S家の別宅

夫婦ふたりきりになりました。ふたりの生活をこれから楽しみたいなと思います。

春の嵐は通り過ぎて・・・

2012-04-04 16:36:36 | Weblog
きのう車から入園式にいく親子をみた。

お父さんとお母さん、新しい園児服の子ども。

横断歩道を渡るその子は、しっかり右手をあげて渡っていった。

わたしはもちろん横断歩道で止まって、ほほえましく見ていた。

かわいいな。


歩道橋を渡って小学校から新入の1年生がすごく元気よく学校から帰ってくる。


新しい春がはじまっている。

子どもたちは新しいお友達や先生に囲まれて始まる新しい春にとてもはりきっている。
パワー全開。

少しの不安も元気をだすことで、打ち消してるみたいだ。

4月は残酷な季節とうたったのは、イギリスの詩人エリオットだけれど・・・


     四月は残酷極まる月だ
     リラの花を死んだ土から生み出し
     追憶に欲情をかきまぜたり
     春の雨で鈍重な草根をふるい起すのだ。
     冬は人を温かくかくまってくれた。


わたしは花が苦手だから、わかる気がする

風景が明るい日差しにおおわれ、花が咲き乱れる春は、その明るさとその中に放り込まれる自分との
差に愕然として、自分はそのはなやかな色のなかにひたすら埋もれてしまうような感覚を
中学や高校の頃は感じたことがある。

そんな思いの中学生や高校生もどこかにいるかもしれないな・・・

明るさも淋しさも不安もみんなひっくるめて、春です。



きのうの嵐もこのへんはあまりたいした風も吹かず、夕方少し荒れたぐらい・・・
こだまは外を見ておもむろにまたこたつに逆もどり。

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