世界の彼方此方へ行きたい

気ままな旅の様子を綴っていきます

世界遺産ウム・アル・ラサス(2014中東no18)

2014-05-07 | 中東

 

  

 

 岩山が連なり砂漠が広がる不毛の地に道路はきれいに整備されていました。 このあと「王の道」を走ります。それは4000年前からあるという古の道、ユダヤ人を率いてエジプトを逃れたモーセ一行が歩いた道といわれている。その道は砂漠の中に散在する村の中を走っているのです。4000年前の記念すべき道を何枚かカメラに納めたのですが、それは紛失したメモリーの中。残念ながらSさんは「王の道」は走っていないようです。

 世界遺産「ウム・アル・ラサス」にやってきました。見える建物は8世紀の教会跡を保存しているもの。世界遺産といってもこれしかないんです。古の時代に大地震によって崩壊してしまったとのことで、まだ発掘作業は余り進んでいないといいます。 

 建物の中、床にはモザイク画がいっぱい残っていました。パレスチナの町、エジプトのアレクサンドリアや生活の様子、ハンティングやワイン製造の様子などが描かれているのです。 

  手前のアーチ部分はオリジナル。遠方矢印には四角な塔(次の写真↑)は15mあり、キリスト教修道士の「柱上修業」の場だったという。 この砂漠のなかに住居が点在しています。さてその生活の糧はなんなんだろう。

  壁に展示されていた遺跡の絵図。矢印の塔が柱上修行の場。


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