一方の谷には「五花海」そしてこちら「五彩池」 それぞれの谷の代表的存在。長海を少し降ったところが五彩池。こちらは九寨溝のなかで一番小さい湖だそうです。まさに池なんです。行く先に見え隠れする青に胸わく。
木立の間からズーム捕らえた、この池の色は何色というんだろう。
階段に立ち止まって撮影していたら、5分と経たないうちにこの人の波。小さな池のまわりにあふれかえるのです。
見るものを魅了してやまないといわれるこの池面。天気や時間帯、角度によって様々に変化するという。この池への水の入り口は池の底らしい。そこから真っ新な水が沸々とわき上がる。池底の石が水の中とは思えない鮮明さ。一日ここにたたずんでいたらどんな色合いに出会えるのでしょうか。
まさに押し寄せてくるといったこの人・人・人。日帰り観光、一日だけでお帰りの皆さんは、超人気スポットを選択してのスケジュールなんでしょう。東洋人ばかり、欧米の皆さんの姿は何処にもありません。二日間の九寨溝で彼らを目にすることは、ほとんどなかったのです。
池に心が洗われての帰路、そこには園内を巡るシャトルバスが連なっていました。皆、ここ「五彩池」目指してのバスの列。このバスを利用しての観光は、1日券を買えば何時何処でも乗降自由らしい。集合時間の縛りがなく自分の思うがままの行動が取れることでしょう。
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