夏と冬しかないとかいう国。でも、夏になる前のひとときはやはり春でしょう。枯れ野、いやこれから芽吹こうとしている草原だけ。なにも無いんです。行き交う車は無し。人家もない。道中何もないんですから、トイレは青空のもと。このトイレがいけません。ご覧のとおり木立ちも無ければブッシュもない。大変ですよこれは。
そうなんです。ナミビア共和国は、日本の約2.2倍の国土に札幌の人口(190万)にちょっぴり足した217万人しか生活していないんだそうです。人口密度が世界で2番目(1番はモンゴル)に低い国だという。
時たま大きなバウンドをいただきながら、約6時間ひたすら走り、夕暮れのなか今日の宿舎に到着でした。原野の中にロッジがあるだけ、周りにはどこを見ても何もないんです。さすが人口密度世界NO2の国だけのことはある。