♪楽・楽・楽♪

楽しいことに囲まれて、頑張りすぎず楽に考える、そしていつでも音楽の流れる人生を・・・

週末。

2009-01-25 | オケのこと♪
この週末は久しぶりに2日間とも楽器尽くしの週末。
ほーんと久しぶり♪
家で発表の準備を・・・って思ったのに結局何もできなかったよー。
ま、間に合うのかしら。


お正月はいつも追いコンの練習なんかで何かしら弾いていたのに
今年はまったく楽器を開きませんでした。
12月中はずーっとお休みしていたし、1月も1,2回しかオケに出てなくて
2日間弾きっぱなしはとても久々だったのです。
だからたまには、そんな話も書いてみる、の巻。


アンサンブルをやりました。
モーツァルトのK563.
Vn,Vla,Vcのトリオです。

すごく良い曲だからと紹介されて、CDと楽譜を渡されて2週間。
すごく良い曲でした。

3本でも、こんなに厚く聴かせられるって天才は違う。
Es-durは、自分的に音程が安定しなくて合わせるのは難しかった上
いつもはカルテットでいるはずのもう一人、Vnの色んな意味で強い味方が不在。
色んな意味での精神的な支えはもちろんのこと、
音の不安さも増して緊張感もいっそう増えることがわかりました。

6楽章まであるんだけれどね。4が好きです。聞くのも弾くのも。
http://jp.youtube.com/watch?v=PBo1pg5bUik&NR=1
変奏がねー、いいよね。
なんで夏に聞いたとき意識を持って聴かなかったのか。惜しいことした。
改めて今聴き直して、もうちょっとちゃんと弾きたいと思った。練習したい。

5歳上のVlaさんと21歳上のVcさんは、とても安定した演奏をされる方々で
なんていうかー
豊富な経験とためになる知識と確固たる技術と激しいボケとツッコミで
土台を固めてくれるので、安心して楽しく弾けます。

とは言え、半年ほど付き合ってようやく2回目の通しで緊張が解けたかなぁ?
くらいにまで成長したかもしれないくらいのレベルではあるのです。

猜疑心豊かな私が一時期オトナ不信に陥った時は、
実はちょこっと集まり自体が億劫になってたりもしたし
どんな立場でいたらいいんだろうと悩んだりもしてたのですが・・・
なんか年下の自分たちを対等に扱って演奏してくれて
しかも本気でアツーく曲の良さを語ってくれたり
固くなったりしたらフォローを入れてくれるところなんかを見ていたら
そんな不安も解けてきて色々楽しくなってきました。

こんなこと書いていいんかなー・・・とか思いつつ(笑)


年上の方たちと一緒に弾かせて頂けるという経験は、なかなかできなかったことだし
精神的な一線を越えれば、すごく勉強になるし、頼れるところが大きくあります。

時間が余ってベートーベンのトリオもやりましたが
これまたEs-durだけど、一回弾いて気に入りました。
ベトベンはごまかせないから苦手意識があったんだけどシンプルなのがいい。
こういう知らない曲を教えてもらえて体験できる機会をもらえることも
最近じゃとってもありがたいなーと思えてきて
それこそ慣れてきたころにお別れ、ってのが残念です。
もう別れたら会えないだろうしなぁ・・・。


となりのトトロの話をすれば
一人は、リアルタイムでみた記憶がない。
一人は、小学校高学年で2本立ての火垂るの墓の映像が記憶にある。
一人は、子供をなだめるために一緒にビデオで見た。
と、かなり年代は違うことが分かります。


何が言いたいかというと・・・
音楽をやるのも結局、人との関係が大きいなって改めて感じた週末だったってこと。

あくまで私信だからね。
たぶん純粋に弾けてれば楽しいって人もいるとは思うんですが・・。


アンサンブルも、どんなに好きな曲、良い曲だったとしても
メンバーに不信があれば楽しめないものです。
今まで長く続いたアンサンブルメンバーは
何がどうであれ、やっぱりメンバーの良さが大きかったことは実感してるし
イマイチ楽しみきれなかったものは、意思疎通が図れなかったりとか
たぶん原因があったんだと思う。

オーケストラもおんなじで
たくさん人がいるから全員が満足して弾くなんてもう無理だ・・・
って投げ出したくなった時があったけれど
実際にそれをほぼ実現できている、実現しようとしているオケはあるわけです。
完成度は低いかもしれない、音程もバラバラかもしれない
だけどみんな楽しそうでコミュニケーションができてて自分も楽しい、っていうの。

