事務所でいただいたヤクスギランドの案内図、30分コースから210分コースまで5本のコースが設定されていました。私たちお年寄り組は一番短い30分コースを歩きます。
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