世界の彼方此方へ行きたい

気ままな旅の様子を綴っていきます

日本のアルプス(2021季節感)

2021-02-24 | 季節感

 さんざんスイスアルプスを眺めてきて、ふと思いたった。「わが方にもアルプスはあるぞ」と。そこでスイス紀行の続編として南アルプスと中央アルプスを紹介することとしました。日本アルプスの本命、北アルプスは自動車で1時間30分も走らなければ顔を見せてくれませんので紹介できません。

 我が家から東を見れば、こんな感じで南アルプスが見えています。

 左に見えている山はたぶん間ノ岳3190m、富士山、北岳に次いで日本で3番目に高い山なのです。右のポッコリした山の名前は分かりません。

 高い山だけに明かりが残っています。

 左が仙丈ケ岳で右を大仙丈ケ岳2975mというそうだ。私はこの双頭の山が仙丈ケ岳だと思っていたのに二つの山だったとは、80年生きてきて初めて知るのでした。でも、何故大仙丈ケ岳の方が低いのでしょうか。

 我が家から北に向かって10分くらい車を走らせて、高台に登らなければ、こんな姿は見ることができません。

 「伊那スキーリゾート」今年は全く雪が降りません。人工雪にスキーヤーはパラパラ、こちらも新型コロナウイルスの渦の中。桜の木の間から暮れようとしているアルプスを写してみました。

 こちらは中央アルプス。我が家からはこれだけしか見えません。

 少しズームしてみました。

 ある時、ちょっといい雰囲気だな。とシャッター切った写真です。

 15分ぐらい 走って天竜川を渡って対岸に出ると中央アルプスのほぼ全景が見えてきます。矢印のところが我が家から見えていた空木岳。天竜川の向こう、段丘を超えたところに駒ケ根市の街が広がっています。【東に南アルプス、西に中央アルプスの3千メートル級の山々を、まちから望むことが出来る「ふたつのアルプスが映えるまち」】これが、この市のキャッチコピーなのです。・・・月刊誌「田舎暮らしの本」(宝島社)2月号で、全国の市町村を対象にした「2021年版住みたい田舎ベストランキング」が発表され、宮田村が村ランキング総合部門1位に選ばれた。同村は「子育て世代が住みたい田舎部門」でも1位、「若者世代・シニア世代が住みたい田舎部門」の2部門も2位と全4部門の全てで2位以上と広い世代の支持を得ている・・・こんな記事を目にした。この宮田村は、駒ケ根市と私が住む伊那市に挟まれた小さな村なんです。何故か総合部門の3位までが長野県の村になっているではありませんか。ひょっとして編集者が長野県人だったりして。が、ちなみに大きな市部門では愛媛県西条市、小さな市部門では大分県豊後高田市、町の部では島根県飯南町となっていました。

 こんなちょっとしたお休み処があった。夕陽の時間に来たらどんな色が見えるのでしょうか。西と東に見える二つのアルプスの雪景色は確かにきれいだと思う。でもスイスアルプスのようなわけにはいかない。夏になれば「ただの山」になってしまいます。残念ながらスイスには遠く及びません。

 後日、大寒波で荒れた日々が一段落した2月19日たまたま近くのホームセンターに来た。二つのアルプスがきれいに見えているのでした。あまりにも美しいのに、生憎カメラは持ち合わせていない。駐車場でスマホを手にパチリパチリと写してみた。こちらが南アルプス。手前にはリンゴ畑が見えている。

 中央アルプスは、このお店のすぐそこ。確かに駒ケ根市が謳う「ふたつのアルプスが映えるまち」に間違いない景色をとらえることができました。

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