ほぼ初対面ばかりの人たちとのオケの中で弾いていて
曲は良いし、みんなうまいし、弾いてればそれなりに楽しいけど、
なんかさみしいってことがあるんです。
あー、、、こんなこと書いていいのかなぁ・・・(苦笑)

なんだろう。
隣の人がどんな人なのか分からない。
トップがどういうことを考えているかわからない。
指揮者が何を伝えたいかわからない。
音は出ているけど、音色が冷たい気がする。
自分も、うまく曲に沿えない。
ただの練習不足なだけと言っていいのか。

それって結局オケの中での信頼関係がどうかってことなんじゃないかと思うのです。
少なくとも私の場合は「信頼が自信を紡いで音を生む」というチャートがある気がして
まずは人に心を開かないと音も開いていかないんだなーとぼんやり思っていたのでした。


こんなことを考えながら弾いているから、落ちるのだ。
他人が信じられないから、とにかく自分が弾くっていう考えもあるんだろうなぁ。
極限に行ったらそれもいたしかたないのかもしれない。。。


学生オケの何が楽しいかって
ずっと同じメンバーと毎日のように顔を合わせているうちに
このメンバーとやるのは信頼できる、安心できるっていう気持ちが生まれるから
音も出せる(はず)し、楽しく弾ける(はず)んだとおもうんだよね。


だから楽しく弾ける場所は大切にするべきなんですよねー。
弾ける場所が存在する有難味から、さらに贅沢を言ってしまうけど。


現実、そうも言っていられません。心を開かない私が悪い。
いかに楽しむかも重要事項。
仙台の最後のステージ?は、今月末と来月末!
時間の許す限り、こちら方面の音楽も楽しんでいきたいです。


あぁ、今日の2記事は暗くて失格。
ごめんなさい、ひとりですっきりしてます。

ブルー

2009-01-25 | ひとりごと(-o-)
なんだか最近、いろんな思いが交錯している毎日です。
よくわかんないけど・・・
B型は「安定した不安定な生き物」らしいので仕方ないわけです。


ここ数日、十数年ぶりに掘り返してきたスラムダンクを読み返していて
眠れない毎日が続いております。

名作だな。

昨夜は海南に負けてしまってゴリに「泣くな」と頭をくしゃってやられた桜木を見て
真夜中に泣きました・・・。
はなみちぃぃぃ。
バスケがしたいです、って気分になりますね。あれは。

4日前は水戸洋平、3日前はリョーチン、2日前は彩子さんに惚れました。
だけど、うちに25巻と28巻から最終巻の一個まえまでがないんだよなぁ・・・。
だれかー、持っていませんか。。。??


そんなスラムダンクの最後の刊行物が出るそうです。
試合5日後の話が、あまりの人気のために書籍化されるとか。
タイムリーなニュースだったのでうれしかったです。
記念すべき最後ですね。


金曜日、私は学生として最後の授業を終えました。
授業というか演習だけど、
あー、こうして学生が集まって大学内で授業を受けることは
何か間違いさえ起きなければもうないんだーって思ったら
ちょっとしんみり・・・。
人の講義や教育を受ける機会って貴重なものだよね。


土曜日、1年間ほどお世話になったオケに一応の区切りをつけました。
また遊びに来ていいよと言われたから、また行くかもしれないけれど。
5年間いたオケを離れる時に比べたら、別れるのもあっさりしたものだけど
それでもせっかく慣れてきたところで離れないといけないのは
ちょっとかなしい・・・。


ひとこま、ひとこま・・・
自分で気がつかないうちにいろんな「さいご」を迎えていることを
ふっと意識したら、すこーしだけゆううつなのです
まりっじぶるー。

ちがうかぁ。


「元気でがんばってね」
「東京行ったら遊んでね」
「こっち帰ってきたら声かけて」


全部うれしい言葉ではあるんだけど・・・
当の本人はまだ1月。これからが遊びの正念場。
まだ、あんまりそんなこと言わんといて。
先のことを考えて楽しくなることもある。
待っていてくれる人に会えるのも嬉しい。
だけど・・・。

同じ境遇で同じルートをたどるメンバーは
むしろ先の事など考えず、今を楽しむためだけに
3月までの毎日をどうするかの話になるのですが

ばかものの私は、こんな複雑な境遇から、暇な時間をつくりたくないと焦って
別に楽しくはない予定を毎日のように入れてしまったのでした。
旅行にもいけないじゃないか・・・。行くけど。。。


こんがらがったときは
ひとつひとつを清算していけば
必要なものが見えてくる

らしいよ。



「あんたはホームシックにもならなそうだね」って母。


どうかね。
初めての見送られ体験。
仙台シックに気をつけないとね。