そこには歴史が（2023セイシェルno30)

　次の見学場所に着いた。ガイドの彼女にはセイシェルに着いた初日からマヘ島内での観光に携わってもらった。

　この島の歴史の一部を知る公園にやってきた。

　チケット売り場があった。うん素朴素朴。

　ヘンリー・ベン（宣教師かな・・?）を記念して造られた公園らしい。年を追って諸々の説明が書かれている。

　解放奴隷記念碑。2021年８月に除幕されたという。奴隷制が廃止されたのが1835年だというのに、なぜ2021年に記念碑なんだろう。1742年フランス人プランターとそのアフリカ人奴隷がセーシェルに定住したのがこの国のはじまりらしい。そして1814年イギリスが主権国に。1976年 (昭和51) セーシェルがイギリスから独立・・そんな歴史を持つという若いこの国だ。

　苦難の路を歩いたであろう記念碑の後ろ姿。

 

　この地に解放奴隷の子弟のための学校や寮が建設されたという。それらの痕跡がこれなのか。

 

　そこに展望台。歩いて行くと次の写真が。

　エリザベス女王が1972年この展望台の落成式に出席された時の写真 (上)   下の写真は、その時エリザベス女王殿下のもとで開港されたセイシェル国際空港の式典の写真らしい。

 

　展望台からはこんな眺めが。

　約１時間の見学を終えて次の目的地に。