部屋の前の通路がこの吹き抜けをぐるりと取り囲んでいます。下に見えているのが朝食レストラン。
食材がいっぱい並んでいました。こんなに早く駆けつけるのは私たちのグループだけみたいでした。
ホテルを出るとそこがオスロ駅。正面入り口は反対側らしい。私たちは、こちらから入っていっぱい並んでいるお店の中を通って改札口に入ります。
ベルゲン急行は、オスロからベルゲンまで489kmと聞いた。6時間30分を要してノルウェーを横断するのです。
8時を過ぎるというのにまだ夜は開けません。8時25分発、到着は14:59 長旅が始まります。
白壁のなんとも可愛いお家がありました。
11時になろうとしているころ。雪はまだわずかしかありません。列車は川に沿って森林地帯を走ります。
何両編成の列車であったのか知りません。長距離列車です。 もちろん食堂車も連結していました。私たちはお菓子ばかりといったランチをいただくのでした。また、トイレが大きい、車いすが2台も一緒に入れるような広さ。もちろんドアも大きい。自動でスルスルっと開くのです。念のために写真に収めておけばよかったのに。
荒涼とした世界が広がってきました。鉄道を紹介している書き物を見ると「列車でフィヨルド観光をしながらベルゲンに向かうルートは見逃せません」なんて書いてありますが、雪と氷に覆われていて何が何やら皆目見当がつきません。点在している家々は何を生業としているお家でしょうか。牧場をお持ちなのかな。と思えども牧舎が見渡らない。草が青く茂り、フィヨルドも眺められる、そんな時節に走ってみたいものだ。
鉄道の最高地点駅「フィンセ」1222mという数字がホテルであろう建物の周りに見受けられます。もうしばらく走った所にこの鉄道の最高地点1237mがあるそうです。
865mに位置するミュルダル駅。ここからもう一つの山岳鉄道フロム線が走っている。何年前だっけ、多分2000年、この鉄道に思い出があります。同じ車両に中国の旅人たちと一緒、中国の皆さんと一緒なんてことは初めての体験。いやその行動の激しさと会話の騒音に参ってしまった。このフロム鉄道では大きな滝を眺めたのもひとつの思い出ですが、バカみたいな話、中国グループとの出会いが、なぜかつよく思い出として残っているのです。日本人も海外旅行始めたころはこんなだったのかなあ~と。
ノルウェー第2の都市ベルゲンのきれいなお家が見えてきました。
このベルゲン急行は1日3往復走っているといいます。時刻表によると14時59分に到着としてありました。日本国に匹敵する正確さ、ノルウェー鉄道万歳だ。
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